
最近価格が急上昇したこともあり、「モナコイン」という仮想通貨に興味を持っている人が多いでしょう。
最近とても注目され始めているので、
- モナコインってどんな仮想通貨なの?
- 他の通貨と比べて特徴はどんな感じ?
- 将来性も知りたい!
そう思っている人も少なくないはず。

そこで今回はモナコインとはどんな仮想通貨なのか?を網羅的に説明していきます。
僕は正直初めの頃は、なんかふざけた感じのネタコインかなーくらいにしか思っていなかったのですが、結論からいうとポテンシャル半端ないです。
バカにしててごめんなさいって感じでした。(笑)
何がすごいのかは読み進めていただければ分かるはず。
ここでモナコインに関しては完璧に押さえておいちゃいましょう!
目次
モナコインとは?
引用:coinpost
モナコイン(monacoin)は2014年、旧2チャンネル(現5チャンネル)から生まれた日本発の仮想通貨です。
数ある仮想通貨の中でも、国産の仮想通貨といえば唯一このモナコインだけです。
「2チャンネル」もきっと多くの人が見たことがあるだろう巨大掲示板なので、そこから生まれた仮想通貨というとなんか親しみがわきますね。(リア充な人達からすると遠い存在かもしれませんが笑)
時価総額はもともと100位以下と低いポジションにいたのですが、最近一気にごぼう抜きして、2017年11月現在約「183億円」で「第41位」に位置しています。
1MONAあたりの価格は約330円を推移しています。
このモナコインはビットコインの兄弟とも言える、ライトコインからフォーク(分裂)した仮想通貨なので、あくまで基盤はライトコインだと思ってください。
まずはモナコインの基本概要をまとめておきましょう。
基本概要
以下、モナコインの基本概要です。
わかりやすくするために、ビットコインとライトコインとモナコインを比較してみました。
ビットコインについてまだいまいち理解できてない!って人はこちらの記事を参考にしてください。
※スマホの人は横にスクロールできます。
開発者 | 通貨単位 | ブロック生成時間 | アルゴリズム | 発行上限 | |
---|---|---|---|---|---|
ビットコイン | サトシ・ナカモト | BTC | 約10分 | Proof-of-Work | 2100万枚 |
ライトコイン | Charles Lee | LTC | 約2.5分 | Proof-of-Work | 8400万 |
モナコイン | わたなべ氏 | MONA | 約90秒 | Proof-of-Work | 1億512万枚 |
モナコインの3つの魅力や特徴

では、モナコインの魅力や特徴を紹介していきます。
他の仮想通貨とはひと味違った魅力がありますよ。
①.送金スピードがめっちゃ早い
上記で解説したモナコインの基本概要の「ブロック生成時間」を見てくれればわかるとは思いますが、モナコインは送金スピード(取引スピード)がとっても早いです。
「ブロック生成時間=取引スピード」なのでブロック生成時間が早いということは、=「送金・取引スピードが早い」ということです。
「モナコインは実用的だよ」と界隈ではしばしば言われていますが、その理由ともいえますね。
もともと、
「ビットコインの取引スピードが10分かかるなら、もっと早い送金ができる実用的な仮想通貨を作ろう」
ということで生まれたのが「ライトコイン」なのですが、そのライトコインよりも早い取引スピードを実現しているのがこのモナコイン。

スピード王です。(笑)
ただ、「じゃあ送金スピードが早い仮想通貨が良い仮想通貨なの?なんでビットコインは10分もかかる設計にしたの?」と思う人もいるでしょう。
結論からいうと、取引スピードが早い(ブロック生成時間が早い)=良い仮想通貨という訳ではありません。
なぜなら、「ブロック生成時間を早くすると、そのぶんセキュリティが弱まってしまう」という側面もあるのです。
つまり、送金スピードが早いからといって、「モナコイン > ビットコイン」とはならないってことですね。
ここは少し難しい話なので細かい説明は省きますが、ただ早ければ良いって訳じゃないということは覚えておきましょう。
②.実利用できる(決済手段として使える)
現状、存在する仮想通貨はほぼ全て投機目的以外には利用されていません。
もちろん本来は、そうではない別の目的のために生まれてきています。
例えばビットコインやライトコインは決済手段として。イーサリアムはスマートコントラクトを利用したプロジェクト。リップルは国際送金などの円滑化。などなどです。
ただ、まだ仮想通貨は世に出てきて浅いこともあり、現状は価格変動による投機手段でしかありません。
元祖仮想通貨であるビットコインでさえ、最近ビックカメラやマルイなどで決済手段として取り入れられるようになりましたが、まだまだ「浸透している」とは言えません。
それと比べて、このモナコインは決済通貨として利用できるプラットフォームが非常に多く存在し、実際に決済手段として浸透しているのです。
例えばAsk Monaという掲示板。
URL:askmona.org
ここは登録して投稿することによって、チップとしてモナコインをユーザ同士であげたりもらったりし合っています。
具体例としては、この掲示板でヤフー知恵袋のように疑問を投稿し、そこで良い回答をしてくれた人に、お礼としてモナコインを送ったりって感じです。
もちろん、自分がモナコインをもらうこともできます。
他にも、モナコインを使って様々なコンテンツが利用できるMonappyやツイッター上でモナコインを使用できるtipmonaというサービスなど、モナコインを投機目的でなく、決済手段として利用できるプラットフォームが数多く存在し、それが実際驚くほどに浸透しているのです。
これはある意味、「本来多くの仮想通貨が目指している姿を実現できている」と言えるでしょう。
③.モナらぶ!なコミュニティーが存在
モナコインは、旧2チャンネル(現5チャンネル)という掲示板から生まれた仮想通貨ということは説明しました。
そもそもモナコインの「モナ」とはアスキーアートで描かれた2チャンネルのモチーフキャラ「モナー」のことです。
↓このお方
引用:富裕層向け資産防衛メディア|ゴールドオンライン
単純に、熱心な2チャンネラーから、彼は愛されているのです。(笑)
でもこれは笑い事ではなくホントにすごい事なんです。
というも、どの仮想通貨にもその界隈にコミュニティーというのはあったりするんですが、その目的のほとんどが「投機による金儲け」なんですよね。
別にそれはそれで悪いことではないんですが、「仮想通貨を本来の姿である決済手段として浸透させていこうぜ!」というようなコミュニティは皆無に近いです。
一方、このモナコインはさっきいった通り決済手段として利用できるようなプラットフォームが多く存在しますし、実際に利用されています。
それはやはりモナ(モナコイン)が単純に愛されているからでしょう。
単純に「愛しているから、楽しいから」という理由できちんと決済手段として機能していることは他の通貨と明らかに違う点です。
このような純粋で主体的なコミュニティが存在する限り、モナコインが消えることはないでしょうね。
モナ、おそるべし。
モナコインのこれまでの価格推移
そんなモナコインですが、やはりあなたが気になるのは、
「で、価格の方はどうなんでしょう…?」
ということですよね。
これまでのモナコインの価格推移を見てみましょう。
引用:Zaif
公開されてからずーっと10円前後をうろうろしていたモナコインですが、10月くらいから一気に爆上げしていることがわかります。
最高値は「1MONA=600円」を超えていました。
現在は少し落ち着いていますが、それでも1MONA=335円前後と、少し前と比べてかなり高い水準で動いています。
高騰した理由は?
この高騰の一番の理由は、モナコインが国内最大級取引所であるビットフライヤーに上場したことが理由として挙げられます。
【Monacoin 取扱い開始!】
bitFlyer にログインし、「アルトコイン販売所」から「モナコイン」を選択してご利用ください。日本円から直接モナコインの売買が可能です。https://t.co/Q6xDbSjp5g pic.twitter.com/MjlLblMfuF— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2017年10月2日
今までモナコインは国内取引所ではZaifとbitbank.ccでしか扱われていませんでしたが、10月2日からビットフライヤーがモナコインを取り扱うようになりました。
ビットフライヤーは国内でも一番規模の大きい取引所なので、そんな取引所で扱われるようになったことからモナコインへの期待感が高まり、価格が急上昇しタンですね。
これが仮想通貨の面白いところでもあります。
ビットフライヤーは安心感のある大手取引所なので、まだアカウントを開設していない人は開設しておいたほうがいいでしょう。
モナコインが買える取引所

ビットフライヤーが取り扱うようになったので、2017年11月現在、モナコインが購入できる取引所は、Zaif、ビットフライヤー、bitbank.ccの三社になります。
これら三つの取引所は、現状で全て金融庁から仮想通貨交換業者として認定されている取引所なので、安心して利用できるはずです。
どこから買うのがおすすめ?
今説明した通り、モナコインは上記の取引所から購入できるんですが、
「どこの取引所から購入するのが一番おすすめなの?」
と考えている人もいるでしょう。
結論からいうと、モナコインを購入するのにおすすめな取引所はZaifで間違いないです。
URL:https://zaif.jp/
いくつか理由はあるのですが、一番の理由は、
- 他の取引所よりも割安で購入することができるから
です。
なぜ安く買えるのか?というと、Zaifの場合取引板を利用したいわゆる「取引所購入」ができるのですが、ビットフライヤーでモナコインを買うには「販売所購入」するしかないからです。
取引所購入と販売所購入の違いは以下で詳しく説明しているのできになる人は見てみてください。
なので、少しでもお得にモナコインを購入したいと考えている人は、Zaifから購入することをおすすめします。
モナコインの懸念材料
モナコインは他の仮想通貨と比べていろんな特徴がありましたね。
特に、他の仮想通貨が実現できていない決済手段としての役割を果たしているところはマジですごいと思います。(2チャンネラーの愛もすごい)
ただ、「じゃあモナコインは一番すごいのか?」というと、もちろんそんな単純な話ではありません。
確かに決済手段としての浸透や、それを純粋に盛り上げているコミュニティの存在はすごいんですが、仮想通貨としての根本的な技術はやはりイーサリアムやビットコインのほうがすごいと僕は思っています。
元を辿ってみるとモナコインは、結局はビットコインを補てんする形で生まれたライトコイン、そのライトコインからフォークした仮想通貨なんですよね..。
だから、例えばイーサリアムやリップルなどのように「大手企業や大手銀行が参入してきたり」みたいな事はないんじゃないでしょうか?
もちろん大企業が参入したから=すごいって訳ではないかもしれませんが、モナコインはそこまで大きな規模感の仮想通貨ではない..と思います。
まあ、そもそもモナコインは2チャンネラーから圧倒的に支持されていて、「それで十分」的な感じもあるので、それはそれでいいのかもしれないですけど。
モナコインの今後の将来性

「なんかすごいって言ったり、すごくないって言ったりしてるけど、結局どうなの?」
「今後の将来性を教えてよ!」
そうですよね。ちょっとどっちつかずな流れになってしまいました。
根本的な技術は主要仮想通貨に敵わないのは間違いないと思うので、「ビットコインに取って代わる」みたいな事は起きないでしょう。
ただ投機的な面でみると、僕の考えでは、「中・短期的な価格上昇は全然起こり得る」と思います。
例えば今回もビットフライヤーに上場した事によって、価格が一気に高騰しましたよね。
これと同じようなことが今後も考えられるので、「投機」として考えると、将来性は大いに有りでしょう。
個人的には、もしコインチェック(※安全確認が終わるまでZaifでの開設をオススメします)あたりに上場するとかってなったらまた価格の暴騰が起きると考えています。
コインチェック(※安全確認が終わるまでZaifでの開設をオススメします)は国内での現物仮想通貨取引量がNo.1なので、モナコインもここに上場したらかなりアツいでしょうね。
超リスキーなビットコインFXが流行っているのでビットフライヤーFXがかなりの取引量を占めていますが、現物取引では相変わらずコインチェック(※安全確認が終わるまでZaifでの開設をオススメします)が一位です。
コインチェックは将来性のあるアルトコインを数多く扱っているので、最低限開設しておくべき取引所でしょう。
という訳で、モナコインは数年〜という長期的な目線では微妙ですが(ただ、 無くなる事はないでしょう)、投機的に売買するのであれば、まだまだ将来性は大いにあるというのが僕の結論です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はモナコインに関して解説してみました。
国産の仮想通貨。なんか愛着がわきますよね!
決済手段としても活躍しているあたり、僕はとても好感を持てました。
あなたはどう思いましたか?
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