【絶対理解できる】株式投資とは何かをわかりやすく解説してみた

突然ですがあなたは、

株式投資を詳しく知りたい!けど難しそう…
調べてもわかりずらいし、でも本買うのは面倒!

なーんて思ってませんか?つまり、簡単に、わかりやすく、株式投資ってなんなのかを知りたいと。

今回はそんな願いを叶えるべく、「株式とは?」を図解入りでめちゃめちゃわかりやすく説明して行きます!

1000人の投資家をコンサルティングしてきた中で感じたわかりずらいところや、理解のコツを踏まえて解説します!

それではどうぞー!

そもそも、「株」とは?

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まず、「株」とはなんなのか?をわかりやく説明していきますね。

株とは、企業が事業資金を調達するために、発行しているものです。
企業は、投資家が株を買ってくれた資金等を使って事業を拡大します。
「株を買う」ということは、株を発行している企業に出資を行い、事業資金を提供していることを意味します。
また、株の大きな特徴として、買った株を第三者に転売することができます。

参照

これでは少し難しく聞こえるかもしれませんね。

簡単に言うと、会社が活動するためにはお金がいりますよね?そのお金を集める一つの方法がこの「株(株式)の発行」なんですね。

「株=ギャンブル」みたいな捉え方をされることも少なくないですが、全然そうではなくてむしろ、「株=企業の応援」の方が近いですね。

どうゆう仕組みなの?

ではその株式がどうゆう仕組みで発行されているのかというと、

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参照

こうなっています。

むむ、ようわからん…

って感じですよね?大丈夫です、簡単に説明していきます。

まず、株式を発行したい会社は、金融商品取引所(主に東京証券取引所)に登録します。

次に投資家ですが、投資家は株式を買いたいと思ったら会社や取引所に直接行くわけではありません。

その「取引所」と「投資家」の間に「証券会社」が入ってくれます。

証券会社が、買いたい、売りたいを取り持ってくれることで取引を行うことができるんですね。

株を発行する理由は?

会社がなんで株式を発行するのかというと、上でも説明してありますが、
その理由はズバリ、資金調達です。

会社が資金を集める方法は大きく3つあります。

  1. 銀行から借りる
  2. 友人(企業)から借りる
  3. 株式発行

になります。

2.に関してはなんとなくわかりますよね?1.の銀行から借りるというのも一般的な資金調達の方法です。ドラマの「◯沢直樹」なんかがイメージに近いですかね。

ただ、銀行などの金融機関から借りるということはもちろん利子や、返す義務があります。それに比べて、株式は利子も株主に返す必要もないので気にせず会社の活動に資金を当てることができます。

え、借りパク的なこと?(笑)

いえ、そういう意味ではありません。株主が資金を回収する方法は次で説明しますね。

どんなメリット、魅力があるの?

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株主が資金を回収する方法を、メリットや魅力なども合わせて説明します。

値上がり益(キャピタルゲイン)

値上がり益とはシンプルに、株価(会社の価値)が安い時に買って、高くなった時に売ってその差分を得るということですね。

例えば、1株1000円のA株式会社の株式を10口(株式の単位)買うとします。
その後、株価が上昇し、1株2000円の価値になりました。そこで持っている10口全てを売れば、(2000円 – 1000円 ) × 10 = 10000万円の利益になりますね。

これが、株式投資において一番メジャーな利益を上げる方法になります。

配当金(インカムゲイン)

配当金という単語は聞いたことがあるかもしれませんね。配当金とは、会社が株主に対して、「資金を出してくれてありがとう!」という気持ちでお金を配ることですね。

これは会社によって若干違うのですが、

  • 年間1 or 2回
  • 年間0~5%
  • 会社が利益が出ていなくてももらえる可能性あり(逆もしかり)

って感じになっています。もちろんもらえる回数や額が増えたり、減ったりすることもありますのでしっかり調べておきたいですね。

株主優待をもらえる

これは「◯谷さん」などのおかげで有名になりましたね。あの株主優待を求めてチャリで爆走する姿はクセになります。(笑)

配当金に似ているのですが、会社側が「株主になってくれてありがとう!」という気持ちを込めておくるものです。

内容はその会社の商品を3,000円分もらえたり、施設の無料利用券がもらえたりと、それぞれの会社によって変わってきます。

中には、実施していない会社もあるので、おまけ程度でとらえてもいいかもしれませんね。

株主総会に参加できる

株式を買う、資金を提供するということは、その分だけ会社のオーナーになるということでもあります。

そこで、その会社の方向性を決める、「株主総会」というものにも株式を持っていれば参加することができます。

会社の中身を自分の目で見て、耳で聞いて、判断と貢献ができるというのは魅力の一つですよね。

逆にデメリットは?

メリットや魅力を取り上げてきましたが、もちろんデメリットもあります。
それは、損失を負うことです。

それではどういう時に損失を負ってしまうのかを説明しますね。

倒産リスク

これは当たり前ですが、株式を持っている会社が倒産してしまうとその株式は「無価値」になってしまいます。

取引所で取り扱われている会社は経営基盤がしっかりしているところが多く、そう簡単に倒産することはなかなかありません。

ですが、絶対はあり得ないので、現在の株価だけでなく、過去の業績や将来性などをみてしっかり会社を選ぶ必要がありますね。

下げに対応できない

これは値上がり益の逆ですね。

株主が利益を出す方法は上で説明している値上がり益か配当金しかありません。
なので、自分が買った時点の株価より、業績不振や、不景気などによって株価が下がってしまった場合はその買った分が損失になってしまいます。

損失を認めず、売ることができずに株価を持ち続けることを「塩漬け」と呼んだりもします。今後その株価が上昇する見込みがあるのなら、一定期間保有するのもありですが、そうでない場合はあまりおすすめできませんね。

デメリットをカバーするには?

でも、デメリットはこれくらいですね。そして、このデメリットも適当にやったりしなければ、ある程度カバーできます。

そこまでめちゃくちゃ勉強しなくても、セオリー通りやるだけでも多少の利益を上げることなら難しくありません。

投資における大事な心構え

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株式投資に関して説明してきましたが、投資全般をやる上での大事な心構えもあります。上で説明しているデメリットのカバーにも大きく役立ちますし、これを意識、実践できているかによって結果が全く違ってきますよ。

余剰資金でやるのが基本

これはもちろんですが、生活費などを使ってギリギリの資金でやるのはおすすめしません。

負けられないお金でやると、それこそ、「投資家心理」に負けてしまいます。

分散投資するのが基本

卵はひとつのかごに盛るな

参照

という格言が有名ですが、まさにその通りです。

一つに絞って投資をしていると、それがダメになってしまった時にカバーできないということですね。

株式投資においても、値下がりによるリスクを分散するために、違う会社の株をいくつか保有することが主流になっています。

ここで注意が必要ですが、同じような業界の会社の株をいくつか持っていても景気的な要因を受けやすいため、リスクの分散になりません。違う業界の会社の株式を保有することによって、値下がりリスクを下げることができます。

株式投資の中で分散することもできますが、種類が違う投資をいくつかやってリスクを分散するということも賢い方法ですね。

例えば株式の他にも、

  • 24時間取引ができるFXで臨機応変に!
  • 日経225先物で高リターンを狙う!

などを組み合わせるといったような、種類や特性の違う投資を組み合わせることによって、互いのデメリットを補いつつ資産形成していくことができます。

どうすればできるの?

株式投資に関してなんとなくはわかってきたけど、実際どうすればできるの?

ここまで読んできたあなたならそう思っているはず!なので、実際の取引のやり方を簡単にでも説明しますね。

株式の購入は直接会社にいくわけではなくて、証券会社を使って株式を購入します。ざっくりとした流れで言えば、

  1. 証券口座を開く
  2. 銘柄を選ぶ
  3. 注文する

こんな感じです。売る時も一緒ですね。売りたい人と買いたい人の間に証券会社が仲介に入ってくれて、取引が成立します。

1万円以下でもできる

株を買うとなると、

けっこーなお金がないとできないんでしょ?

と思ってしまう人も多いですよね。でも実はそんなこともないんです。

ミニ株といった、1000円単位で取引することができるものもあったりと、イメージよりもかなりやりやすくなっているんです。

まとめ

いかがでしたか?株式とは?株式投資とは?に関して簡単に説明してみました!

思っていたよりも簡単でしたよね?会社員の中には、株式会社に勤めているのに株式に関して詳しくはわからない、というちょっとやばい人もいます。(笑)

ちょっと勉強すれば、ちょっとやってみれば、世界はがらっと変わります。

これを機に、あなたも世界を変えてみてはいかがでしょうか?