マネックスによるコインチェックの買収が決まりましたね!
当時コインチェック事件が起きて、「みなし業者」がすごい騒がれていましたね。
やっぱり認可されて安全な取引所つかいたいな
なんて思われた方も多くいたことでしょう。
確かに、過去にも取引所関連で大きな事件などありましたから、しっかり金融庁に認可を受けた取引所を使うべきです。

でも認可されてる取引所とかわかんない。
それに取引所って色々あるから、どれが自分にあってるかわからないよー
なんて方も多くいると思います。
そんな方のために今回は、金融庁に認可された仮想通貨取引所の中から、あなたにぴったりなおすすめ取引所をご紹介します。
仮想通貨取引所の総合的なランキングを知りたい!という人は以下の記事でどうぞ。
17社比較!仮想通貨・ビットコイン取引所おすすめランキング【日本&認可済】
そもそも取引所が認可される基準って何?
仮想通貨取引所として金融庁が判断する条件はこちら。
- 資本金が1000万円以上で黒字であること
- 顧客資産を分別して管理していること
- 外部監査の義務
- 口座開設時の本人確認の実施
- 仮想通貨交換業を適正に遂行できる環境であること
判断条件として難しくはなさそうな内容ですが、これらを金融庁が判断し、取引所を認可するか決めます。
ちょっと「ん?」ってなってしまった方は、こちらを読んでみてください。
2017年の4月に金融庁が改正資金決済法を施行しました。
(2017年と言えば仮想通貨が軒並み急上昇した年でしたね。)
この施行により金融庁に認可された「仮想通貨交換業者」でしか、取引所の運営ができなくなりました。
改正資金決済法が発表されてから6ヶ月間は登録への猶予期間となり、その期間は仮想通貨交換業を行なっていた取引所は「みなし業者」とされます。
みなし業者は、申請を出してから2ヶ月間は業務を続けることができ、申請結果が開示されるまで業務可能期間は延長される仕組みです。
ハッキング事件にあったコインチェックもみなし業者でしたね。
コインチェックがみなし業者だったのに2ヶ月以上運営できていたのはこのためです。
ホワイトリストを扱う取引所は認可されやすい?
結論として言えば、仮想通貨のホワイトリストを扱っている取引所が認可されやすい傾向があります。
皆さんはホワイトリストって言葉聞いたことありますか?
これは、金融庁が認めた仮想通貨のリストになるんです。
当時コインチェックがみなし業者だったことに触れましたが、それは実はこのホワイトリストに関係があります。
というのも、このホワイトリストに認定されている仮想通貨を扱っている取引所は、金融庁から仮想通貨交換業者として認定されやすいんです。
逆にコインチェックは当時、マイナーな通貨も含めた13種類という、幅広い通貨を扱っていたために金融庁からの認可を受けづらかったとも言われているんですね。
その中でも特にダッシュ、モネロ、ジーキャッシュといった匿名性の高い通貨が問題なのではないかと言われてました。
実際、今後コインチェックは今の3つの通貨を売買中止にするという方針にしたみたいですからね。
銘柄 | 主な取扱業者 |
---|---|
ETH (イーサリアム) | Zaif bitFlyer bitbank.cc |
ETC (イーサリアムクラシック) | bitFlyer Xtheta(リニューアルのためサービス停止中) |
CICC (カイカコイン) | Zaif フィスコ仮想通貨取引所 |
XCP (カウンターパーティー) | Zaif Xtheta(リニューアルのためサービス停止中) |
QASH (キャッシュ) | Liquid by Quoine |
CMS (コムサ) | Zaif |
ZAIF (ザイフ) | Zaif |
SJCX (ストレージコインエックス) | Zaif |
Zen (ゼン) | Zaif |
NCXC (ネクスコイン) | Zaif フィスコ仮想通貨取引所 |
XEM (ネム) | Zaif Xtheta(リニューアルのためサービス停止中) |
BCY (ビットクリスタル) | Zaif |
BTC (ビットコイン) | Zaif bitFlyer bitbank.cc |
BCH (ビットコインキャッシュ) | Zaif bitFlyer bitbank.cc |
FSCC (フィスココイン) | Zaif フィスコ仮想通貨取引所 |
PEPECASH (ぺぺキャッシュ) | Zaif |
MONA (モナコイン) | Zaif bitFlyer bitbank.cc |
LTC (ライトコイン) | bitFlyer bitbank.cc GMOコイン |
LISK (リスク) | bitFlyer |
XRP (リップル) | bitbank.cc GMOコイン Liquid by Quoine 他4社 |
ホワイトリストについてもっと詳しく知りたいって方はこちらの記事を参考にしてみてください。

なのでもしこれから、「新しい通貨がホワイトリストに加わった」なんてニュースが飛び込んできたら、その通貨が日本に認められたという事にもなって価格が高騰する材料にもなりますよね!
金融庁に登録されている取引所一覧
金融庁に認可された取引所一覧はこちら
取引所名 | サービス | 取扱銘柄数 |
---|---|---|
bitFlyer | 取引所/販売所 | 7種類 |
Zaif | 取引所/販売所 | 5種類+10種トークン |
bitbank | 取引所/販売所 | 6種類 |
GMOコイン | 販売所 | 5種類 |
DMM Bitcoin | 取引所/販売所 | 2種類※ |
BitTrade | 取引所 | 6種類 |
BITPOINT | 取引所 | 3種類 |
FISCO | 取引所 | 3種類+3種トークン |
Liquid by Quoine | 取引所 | 4種類+1種トークン |
Bitgate | 取引所 | 1種類 |
BTCBOX | 取引所 | 4種類 |
マネーパートナーズ | 準備中 | - |
SBIバーチャルカレンシーズ | 準備中 | - |
ビットアルゴ取引所東京 | 準備中 | - |
Xtheta(シータ) | 休止中 | - |
BITOCEAN | 準備中 | - |
取引所/販売所 | 13種類 |
国内で金融庁に認可された取引所は16業者あります。
これだけ認可された国内取引所が多いと、どれを開設したらいいか迷ってしまいますよね。
この中からおすすめ取引所を紹介していきます。
認可された取引所からおすすめ取引所を紹介
自分にあった取引所を探すには、自分が「どの通貨に興味があるのか」ってのが大切です。
取引所ごとで違いはもちろんありますが、「この通貨ならこの取引所」みたいな感じで覚えて行きましょう。

この4社で口座を開設すれば、まず間違いなく困ることはないでしょう。
- ビットコインを一番安く買いたい方はZaif
- 1番のセキュリティを求めている方はビットフライヤー
- リップルを購入したいって方はビットバンク
- ちょっとマニアックな通貨も手を出したいって方はバイナンス
バイナンスは海外取引所になってしまうので少し開設までのハードルが高くなってしまいますが、興味がある方は開設してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は金融庁から認可を受けた取引所の中から、おすすめ取引所を紹介しました。
もちろん金融庁に認可されているからって絶対安心!なんてことはないので、ウォレットで管理するなどしてしっかり安全面の対策をしておきましょう。
特に興味のある通貨もないけど仮想通貨取引初めてみたいって方は、他にもいろいろな記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。