【騙されないで】仮想通貨トロン(TRON)とは?詐欺の可能性も?

この記事にたどり着いたということは、あなたはきっと【草コイン】に興味があるんでしょう。

中でも特に気になっているのが【TRON(トロン)】ですね。

そこまでメジャーな仮想通貨って訳ではありませんが、それでも時価総額は第11~15位に位置していて、意外と今後くるかもって思ってしまうコインです。

なので、今回は、そんな仮想通貨「トロン」について徹底的に調べ上げました。

この記事を読めば、トロンがどんな通貨なのか、将来性はあるのか、など全て理解できちゃいます!

それではさっそく見ていきましょー。

仮想通貨トロンってなに?


引用:tron.network

TRON(トロン)とは、2017年8月にICOが公開された、中国で誕生した仮想通貨です。

通貨単位TRX
発行枚数1000億TRX
公開2017年8月
創業者Justin Sun
公式サイト公式サイトへ

トロンは、公開されたICOがたった30秒で完売してしまったほど、最初から注目が高かったコインです。

30秒って早すぎですねww

また、トロンのパートナーシップにジハン・ウー氏のいる会社もいます。

ジハン・ウーってだれ?

って思う人もいると思いますが、ジハン・ウー氏は中国にあるマイニング企業「BITMAIN社」の共同設立者です。

つまり、世界最大のマイニング集団のボスってイメージですね。

そんなマイニング集団のボスも関わっているトロンは、最初にも言ったように2018年4月21日現在の時価総額が約4000億円で第12位となっています。


引用:coinmarketcap.com

おお!このモネロの次でダッシュネムよりも時価総額が上にいますね。

なのに価格はまだ1TRX=約6円

今買ったら、ワンチャンありそうなコインですね。

でもまずは特徴をしっかり理解していきましょう。

【10円以下!?】価格が安すぎるオススメ仮想通貨7選とその特徴

トロンの4つの特徴

トロンは、「エンターテイメントシステムの構築」を目的として作られた通貨と言われています。

んん?なんだそれ?って感じですよね。

例えば、近年「youtuber」という、自分で動画を作成してそれを世の中に発信することで広告収入を得る職業が注目されていますよね。

ヒカキンさんとかね。

さらには、SNSなどを通じて、組織や会社に所属せずに自分一人で情報を世の中に発信することができる時代になっています。

この流れは、今後もどんどん発展していく気がしますよね?

仮想通貨トロンは、こうした時代の流れに乗った、「コンテンツエンターテインメントの発展」を支援するための仮想通貨ってわけです。

トロンの特徴をもう少し詳しく見ていくと、

コンテンツの分散管理
トロンは、デジタルコンテンツをブロックチェーン上にアップロードし、それを世界中の(個人)コンピューターで分散管理します。

アップロードされたコンテンツはブロックチェーン上に保存されて、みんなで管理するので、トロンネットワークは運営者(管理者)が必要ないんです。

つまり、Youtubeや、Twitterなどを介さなくても、誰かがアップしたコンテンツを直接見ることができるようになります。

コンテンツ作成者とユーザーを直接繋ぐ
運営者が必要なくなるので、コンテンツを見たユーザーは「いいね!」と思ったコンテンツ作成者に直接コイン(報酬)を渡すようになります。

コンテンツ作成者は、コンテンツを提供して普及すればするほど、デジタル資産(コイン)を得ることができます。

データの解放
コンテンツ作成者は、作ったコンテンツをブロックチェーン上にアップして保存するので、無料で無制限に文字や写真、オーディオなどビデオを含むのコンテンツを保存して普及させることができます

そして、ブロックチェーン上にデータはずっと保存されるし、改ざんされる心配はありません。

パーソナルICO
コンテンツ作成者は、自分で自由に個人のICOを作ることができ、そのICOを分配することで資金を募ることが可能です。

ユーザーは、そのICOを買うことでコンテンツ作成者への投資につながります。

そして、コンテンツ作成者が作ったコンテンツが普及していけば投資をしていたユーザーも配当などの形式で大きなリターンを得ることができちゃいます。

という4つがあります。

これまでの価格推移

トロンのこれまでの価格推移はこんな感じ↓。


引用:coinmarketcap.com

トロンは2018年の年始に価格が約4円から約30円と7倍に急上昇しました。

その理由は、トロンの代表者であるJustin Sun氏がツイッター上で、トロンは世界的大企業との提携を行う予定であることを発表したから。

それで一気に約650%の上昇率wwやばいっすね。

てか、Justin Sun氏、イケメンですね。笑

しかし、2018年1月5日頃に天井を迎え、そこから急落しています…

こんな怖い相場はなかなかないです。

それから現在は、約4~6円ほどで落ち着いて推移していますが、またいつ乱高下するかわかりませんね。

トロンの購入ができる取引所

トロンを買うならおすすめはBinanceです。

【超便利】バイナンス(binance)の使い方は?特徴/手数料/入出金(送金)/も紹介

国内だったらココ!って言いたいところですが、まだ日本の取引所では未上場なので購入できません。

なので、海外取引所での購入のみとなります。

バイナンスの他にもLiqui、HitBTC、OKEx、YoBitなどでも購入することが可能ですが、安全性、取引量、使いやすさ、手数料など全てを考慮したらバイナンスがイチオシです。

バイナンスはトロンの他にも約100種類の仮想通貨を取り扱っていますので、トロン以外の草コインもついでに買えちゃいます。

国内取引所で取り扱っていない草コイン買いたいなら、バイナンスを開設しておけば十分です。

Binance公式サイトへ

ただ、一つだけ注意点があります。

それは、日本円から直接トロンの購入ができないってこと。

なので、

国内取引所で日本円からBTCかETHを購入

BTCかETHをバイナンスへ送金

バイナンスでBTCかETHからTRXを購入

って流れになります。

めんどくさっ!って思うかもしれませんが、とっても簡単です。

ちなみに、ビットコインを買うならbitFlyer、イーサリアムを買うならZaifがおすすめ。

まだ日本円での準備しかしていない人は先にビットコインかイーサリアムを購入しておきましょう。

ビットコイン購入はこちら

イーサリアム購入はこちら

トロンの今後の将来性は?

それでは、あなたが一番気になるであろう今後の将来性について解説していきます。

先に僕の結論を言うと、「トロンは短期的にはまた価格が上がる可能性があるけど、長期的な投資はおすすめしない!」です。

え、こんだけ紹介しておすすめしないのかい!!

って思うかもしれませんが、長期的にはおすすめしない理由としていくつかのメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット①複数の大手企業と提携

トロンが提携している企業はこちら↓

Peiwoとの提携
トロンの創業者であり代表者のJustin Sun氏は、中国で大人気の1,000万人の利用ユーザーを誇る音楽ストリーミングサービス「Peiwo」のCEOでもあります。

仮想通貨トロンの導入により、仮想通貨に馴染みのない「Peiwo」ユーザーや、トロンに興味のないユーザーも自然と使わざるを得なくなります。

結果的に、トロンの認知度向上や価格上昇が期待できますね。

oBike(オーバイク)との提携
オーバイクは、シンガポール発の自転車シェアリングサービスをしている企業です。

オーバイクの利用者は1,000万人以上とも言われており、現在はスマホアプリで利用して、支払いはクレジットカードやデビットカードとなっています。

が、今後はこの支払いが仮想通貨のトロンになる予定です。

Game.comとの提携
Game.comは、中国発のブロックチェーンのゲームコンテンツを中心とした、オンラインゲームプラットフォームです。

ブロックチェーン上でゲームコンテンツの作成していくので、ブロックチェーンを使ってデジタルコンテンツを保存するトロンの特徴と似ているところがありますね。

Baofengとの提携
Baofengはユーザー数2億人を超える、中国の動画ストリーミングサービスを行う企業です。

Baofengとの提携は、トロンの主なプロジェクトの立ち上げと運用のための構造を提供し、ブロックチェーンベースのオンラインエンターテインメントの開発のための確かな基盤を構築することを目的としています。

GSC.socialとの提携
GSCは世界中に何億人ものユーザーを有するソーシャル・ネットワーキング・チェーンです。

FacebookやWeChatなどの集中型ソーシャルネットワーク間の壁をなくすことを目的としていて、ブロックチェーン技術を使って社会システムの共同開発を促進することを発表しました。

メリット②日本の取引所に上場予定!?

2018年1月14日、Justin Sun氏がツイッター上で「日本の金融庁にトロンのホワイトリスト入りに向けて申請書を提出しました。」とつぶやきました。

実際に上場すると価格は高騰します。ほぼ確で。

以前にモナコインリスクbitFlyerに上場した時にも、価格が上がりました。


引用:coinmarketcap.com

引用:coinmarketcap.com

一時的な高騰があり、一旦は価格が下がりますが、大手取引所に上場したら知名度もグッと上がるので、その後またじわじわと価格が上がっていきますね

次はあのコイン!?これから大手取引所に上場する仮想通貨を予想してみた

デメリット①トロン10年計画

トロンは、公式サイトで10年先までのロードマップが公開されています。

トロンのロードマップまとめ↓

  1. Exudos (2017年8月~2018年12月)
  2. Odyssey (2019年1月~2020年6月)
  3. Great Voyage (2020年7月~2021年7月)
  4. Apollo (2021年8月~2023年3月)
  5. Star Trek (2023年4月~2025年9月)
  6. Eternity (2025年9月~2027年9月)

詳しくは、僕もよく分からないんですが、これから5回のアップデートがあるようです。

デメリットと書きましたが、アップデートがうまくいけばメリットになりますね。

ただ、10年スパンの計画が長すぎるっていう批判が多いみたいです。

デメリット②でも詐欺コインかもしれない…

巷では、トロンって詐欺コインじゃね?という疑惑が浮上していて、話題となっています。

その疑惑というのが、

  • 開発が全然進んでいない?
  • ホワイトペーパーが他のパクリなんじゃね?
  • 代表者のJustin Sun氏がトロンを売却していた?

ってのです。3つもあるなんて…

結論として、トロンのプラットフォームはまだ完成しておらず開発段階にあるため、現時点では詐欺かどうかを判断することはできません。

しかし、詐欺の可能性はゼロではないでしょう。

これらを受けてJustin Sun氏自身も、詐欺と言われることに対してツイッターで「すべての詐欺疑惑を払拭する最善の方法は何か。それは多くの提携先、多くの開発者、多くの取引所と更なる努力だ。」という発言をしています。

その発言のとおり、大手企業との提携を次々と発表し、また日本の仮想通貨取引所への参入も計画されています。

ただ、今後どうなるかは分からないので、短期的には値上がりの可能性はありますが、長期的な投資はかなりリスキーですね。

【おまけ】他におすすめなコインはコレ!

トロンは、今後価格が上がるかもしれないですが、ぶっちゃけ怪しさがあります。

まあ詐欺コインでも価格が上がる(短期的にだけど)可能性はあるので、短期的なワンちゃんを狙っている人はありかもしれません。

ただ、長期的な保有、値上がりを狙っている人には、他のコインをおすすめします。

僕のおすすめは、

です。

これらは、まだ価格も安いので、狙い目コインです。

【10円以下!?】価格が安すぎるオススメ仮想通貨7選とその特徴

イーサリアムクラシック、リスクを買いたい人はbitFlyerがおすすめ。


ネム、リップルを買いたい人はZaifがおすすめ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は仮想通貨トロンについて解説しました。

トロンは、短期的には狙い目かもしれませんが、長期的な投資にはあまりおすすめしない仮想通貨です。

詐欺なのか詐欺じゃないのかにも注目が集まるところですね。

今後どうなるのか楽しみですが、投資するなら他のコインにも分散投資をしておきましょう。

この記事の後によく読まれてます

【2018年版】仮想通貨ICOの一覧がみれるサイトまとめ!過去の事例から注目案件まで 本当の仮想通貨格付けランキング!著名人・有識人の意見も総まとめ 【5分でわかる】仮想通貨の草コインとは?意味から投資方法まで解説! 【図で分類】仮想通貨ごとにおすすめの取引所をまとめてみた