最近はずっと下降気味だった仮想通貨市場も少しずつ上昇してきましたね。
この記事を読んでいるあなたも、
「Zaifトークンって買っておくべきなのかな?」
「ザイフがフィスコに事業譲渡したらしいけど、ザイフトークンは今後どうなるの?」
「上がるの?下がるの?」
「保有してるザイフトークンってどうしたらいい?」
なんて思っているのではないでしょうか?
ザイフトークンとは、「仮想通貨取引所Zaif」が発行している独自トークンのことですが、ザイフは2018年9月にハッキングを受けた影響により、フィスコ仮想通貨取引所に譲渡されることが決まりました。
参考:ザイフ運営会社:仮想通貨交換事業を譲渡 解散へ – 毎日新聞
となると、「今後ザイフトークンはどうなるのか?」が気になるところですよね。
そこでこの記事では、ザイフトークンの今後の将来性について徹底的に分析してみました。
ぜひ参考にしてください。
そもそもZaifトークンってどんな通貨なの?って人はこちらの「ザイフトークンとは?ザイフ(ZAIF)トークンとは?フィスコとの関係や移行・購入方法」を参考にしてみて下さい。
目次
ザイフがフィスコに譲渡決定!移行方法とやっておくべきこと
2018年9月に起こったザイフでのハッキングを受け、平成30年11月22日付でザイフはフィスコ仮想通貨取引所に譲渡されることが決定しました。
それに伴い、ザイフで仮想通貨(トークンを含む)を保有しているユーザーは、フィスコへの移行手続きをする必要があります。

↓ザイフで資産を保有してる人は、こんなメールがきてるはずです。
2018年11月21日までに、移行手続きを済ませないと、預けている仮想通貨が無くなる可能性があります!
まだ手続きを済ませてない人はチャチャっと終わらせましょう。同意ボタンにチェックをつけるだけで一瞬で完了します。
また、まだフィスコの口座開設が済んでない人は、これを機に口座開設も済ませておきましょう。
ザイフを吸収したので、ザイフで扱っていた通貨が今後フィスコで扱われることも予想できますし、フィスコはこれから交換業に力を入れていく取引所なので。

承認作業を完了すると「1000ZAIFトークン」がもらえる
また、事業譲渡への承認作業を完了させると、1000ザイフトークンが無料でプレゼントされます。
日頃より仮想通貨取引所『Zaif』をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度弊社よりフィスコ仮想通貨取引所へ事業を譲渡するにあたり、お客様のご承諾を頂戴しており、お客様にはお手数をおかけしており申し訳ございません。
ご承諾頂きましたお客様には、大変ささやかではございますが、1000ZAIFトークンをお礼と致しましてお送りさせて頂きます。なお、既にご承諾頂きましたお客様も対象となります。
2018年11月6日現在、ザイフトークンの価値は1ZAIFトークン=0.025なので、1000ZAIFトークンで「約250円分」ですね。
ホントにささやかではありますが(笑)、それでももらえるものはもらっておきたいですね。
また、後ほど詳しく解説しますが、今後ザイフトークンはフィスコの動向次第では価値が上がることも考えられるので、しっかり承認手続きを完了させ、ザイフトークンをゲットしておきましょう。
Zaifトークンの過去のチャート
引用:https://zaif.jp/trade_chart/zaif_jpy
チャートを見ると過去に3度大きな上昇をしていますね。
これは
- ZaifトークンがCOMSAで有効的に使われるのではないかとの噂が広まった
- 仮想通貨バブル絶頂期
- 剛力組参入
というイベントが過去にあったからです。
イベントがあると大きく上昇することがわかりますね。
フィスコへ事業譲渡した影響でザイフトークンが急上昇!?
冒頭で、フィスコへの事業譲渡の承認作業を完了させるとザイフトークンがもらえると言いましたが、この発表があった2018年11月1日から、ザイフトークンが高騰しています。
おそらく、「事業譲渡に承認したユーザーにザイフトークンを配布するため、フィスコがザイフトークンを買い上げるかもしれない。」という予想から上昇したのでしょう。
まだどうなるのかは定かではありませんが、フィスコの動きがザイフトークンの価格に影響を及ぼすことは間違い無いでしょう。
ザイフトークンを保有してる方、これから購入しようと思っている方はフィスコの動向は要チェックです。
Zaifトークンの将来性
早速本題に入っていきましょう。
Zaifトークンの今後の将来性を考える上で重要なのは、
- 株式会社フィスコの動向
- NEMチェーン(プロトコル)への移行
- ロックアップ
です。
それぞれについて詳しく説明していきたいと思います!
株式会社フィスコの動向
何度も言っていますが、ザイフはフィスコに事業譲渡されたので、ザイフトークンなどもフィスコ仮想通貨取引所及び、株式会社フィスコの価値に左右されること可能性が出てきます。
株式会社フィスコ | |
---|---|
設立 | 1995年05月15日 |
資本金 | 12億7千万円 |
代表取締役社長 | 狩野 仁志 |
本社所在地 | 東京都港区南青山5-11-9 |
公式サイト | fisco.co.jp/ |
フィスコ仮想通貨取引所 | |
---|---|
設立 | 2016年4月12日 |
資本金 | 3億8,706万円 |
取締役 | 越智直樹 |
本社所在地 | 東京都港区南青山5-11-9 |
取扱通貨 | BTC、BCH、MONA、他トークン3種類 |
レバレッジ取引の有無 | 無 |
取引所公式HP | fcce.jp |
株式会社フィスコはJASDAQに上場していますし、フィスコ仮想通貨取引所はセキュリティに非常に優れた取引所でもあります。

最近フィスコ仮想通貨取引所はユーザー数を非常に増やしていますし、先日フィスコにインタビューに言った際、社長がこれから交換業に力を入れていくともおっしゃっていました。
もしフィスコでザイフトークンを扱うのであれば、フィスコの価値上昇=ザイフトークンの価値上昇とも捉えられるので、フィスコの動向はしっかりチェックしていきましょう。
NEMプロトコルへの移行
Zaifトークンはカウンターパーティープロトコル上で発行されています。
カウンターパーティー対応で完全に安定していて、かつ容易に使用できるマルチシグのツールが存在しません。
そのためZaifトークンをNEMプロトコルへ移行することを計画しています。

マルチシグは、出金時の2重セキュリティのことで、セキュリティ向上のために、大掛かりなプロトコル変更を実施するようですね。
NEMはテックビューロ社と業務提携を結んでおり、テックビューロ社の朝山社長はNEM財団の理事を務めるほどNEMと深い結び付きがあります。
テックビューロ社が発表した計画によると、NEMプロトコルの移行は既に実施されているはずですが、NEMプロトコルへの移行が完了したとの情報はありませんでした。
詳しくはこちらを参考にして下さい。
Zaifトークンのロックアップ計画
テックビューロが持っているZaifトークンをロックアップ(一定期間売却しない)すると発表しています。
ロックアップとは、簡単に言うと”一定数の通貨を凍結する”と言う意味です。
テックビューロ社は発行枚数90億枚のうち4分の1の約22.5億枚を保有しており、この22.5億枚を2018年12月末まで売らないという計画です。
2018年12月まではZaifトークンを売りに出さないということは、一気に売りに出されて大暴落する可能性が低いということです。
また、フィスコへの事業譲渡を承認すると、1000ザイフトークンが無料配布されることもあり、ユーザーに配布するためのザイフトークンをフィスコが買い上げるとの予想もあります。
つまり今後、株式会社フィスコの価値が上がれば、それもザイフトークンの価値上昇の要因になる可能性があるということ。
なんとなくZaifトークンの価格が将来的に上がるイメージが出来てきたのではないでしょうか?
次はZaifトークンに対してみんながどう思ってるか気になる人もいると思うので紹介してきますね。
Zaifトークンに関するユーザーの予想
早速ユーザーがZaifトークンに対してどう思っているのか紹介していきます。
投資家の期待で価格が上がることが非常に多いので要チェックですよー!
今まで通りザイフトークンの売買は可能
https://twitter.com/wmRWOOJRg0mlWvV/status/1056823406367133698
どうやら、フィスコに事業譲渡した後も、ザイフでのザイフトークンの売買は可能なようですね。
ただ、ザイフは新規口座開設は停止しているので、ザイフアカウントを持っていない人は、これからフィスコ仮想通貨取引所でザイフトークンが扱われることを期待して、口座を開設しておくのがいいでしょう。
買い増しする人も多い
https://twitter.com/wmRWOOJRg0mlWvV/status/1056693566901080064
フィスコがこれからザイフトークンの価値をあげるよう努力するとの情報から、買い増しする人もいるみたいですね。
ただ、もちろん鵜呑みはよくないですよ。
もちろん、懐疑的な意見も
ザイフのお礼の力!(笑)
期待感を煽って
ザイフトークン反騰しとる!
うれしいけどなんだかな、
また急降下とか?#ザイフのお礼の力 https://t.co/JmGxe2Vf2I— Re@ nemlogもRe@観てね☺ (@antminer00) November 1, 2018
トークンは価格変動が大きいので、急降下するんじゃないか?という疑いの目もありますね。
フィスコでザイフトークンを扱うかにも注目されている
取引所Zaifは解散、フィスコが引き継ぎ。
ハッキングされた客の資産はモナコイン以外は無事確保。
モナコインは日本円で補償。
あとはザイフトークンなど上場廃止になるかフィスコでこれらも継続されるかが注目されるところ。
— だいじん⚛️ (@_daijin) October 10, 2018
やはり、フィスコでもザイフトークンが扱われるか?が注目されていますね。
個人的にはフィスコでネムなども取り扱われるようになって欲しいです。
影響力のあるツイッターアカウント
Zaifトークンに影響力のある人は、
- 朝山貴生(株式会社テックビューロ社社長)
- ホリエモン
の二人です。
朝山さんに関しては仮想通貨取引所Zaifを運営しているテックビューロ社の社長なので、Zaifトークンへの影響力があるのはイメージできるのではないでしょうか。
引用:Twitter
引用:Twitter
朝山さんの発言は少ないですが、Zaifトークンの将来性はテックビューロ社の将来性といっても過言ではないので要チェックです。
そして
「なんでホリエモンが影響力あるの?」
って思っている方もいると思うのですが、ホリエモンはZaifのアドバイザーだったこともあります。
あ、zaif.jp って取引所お手伝いしてるんですが笑 https://t.co/SXaOa08efG
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 27, 2017
また朝山さんに関しても、
zaif.jp代表の朝山氏はネット決済のパイオニアです。モナーコインに目をつけた所も流石です
誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性 – http://t.co/0XFktxORcC— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) April 1, 2015
との発言をしているくらいなのでZaifトークンに関する発言があったら価格に影響する可能性が高いです。
ホリエモンについてもっと知りたいって方はこちらの記事を参考にして下さい。
Zaifトークンに限らず仮想通貨は情報収集が非常に重要なので、「みんなどうやってるの?」って気になった方もいるのではないでしょうか。
情報収集でおすすめのサイトについて紹介してる記事があるのでぜひ参考にして下さい。

フォローしておいた方が良いツイッターアカウントも紹介してるので良かったら参考にして下さい。

結局Zaifトークンは買ったほうが良いの?
結論から言うと、テックビューロ及び、フィスコに期待できるなら買っておくべきです。
逆にそれらの会社に信頼がないなら、買わないほうがいいでしょう。
トークンというのは、株式に近いものなので、会社の価値とイコールになる事が多いです。
なので、テックビューロ社と、ザイフから事業譲渡された株式会社フィスコに可能性を感じるのであれば、保有しておくといいでしょう。

ただ、ザイフのアカウントを持っている人は、そのままザイフで購入する事ができますが、ザイフは今新規口座開設は停止中です。
なので、ザイフアカウントを持っていない人は、これからフィスコ仮想通貨取引所で取り扱われることを期待して、アカウントを持っておくといいでしょう。

まとめ
今回はZaifトークンの将来性について紹介してきました。
簡単にまとめておくと、
- Zaifトークンの今後は、フィスコの動向・NEMチェーンへの移行・ロックアップ次第
- ザイフトークンは今後もザイフで取り扱われる
- フィスコでザイフトークンが扱われるかはまだ分からないが、注目すべき
- テックビューロ社と株式会社フィスコに将来性を感じるなら、ザイフトークン購入はあり
という内容でした。
個人的には、ザイフトークンだけでなく、仮想通貨市場自体が「まだまだこれから」だと考えています。
まずは少しでも触れてみる事が大切なのではないでしょうか?
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Zaif取引所 残念ながらハッキングで解散ですね
そうですねmm 残念ですが、今後のフィスコさんに期待したいです!