【5分でわかる】DAppsとは?仮想通貨初心者でもわかるように徹底解説

最近、仮想通貨について調べてると、【分散型】って言葉をよく見かけませんか?

【分散型取引所(DEX)】【分散型アプリケーション(DApps)とか。

分散型ってなんだよ!!?

書いてあること難し過ぎて理解できませんけど!?

ってなってませんか?

僕も最初は「うん、意味わかんない」って遠ざかってたんですけど、こんなにも言葉が出回るようになったからにはちゃんと理解しておきたいところですよね。

なので、今回は僕が脳みそを溶かしながら分散型アプリケーション「DApps」とは何なのか、超わかりやすく徹底解説していきます!

今後、間違いなく流行ってくるとも思うので、仮想通貨に関して周りより知識持っておきたいって思うあなたは要チェックですよ〜。

DApps(分散型アプリケーション)とは


引用:kasotuka-news

まず、DAppsとは【Decentralized Applications】の略です、直訳して【分散型アプリケーション】となるのでこう呼ばれてるんですね。

一言でいうと、非中央集権型のアプリケーションってことになります。

非中央集権型って分かりますか?

ブロックチェーンにおいての【P2P】と同じなんですけど、「そもそもP2Pって何ですか?」ってなっちゃった人は、まずはこちらの記事をサクッと読んでみてください。

3分ぐらいでパッと読み終われるので中央集権と非中央集権の違いを理解してから続きを読みましょう。

P2Pを分かりやすく解説!仮想通貨にも利用される理由とは?

ここで鋭い人なら気がついたかもしれないんですけど、実はビットコインなんかの仮想通貨も実はDAppsに分類されるんです。

まさに非中央集権型ですからね。

最近は、仮想通貨から派生されたプロジェクトをDAppsと呼んでることが多いんですが、仮想通貨も基本的にはDAppsなんだということは頭に入れておきましょう。

ちなみに今はまだ、ほとんどが中央集権型のアプリケーションです、「パズドラ」「モンスト」みたいなのは運営会社(GungHo、mixi)が中央集権を握ってますからね。

さらに詳しくDAppsの定義が知りたいあなたはこちら↓を開いて読んでみてください。

DAppsの定義
①:アプリケーションは、オープンソースであること。オペレーションは自動であり、中央のコントロール主体を持たないこと。トークン、データ、レコード、などにつき、暗号化されて分散化されたブロックチェーンを利用していること。

②:アプリケーションは、オープンに流通可能な、暗号トークンを持っていること。アプリケーションの利用に際してトークンを利用すること。参加者には、そのトークンによってリワード(報酬)が支払われること。

③:アプリケーションはマーケットやユーザーからの改善要求によりプロトコルを改善していくこと。この改善は、ユーザーのコンセンサスによること。

参照:http://doublehash.me/what-is-dapps/

DAppsのメリット・デメリット


これから流行っていきそうということでメリットはもちろんありますが、まだまだデメリットとなってしまってる今後に向けた課題もあります。

それぞれ紹介していきますね。

メリット

メリットは一言でいうと中央集権型のデメリットを解消できるということです。

具体的に例を出すとこんな感じ。

  • アクセスの集中によってサーバーダウンがなくなる
  • 手数料というものが大幅に減る
  • 資金調達の必要がない
  • ハッキングの危険性が大幅に減る

DAppsの定義をまとめると、DAppsはトークンが発行されてユーザーはそれを所有、利用するだけでサービスが成り立つ。

これがメリットという感じになります。

結論だけで、ちょっと何言ってるか分かんないんですど・・・

って思った方は、この後に説明する【DAppsの利用例】を読んでもらえれば納得できると思うので、今は「こんなメリットがあるのね、ふむふむ・・」って程度で続きをご覧ください。

デメリット(今後の課題)

大きい課題をあげるとすれば以下のの2つですかね。

  • スケーラビリティ問題
  • トークンの価値が担保できるか

Dappsはブロックチェーン技術を使用しているので当然、今ビットコインなど仮想通貨でも課題となってるスケーラビリティ問題がつきまとってきます。

スケーラビリティ問題ってのは、超簡単に言うと「データの処理にかかる時間が長い」ってう問題です。

まあ、これはDAppsの課題というよりも仮想通貨全体の課題とも言えるんですけどね。

この問題に関しては、最近になってサイドチェーンなどの様々な技術が施されて、どんどん解決に向かってるので乞うご期待って感じです。

もう一つの問題として、【トークンの価値が担保できるか】というが挙げられますが、個人的にはそんなに気にする必要もないんじゃないかなって思ってます。

技術の進歩もありますし、流行りというものは何事でもあることです。

簡単な例として、あなたが仮に3年前に100万円で売れそうなパズドラのデータをずっと変わらず保有しているとしましょう。

じゃあ今、そのデータの価値っていくらぐらいになってると思いますか?

多分5万円にもなってないと思うんですよね。(持ってるモンスターの価値や情報が古くなって今の時代に追いついてないから)

こんな感じでDAppsもどんどん進化していくものなので、トークンの価値がなくなりそうなら早めに価値のある仮想通貨に交換しておけばおっけーってなりそうだなって見解です。

DAppsはどんなことに使われるの?

メリットとかはなんとなく分かった、じゃあ具体的な利用例を教えて。

ぶっちゃけると、用途が多すぎて全部を紹介するのは無理があるので、あなたの身近なところで関係がありそうなのをピックアップして紹介していきますね。

分散型取引所(DEX)


引用:golden-tamatama.com

はい、また出ました【分散型】というワード。

難しそうに思うかもしれませんが、ここまで読んだあなたならきっとスルッと理解できますよ。

DAppsのメリットはここを読めば大体把握できます。

分散型取引所は、従来の中央集権型取引所bitFlyerとかZaifみたいな、今みんな使ってるやつ)のデメリットを補った取引所です。

イメージしてもらうと分かりやすいと思うんですが、仮想通貨の価格変動が激しいときって取引所で通貨を買いたくなりますよね?

それはみんな同じで、こぞって取引所にアクセスが集中すると、もちろんそのサーバーは重くなってダウンしたりします。

でも分散型取引所(DEX)の場合はそれがありません。

分かりやすく説明するとこんな感じ↓


引用:matome.naver.jp
↑みんなが集まって注文受けられずダウン(中央集権)


引用:lesp.co.jp
↑人はいっぱいいるけど、みんな注文できてる状態(非中央集権)

中央集権だと、商品を売るために運営元がその商品を準備する資金調達が必要になりますし、準備した分、手数料も大きくかかってきます。

ですが、非中央集権だとそれが全部無くなったり少なくなるのが分かると思います。

そしてハッキングも中央集権なら運営元を狙えばいいですが、非中央集権であればされづらいです。

自分がハッカーだとしたらどこをハッキングすればいいか分からないですからね。

例を挙げて分散型取引所について説明しましたが、さらに詳しくはこちらの記事を参考にしていただけると、もっと理解が深まりますよ。

【次世代型の仮想通貨取引所】分散型取引所(DEX)とは何か徹底解説

ゲーム

まず有名なのが、仮想通貨界隈で有名なイケハヤさんも遊んでるイーサエモン


公式サイト:https://www.etheremon.com/#/

イーサリアムで遊べるポケモンみたいな感じです。

キャラを育てて、売ったり買ったりして稼げちゃうゲーム。(割と課金ゲー。笑)

他にはBitpet(ビットペット)なんていう、どうぶつの森みたいなやつがあったり。


公式サイト:https://bitpet.co/

これもペットを育ててミニゲームをして成績が良かったらイーサリアムがもらえたり、ペットを売ったりすることもできるみたいですね。

DAppsはゲームとの相性が良くて、このようにいろんなサービスがすでにリリースされています。

今後もゲーム市場ではDAppsがどんどん展開されていくので注目しておきたいポイントです。

カジノ

いわゆるギャンブル市場です。

最近は聞きませんが、パチンコやパチスロでよく「遠隔操作だ・・」とか騒がれてた時代もありましたよね。

それ以外でも、実際にこういったギャンブル市場は今まで(中央集権では)運営側の都合で不平等を起こすことが可能でしたが、DAppsによって不平等が起こせない透明性が強い市場を作ることもできます。

ゲームではイーサリアムを使っていましたが、このカジノ界では時価総額7位のカルダノ・ADAコインの技術が注目を浴びていています。

結構流行ってきそうですし、カルダノも通貨の特徴を見る限りとても優れてるので将来性が見込めそうです。

カルダノについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

天才数学者が開発した仮想通貨カルダノ・ADA(エイダ)コインとは?

なぜDAppsが重要なの?

色々とDAppsについてわかったけど、

今のままでも生活には不自由しないし、特に重要性が感じない・・・

そう思いませんか?

ですが、最初にも説明した通り、今めちゃくちゃ流行ってきてる仮想通貨もDAppsです。

じゃあなんで仮想通貨こんなにも流行ってきてるのか、それはこれからの社会のインフラとなり得るから。

そしてそれは通貨だけじゃなく、実はいろんな分野で同じことが起きてるんです。

ゲームをはじめ、社会にあるサービスの多くがDAppsに変わっていこうとしています。

今はまだ生活に浸透してきてはいないですが、いずれこの【分散型アプリケーション】が普通になってくる時がきたときに「何それ?」ってならないようにするために、社会はどんどん変わってきてるんだなって事実は頭にいれておきましょう。

DAppsが実現する未来

じゃあDAppsが流行ってきたら今後どうなるの?

僕(私)は何をすればいいの?

というところが知りたいですよね。

簡単にまとめると、DAppsが流行ったら社会主義がだんだんとなくなっていき、公平で「共有」という概念をベースとした社会が生まれてくって感じです。

そしていろんなものをトークンでやりとりするようになるので、当たり前ですが仮想通貨が浸透します。

その中でも様々な場面でインフラ系を整えてるビットコイン、イーサリアム、リップルなんかは特に使われるようになってくるんじゃないですかね。

もしかしたら他にもっと優れた通貨が開発されるかもしれませんが、とにかく仮想通貨には触れおきたいところです。

まだもし仮想通貨を実は初めてないよ〜って方はこれを機に始めてみてはいかがでしょうか。

仮想通貨取引所のオススメがわからない方はこちらの記事を参考にしてみてください。

おすすめの取引所から、取引所の選び方、口座開設方法まで全部まとてありますよ。

17社比較!仮想通貨・ビットコイン取引所おすすめランキング【日本&認可済】

まとめ

いかがでしたか?

今回は分散型アプリケーション【DApps】について徹底解説しました。

  • アクセスの集中によってサーバーダウンがなくなる
  • 手数料というものが大幅に減る
  • 資金調達の必要がない
  • ハッキングの危険性が大幅に減る

このようなメリットを持ち、さらに今後の社会のインフラともなり得るDAppsはこれからの展開が楽しみですね。

他にもどんどんブロックチェーン技術は進化していってますので他にもどんなサービスが出てくるかにも注目していきたいところです。

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