リスクオフから回復?意識したいロンドンフィキング

いやー、月末ですねー!
当初に比べればブレグジットの影響は少なくなりつつあるとはいえ、今日もまあまあ動いたと思います。

じゃ、今日の振り返りと、今後の経済指標の予習をしていきまーす!

今日の相場観

↓先物日足↓

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↓先物15分足↓

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↓FX相場↓

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月末、期末の動きはやはり一筋縄では行きませんでしたねー。

昨晩ダウは284ドル高、円安の流れを受けて日経平均は15,752.71円でオープンし一時15,781.69まで上昇しましたが、ほぼ寄り付付近が天井となり、その後じりじりと下落しましたね。

ドル円も103円付近までイイ感じで上昇してましたが、月末、期末の輸出の売りなどが買いを勝ったのかこちらも朝の高値からジワジワと下落しています。

朝方発表された5月の鉱工業生産は前月比2.3%低下しなんと3ヶ月ぶりの低下となりました。

スワップ市場のドル調達コストも1.33%となり、24日の1.6%台から低下しドルの需給も緩んできており、英国の国民投票時のリスクオフから平常時のマーケットに戻っている印象を受けます。

今日は月末、期末なのでロンドンフィキシングでまだフローがでそうなんで、東京時間は上昇後失速しましたが、まだもう一度上をやる可能性もありそうですねー。

[aside type=”normal”]ロンドンフィキシング
ロンドン市場の16時(夏時間15時)=日本時間の25時(夏時間24時)のフィキシング(値決め)のことをいいます。
これは、正確には、金(Gold)のスポット価格を決定することを意味し、この時間帯は、外国為替市場では有価証券の決済に絡んだオーダーが多いと言われます。
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欧州序盤株価はさえない動きですが、ポンドも買い戻され、クロス円も堅調に推移しています。

カーニーBOE総裁の発言が24時からありますから、ちょうどロンドンフィキシングの時間とも重なり波乱があるかもしれませんね!

今後の経済指標

[aside type=”normal”]重要経済指標

6/30(木)
21:30 4月 月次国内総生産(GDP)(前月比)

7/1(金)
08:30 5月 全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 5月 全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:50 4-6月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断 [/aside]

それではまた!