突然ですがあなたは、
どの仮想通貨がこれから高騰するんだろ。。。
発行枚数って仮想通貨の価格に影響してくるのかな?
ってお悩みではないですか?
確かに価格が暴れすぎてて、どのコインを買えばいいんだろってなりますよね。笑
この記事を訪れた方なら勘付いているかもしれませんが、仮想通貨の価格って発行枚数と大きく関係があります。
つまり、「通貨の発行枚数」って観点から、これから高騰するんじゃないかってコインを見つけることができるんですよ。
そこで今回は、発行枚数の観点から、今後高騰していきそうなコインを3つご紹介します。
この記事では、
- 国内取引所で購入できる仮想通貨の発行枚数一覧
- 発行上限枚数と流通枚数の違い
- 通貨によって発行枚数が異なる理由
- 発行枚数の観点から今後高騰しそうな3通貨
を紹介していきますね。
目次
仮想通貨の発行枚数一覧
通貨 | ※流通量 | 発行上限枚数 |
---|---|---|
ビットコイン | 約1700万枚 | 2100万枚 |
イーサリアム | 約9900万枚 | 上限なし |
リップル | 約390億枚(上限発行済) | 1000億枚 |
ビットコインキャッシュ | 約1700万枚 | 2100万枚 |
ライトコイン | 約1700万枚 | 8400万枚 |
ネム | 8,999,999,999枚 | 8,999,999,999枚 |
イーサリアムクラシック | 約1億枚 | 2億1000万枚 |
リスク | 約1億枚 | 上限なし |
モナコイン | 約5900万枚 | 105,120,000枚 |
国内仮想通貨取引所で扱っている各通貨の発行枚数はこんな感じです。
流通枚数とは市場や一般の人々の手で流通している通貨の数です。
リップルは1000億枚すべて発行済みですが、リップル社がロックアップをしたため、流通枚数は約390億枚となっています。
流通枚数と発行上限枚数の違い
通貨によって新規コインの発行の仕方(マイニング)は異なります。
すでにコインを開発した段階で、すべてのコインが市場に流通されるものもあれば、マイニングによって長期間をかけて新規コインを流通させていくものがあったりするからです。
例えばビットコインでは、発行上限枚数2100万枚のうち、すでに約1700万枚が市場に流通しています。
大体の計算で、2140年にはビットコインがこの発行上限枚数に達するなんて言われています。
こういった新規コインの発行は通貨によって違うので、発行上限枚数が必ずしも市場に流通しているわけではないってことになります。
これ以上詳しい内容になるとマイニングの説明になっちゃうので、もっと詳しく!って人はこちらの記事を参考にどうぞ。

仮想通貨の価格はどのように決まるの?
仮想通貨の価格は、
時価総額÷流通枚数=1枚あたりの価格
で決まります。
例えばビットコインは時価総額が約15兆円で、流通枚数が約1700万枚です。
15兆÷1700万=1BTC=約88万円
って感じで1枚あたりの価格は決まります。
つまり、流通枚数が少ないほど価格は上がりやすいってことになりますね。
なので、発行上限枚数が定められている通貨は、それだけ新規コインの発行と流通枚数も限られてきますから、将来的に価格は上がりやすかったりします。
なんで通貨によって発行上限枚数が違うの?
それは、将来的な通貨の用途がそれぞれ違うからです。
例えばリップルは発行枚数が1000億枚とかなり多いですよね?
リップルは「より良い国際送金」のために開発された仮想通貨ですから、将来的には金融機関が大量のリップルを保有することが考えられます。
もしリップルの発行枚数が少なかったら、大きな額の国際送金をしたいのにリップルが足りない!ってことになっちゃいますからね。
逆にビットコインは、わりかし発行枚数が少ないです。
後でも紹介しますが、ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨は、非中央集権で成り立っています。
そのため、もちろん発行枚数の調整によって価格を変動させることはできません。
そこで、半減期という仕組みによって、あらかじめ価格の調整を行えなくても、マイニングによるビットコインの新規発行枚数を抑えることでビットコイン価格の急落を抑えています。
それは通貨としての稀少性を高め、価値をしっかり保たせるためっていう狙いがあるんです。
発行枚数から考えるおすすめ仮想通貨TOP3
発行枚数という観点から今後、価格が高騰しそうなコインは、
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
この3つです。
ビットコイン
先ほども軽く触れましたけど、ビットコインには半減期というものがあります。
簡単に言えば、4年ごとにマイニングの報酬(ビットコインのもらえる枚数)が半分ずつ減っていくんですね。
もしマイニング報酬が半分になれば、マイナー(マイニングする人)によるマイニングペースは格段に落ちます。
しかもビットコインは約80%が発行済みであり、仕組み上、残り20%のマイニングはいままでよりも格段にマイニングコストがかかってきます。
なのでビットコインの新規発行スピードはこれから大きく鈍化していきますから、価格の高騰が見込めます。
要は、半減期を迎えると希少性が高まるよって感じで覚えてもらっておっけーです。
ちなみにどんな通貨でも半減期があるものは、半減期の直前になると価格が高騰することが多いので、利益を狙いたい人は要チェック項目ですよ。
引用:Zaif
ビットコインの半減期に関してはこちらで紹介しています。

イーサリアム
引用:https://info-cryptocurrency.jp
イーサリアムは、現在PoWというコンセンサスアルゴリズムによって新規コインが発行されていますが、今後PoSに移行する予定です。
つまり簡単に説明すると、今までは大規模な計算によるマイニング作業で、マイナーは新規コインを獲得していました。
今後の予定では、マイナーはコイン保有量と保有年数の多い人ほどマイニングに成功しやすくなる仕組みになるってことです。
イーサリアムは現在、発行上限枚数が無制限ですが、もしこのままPoSに移行した場合、ある特定の人物だけに永遠と無限に新規コインが渡る。
といったことが起こり得てしまうため、イーサリアムがPoSに移行した場合は発行上限枚数が設定されると考えられます。
発行上限枚数が限定されるってことは、希少性が高まるので価格の高騰にも期待できますね。

リップル
なんで発行枚数めちゃ多いリップルなんだよ!!
ってあなたも思ったんじゃないですか?
金融機関によるXRPの実送金が始まった場合、金融機関はリップルの送金ネットワークにアクセスする際にXRPを手数料として支払います。
実は、ここで手数料として支払われるXRPは消失するんです。
つまり簡単に説明すると、国際送金にXRPが使われるようになればリップルの発行枚数は減少していく仕組みです。
リップルは発行枚数が1000億枚もありますが、すべてが発行済みなんです。
これからリップルの新規発行はないけど、リップルの発行枚数は減少していくんですね。
これがどんどん希少性を高めてリップルの価格が長期的に釣りあがっていく仕組みです。

まとめ
いかがでしたか?
今回は仮想通貨の発行枚数に関して紹介しました。
今回の記事をまとめると、
- 通貨のマイニング形式によって流通枚数と発行上限枚数は異なる
- 通貨の用途によって発行上限枚数は異なる
- 流通枚数が少ないほど価格は高騰しやすい
- 発行上限枚数が定められていれば高騰しやすい
- ビットコイン・イーサ・リップルは発行枚数の観点でも期待
って感じです。
あくまで今は新規発行がないって言われている通貨も、将来もしかしたら変更があるかもしれません。
発行枚数と時価総額の変動が価格に影響をもたらしますから、注意しましょうね!