GMOコインの全手数料とスプレッド一覧!主要5社と比較して紹介

この記事に来たあなたは、

「GMOコインの手数料っていくらなの?」
「GMOコインのスプレッドって高いの?」
「GMOコインで安く買えるの?他社と比べてどのくらいお得なの?」

こんな疑問を抱いているのではないでしょうか?

仮想通貨を買うなら、お得に取引したいですよね。

そこでこの記事では、GMOコインの全手数料とスプレッドを全てまとめ、さらに他社と徹底比較してみました。

まず結論をいうと、GMOコインの手数料は全て「無料」です!

「ええ!お得じゃん!」

と早とちりしないでください。

実は手数料ばっかりに気をとられてると、逆に損をするケースもあるんですよ。

手数料は無料と言っていますが、見えない手数料=スプレッドが存在します。

なので、その辺りも詳しく説明していくので、GMOコインがお得なのかどうか実際に見てみてください。

GMOコインの手数料まとめ

「GMOコインの手数料は、全て無料!」

と最初に言いましたね。

入金手数料、出金手数料、送金手数料、取引手数料をそれぞれ見てみましょう。

入出金の種類手数料
日本円の入金(即時入金)無料
日本円の入金(振込入金)振込手数料がかかる
日本円の出金無料
仮想通貨の送金無料 ※
仮想通貨の受金無料
※マイナーに支払う手数料はかかる

 現物(販売所)現物(取引所)レバレッジ仮想通貨FX
注文手数料無料Maker:0%
Taker:0.01%
無料無料
ロスカット手数料建玉ごとに0.5%無料
レバレッジ手数料建玉ごとに0.04% / 日建玉ごとに0.04% / 日
現引 / 現渡し手数料建玉ごとに20%
手数料詳細
入金手数料とは
入金手数料とは、口座に入金する際の手数料です。

基本、振込手数料として約400円ほどかかりますが、取引所指定の銀行から入金すると振込手数料が無料になります。

例えば、住信ネット銀行を使うことでGMOコインbitFlyerの入金手数料が無料となります。

GMOコインでは他にも、【即時入金】という方法で入金することで手数料が無料となります。

出金手数料とは

出金手数料とは、口座から出金する際の手数料です。

他取引所と比較して、手数料が無料なのはGMOコインの強みですね。

GMOコインでは17:00までの出金依頼は翌金融機関営業日の対応となり、17:00以降の出金依頼は翌々営業日に反映されます。

つまり、出金が反映されるのに1~2日かかるってことですね。

送金手数料とは
送金手数料とは、仮想通貨の送金を行う際に発生する手数料となります。

ウォレットや別の取引所に通貨を送金する際に発生します。

また、全取引所で送金手数料とは別に、マイナー手数料がかかります。

[aside type=”normal”]マイナー手数料とは
マイナー手数料とは、取引所の収益となるものでなく、マイナー(マイニングをしている人)たちに支払われる手数料です。

マイナーが送金時に整合性をとって記録するので、そのお礼としてマイナー手数料が支払われます。 [/aside]

取引手数料(注文手数料)とは
取引手数料とは、通貨を売買する際に発生する手数料です。

取引所でも、通貨ごとによって手数料の額が異なる場合もあります。

頻繁に取引をする方は、この取引手数料が大きいと結果的に損となります。

ロスカット手数料とは
ロスカット注文が発動された場合に、発生する手数料です。

GMOコインでは、証拠金維持率が75%を下回ると強制的に決済されるロスカットが発生します。

「建玉レート × 建玉数量 × 0.5%」の手数料となります。

レバレッジ手数料とは

仮想通貨FXと言われるレバレッジ取引では、ニューヨーククローズ(通常日本時間午前7時)をまたいで建玉を保有した場合、建玉の保管費用として発生する手数料のことです。

GMOコインの場合は、

買建玉レバレッジ手数料=買建数量×買値(終値)×0.04%

で決まります。

(例)1BTC=100万円の場合

1BTC×100万円×0.04%=400円が手数料として発生します。

レバレッジ手数料は、仮想通貨の現物取引をする場合は発生しません。

現引 / 現渡し手数料とは
現引とは、買いの決済をするときに同額の現物ビットコインを買うことです。

現渡しとは、売りの決済をするときに同額の現物ビットコインを売ることです。

GMOコインでは受渡し時に、「建玉レート × 建玉数量 × 20%」の手数料が発生します。

全て無料!と言いましたが、一部無料じゃないところがありますね。

入金・出金・送金に関してはGMOコインに払う手数料は全くないです。

場合によっては、銀行やマイナーに払う手数料が発生してしまうということですね。

そして、取引手数料の方では注文する分には手数料がかかりませんね。

なので、ロスカットやレバレッジ手数料がかからないように注意すれば手数料を払う心配はないです。

ただ、無料だからってお得だと思っちゃダメです!

取引所は基本的に手数料で利益を生み出して運営していますが、GMOコインではスプレッドで利益を生み出しています。

つまり、GMOコインは手数料は無料だけど、スプレッドが大きいからお得ではないんです。

それでは次は、そんなスプレッドについて詳しく見ていきましょう。

スプレッドとは?

スプレッドとは、通貨を売買するときの買値と売値の差のことです。

スプレッド=0円、つまり買値と売値の差がゼロというのがユーザーからすると嬉しいですよね。

でも、基本的に買値よりも売値の方が安くなっています。


つまり、買ってすぐ売るとスプレッドの分だけ損をしてしまいます。

このスプレッドも取引所ごとに違うので、できるだけスプレッドがゼロに近い取引所で売買するのがおすすめです。

さらに、【販売所】でのスプレッドは【取引所】で発生する手数料よりもかなり割高となりますから、注意しましょう。

仮想通貨(ビットコイン)の取引所と販売所の違いとは?どっちが良い?

GMOコインの現物取引のスプレッドを他社と比較

それではここからは、GMOコインのスプレッドを他社と比較して見ていきます。

まずは現物取引のスプレッドです。

GMOコイン ビットフライヤー Zaif ビットバンク ビットポイント DMM Bitcoin
ビットコイン 0.20% 0.03% 0.01% 0.004% 0.18% 2.52%
イーサリアム 7.0% 7.25% 0.43% 0.57% 1.08% 5.70%
リップル 10.0% 0.04% 0.62%
ライトコイン 7.0% 7.27% 1.14% 1.79%
ビットコインキャッシュ 7.0% 7.25% 0.62% 0.17% 0.56%

※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

各通貨で一番スプレッドが狭いものを赤くしてみました。

ライトコインだけビットバンクの方がスプレッド狭いですが、ビットコイン建てでの取引となるので、日本円で直接買えるビットポイントのスプレッドを赤くしてあります。

これを見ると、現物取引のスプレッドが一目瞭然ですね。

GMOコインは手数料が無料ですが、スプレッドは鬼広いということが分かります。

つまり、お得に買えるってのは間違いです。

ではGMOコインのスプレッドを詳しくみていきましょう。

ビットコイン


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

ビットコインの販売所のスプレッドは約15,000円もありますね。

他の国内取引所と比べても、スプレッドが数千円とかの狭いところが多いので、GMOコインのスプレッドは広いです。

ビットコインの現物取引をするにはおすすめできないですね。

そして、取引所のスプレッドと比べると、さっきも説明したように取引所の方が圧倒的にスプレッドが狭いです。

GMOコインはスプレッドが広いのでおすすめはできませんが、それでも買うなら絶対取引所で買うようにしましょう。

ビットコインの現物取引をするなら、スプレッド的にはビットバンクがおすすめです。

全17社から厳選!ビットコイン取引所おすすめ比較ランキングTOP5

イーサリアム


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

イーサリアムの現物取引のスプレッドは、約2,000円近くもあります。

上の表でも7%のスプレッドと書いてありますが、めちゃくちゃ広いですよね。

手数料が7%あるのと変わりありません。

イーサリアムの現物取引をするなら、スプレッド的にはZaifがおすすめですが、最近ハッキングを受けたのでビットポイントにしましょう。
【10社徹底比較】イーサリアムのおすすめ取引所ランキングBEST3

リップル


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

リップルのスプレッドは、他の通貨よりも広い約10%となっています。

リップル自体の価格が安いから5円のスプレッドを見てもあまりでかく感じないかもしれませんが、ビットコインに当てはめると約7万円になります。

やばすぎですね….

リップルを扱っているビットバンクビットポイントはスプレッドが1%もないですから、GMOコインでリップルを買うのはマジでやめた方がいいです。

買うならビットバンクがいいでしょう。
【1分でわかる】リップルの手数料が最も安い取引所!国内5社を徹底比較

ライトコイン


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

ライトコインのスプレッドは、イーサリアムと同じくらいの7%となっています。

他の取引所でもライトコインのスプレッドは他のアルトコインに比べて広くなっていますが、それでもビットバンクビットポイントの方が断然お得に買えますよね。

なので、ライトコインを買いたい人は、GMOコインよりもビットポイントを使うのをおすすめします。
徹底比較!ホントにおすすめしたいライトコイン取引所ランキングTop3

ビットコインキャッシュ


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

ビットコインキャッシュのスプレッドも約7%。

もう分かったかと思いますが、GMOコインは現物取引のスプレッドが全て広いです。

今までそんなに気にしていかなった人はもったいないですよ。

スプレッド的にはビットバンクが一番お得に買えます。
お得に買える!ビットコインキャッシュ取引所おすすめ比較ランキング

GMOコインのレバレッジ取引のスプレッドを他社と比較

続いては、レバレッジ取引のスプレッドを見ていきます。

現物取引ではGMOコインは残念な結果になりましたが、レバレッジ取引では驚きの結果になりました。

GMOコイン ビットフライヤー Zaif ビットバンク ビットポイント DMM Bitcoin
ビットコイン 0.17% 0.001% 0.02% 0.01% 0.29% 0.25%
イーサリアム 3.0% 4.55%
リップル 3.0% 4.95%
ライトコイン 3.01% 5.09%
ビットコインキャッシュ 3.0% 4.53%

※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

レバレッジ取引の方もスプレッドが狭いところを赤くしていますが、アルトコインのレバレッジ取引ならGMOコインが良さそうですね。

そもそも取り扱っている取引所が少ないのもありますが、DMM Bitcoinよりも狭いスプレッドとなっています。

ただ、ビットコインはやはり取引量が圧倒的に多いビットフライヤーがめちゃくちゃスプレッドが狭いです。

なので、ビットコインのレバレッジ取引をやるか、アルトコインのレバレッジ取引をやるかによって取引所を使い分けた方がいいですね。

ビットコイン


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

GMOコインではレバレッジをかける取引が【仮想通貨FX】【レバレッジ取引】の2つあります。

仮想通貨FXではレバレッジが5倍しかありませんが、レバレッジ取引では10倍のレバレッジがかけられます。

アルトコインの場合は仮想通貨FXのみですが、ビットコインだけは2種類の取引ができます。

左の画像は仮想通貨FXのスプレッドで、右がレバレッジ取引のスプレッドとなっています。

どちらもそれほど変わらないですね。

めちゃくちゃハイリスクハイリターンな投資をしたい人は、ビットフライヤーの方がいいでしょう。

ビットフライヤーなら最大15倍のレバレッジをかけれて、スプレッドも狭いです。

ただ、使いやすさを優先したい人は、GMOコインがいいと思います。

イーサリアム


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

イーサリアムの仮想通貨FXのスプレッドは約3%。

現物取引のGMOコインのスプレッドよりも狭いです。

他のアルトコインもそうですが、GMOコインを使っている人は現物ではなくレバレッジをかけて取引しているのかもしれないですね。

リップル


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

リップルも現物取引に比べてスプレッドが狭いです。

リップルのレバレッジ取引をするならGMOコインがおすすめですね。

ライトコイン


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

ライトコインのスプレッドも比較的狭いと言えますね。

DMM Bitcoinの方は、5%くらいのスプレッドがあるので、GMOコインの方がお得に取引できます。

ビットコインキャッシュ


※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

ビットコインキャッシュのスプレッドも約3%と狭めです。

なので、ビットコインキャッシュのレバレッジ取引もGMOコインがおすすめですね。

GMOコインの手数料・スプレッドに関する口コミ

スプレッドに関しては、マイナスな口コミがめちゃくちゃありました。

これは、現物取引のスプレッドに関してでしょうね。

レバレッジ取引のスプレッドに関しては、「DMM Bitcoinよりはマシ」みたいな意見が多かったです。

ただ、やっぱり手数料が全て無料!ということについてはプラスな口コミが多いようでした。

結局どの取引所がおすすめ?

「結局GMOコインっておすすめなの?」

そう思っているんじゃないでしょうか?

なので最後に、GMOコインはどんな人におすすめなのか、そして僕がおすすめする取引所を紹介していきます。

GMOコインで取引するのがおすすめな人は、

  • アルトコインのレバレッジ取引をしたい人
  • 大きな金額の取引をして長期保有をしたい人

です。

アルトコインのレバレッジ取引に関しては、さっきもスプレッドを見せたようにお得に取引ができます。

また、GMOコインはGMOグループが運営する取引所なので、大手の信頼や安心感があります。

なので、長期的に仮想通貨を保有しておきたい人は、GMOコインを使うのアリですね。

公式サイトへ

そして、僕が本当におすすめする取引所は、購入する仮想通貨によって違います。

まだ口座を持っていない人は、開設してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、GMOコインの手数料とスプレッドをまとめて紹介しました。

手数料が全て無料!と素晴らしいですが、スプレッドが広いのがデメリットですね。

最後にもう一度、GMOコインの手数料一覧表と各取引所のスプレッド比較をおさらいしておきましょう。

【入金・出金・送金手数料】

入出金の種類手数料
日本円の入金(即時入金)無料
日本円の入金(振込入金)振込手数料がかかる
日本円の出金無料
仮想通貨の送金無料 ※
仮想通貨の受金無料
※マイナーに支払う手数料はかかる

【取引手数料】

 現物(販売所)現物(取引所)レバレッジ仮想通貨FX
注文手数料無料Maker:0%
Taker:0.01%
無料無料
ロスカット手数料建玉ごとに0.5%無料
レバレッジ手数料建玉ごとに0.04% / 日建玉ごとに0.04% / 日
現引 / 現渡し手数料建玉ごとに20%

【現物取引のスプレッド】

GMOコイン ビットフライヤー Zaif ビットバンク ビットポイント DMM Bitcoin
ビットコイン 0.20% 0.03% 0.01% 0.004% 0.18% 2.52%
イーサリアム 7.0% 7.25% 0.43% 0.57% 1.08% 5.70%
リップル 10.0% 0.04% 0.62%
ライトコイン 7.0% 7.27% 1.14% 1.79%
ビットコインキャッシュ 7.0% 7.25% 0.62% 0.17% 0.56%

※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。

【レバレッジ取引のスプレッド】

GMOコイン ビットフライヤー Zaif ビットバンク ビットポイント DMM Bitcoin
ビットコイン 0.17% 0.001% 0.02% 0.01% 0.29% 0.25%
イーサリアム 3.0% 4.55%
リップル 3.0% 4.95%
ライトコイン 3.01% 5.09%
ビットコインキャッシュ 3.0% 4.53%

※ 2018年10月9日時点。時間により、スプレッドは変わる場合があります。