本日は結果的には陰線になってしまいましたが、まだまだイギリスのEU離脱に対して、過度な悲観修正が続いている感じですね。
まあ今日は上昇一服休憩というところでしょうか?
相場をおさらいしていきましょう。
本日の相場
↓先物15分足↓
昨夜の海外市場で104円台半ばくらいまで円安が進んでいたので、今日も朝は買い先行のムードでした。
しかしここ最近の上昇を考えると、さすがに過熱感も否めない相場でもあり、為替も多少円高に振れたので、多少下落してしまうという流れになりましたね。
ドル円一時104.99あたりまでいきましたが…
んー105円はさすがに…
といったところですね。
天井圏でしょう。
昨日バーナンキ前FRB議長が来日し、「ヘリコプターマネーへの期待」が高まった事も一段と円安が進んだ一因だと思いますが、今日は政府もヘリコプターマネーは否定、今夜の海外市場での円相場が注目されますね。
[aside type=”normal”]ヘリコプターマネーとは?ヘリコプターから市中に現金をばらまくかの如く、国民に直接カネを渡すことで、マネーサプライを大幅に増やす景気対策のことです。
ベン・バーナンキ現FRB議長は、ヘリコプターマネーの強い賛成論者として知られています。 [/aside]
今後の見通しは??
日経平均はひとまず、英国ショック安の時の大きな陰線の高値、16389円を上回りました。
まあ相場的見方としては、英国のEU離脱の結果も全て、株価は織り込んだと言う事になるかな。
今後は景気対策の規模が大きく相場に影響してきますね。
具体的には、
- 月末の日銀金融政策決定会合で追加緩和が有るのか?
- 主力企業の四半期決算の内容は?
- マイナス金利を活用した自社株買いの動きは高まるのか?
などなどに注目していきましょう!
今後の経済指標
全て日本時間です!
意識しておきましょう。
[aside type=”normal”]今週発表の重要指標7/14(木)
20:00 英 イングランド銀行金利発表
20:00 英 英中銀資産買取プログラム規模
20:00 英 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
7/15(金)
11:00 中 4-6月期 四半期国内総生産(GDP)
18:00 EU 6月消費者物価指数(HICP)
21:30 米 6月小売売上高
21:30 米 6月消費者物価指数 [/aside]
それではまた!