2018年9月に『QUOINEX』から改名してできた『Liquid by Quoine(以下、リキッドと称する)』ですが、
「リキッドってどんな取引所?」
「名前変えたらしいけど、何がどうなったの?」
「評判はどうなんだろう、使いやすいのかな…」
など、取引所に対して様々な疑問を持っている人が多いと思います。
そこで今回は、リキッドの特徴や評判、僕が実際に使ってみた感想など、取引所の内容を徹底的に解説していきます。
取引所を選ぶ際に重要なポイントである、
- 通貨がお得に売買できるのか?
- 安全性はどうなのか?
そんなところもしっかり紹介していきます。
この記事を最後まで読めば、リキッドがどんな取引所なのか完全に把握できるはずなので、これからリキッドを開設しようと思っている人、または開設したばかりの人は要チェックですよ〜。
目次
リキッドバイコイン(Liquid by Quoine)ってどんな取引所?
Liquid by Quoine | |
---|---|
運営会社 | QUOINE株式会社 |
所在地 | 東京都中央区 京橋二丁目2番1号 |
代表取締役社長 | 栢森 加里矢 |
資本金 | 約20億円(資本準備金含む) |
取引方法 | 現物取引・レバレッジ取引 |
扱い銘柄 | BTC.ETH.XRP.BCH.QASH |
公式サイト | liquid.com/ |
冒頭でも言った通り、リキッドは旧QUOINEXがリニューアルして誕生した仮想通貨取引所です。
今は日本で経営されていますが、最初はシンガポールで設立され、9つの法定通貨にも対応した「アジア最大級の大規模な取引所」なんです。
2017年9月に発表された、「金融庁が登録を認めた仮想通貨取引所」にもしっかり登録されているので、安心な取引所である事に間違いありません。
また、リキッドの大きな特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- 取り扱い通貨ペア数が22種類と最多
- レバレッジ取引では国内最大の25倍(個人アカウントの場合)が可能
- 独自トークンの「QASH」を発行
それぞれについて詳しく後述しますが、その中でも独自トークンの「QASH」を使ったサービスは世界規模で展開していく予定<なので、注目ですね。
「そもそもトークンって何?」
「仮想通貨と違うの?」
と思ってしまったあなたは、トークンとは何なのか?を紹介したこちらの記事を参考にどうぞ。

実際どうなの?リキッドバイコインを使った感想
個人的な感想としては、とても使いやすいです。
リニューアルされたアプリも見やすく、初心者の人でも簡単に扱える仕様になっています。
また、「成行」「指値」の入力もワンタッチで行うことができるので、しっかり細かく利益を取りたいという人でも素早く価格を入力することが可能です。
リキッドのアプリインストールはこちら←(スマホからしかインストールできません)
と言っても、全体的にスプレッドはとても小さいので、わざわざ指値にしなくても十分割安に売買できます。
なので、「初心者〜上級者まで万人におすすめできる取引所」というのが個人的な感想ですね。
リキッドバイコインの6つのメリット
それでは個人的な感想とは別に、リキッドの特徴として、他の取引所と比べた時のメリットを紹介していきます。
- 日本で唯一QASHが購入できる
- 国内最大の25倍レバレッジ取引が出来る
- スプレッドが小さい
- 安全性が抜群に高い
- 経営陣に信頼が持てる
- 対応通貨ペアが多い
以上の主な6つのメリットについて簡単に解説していきます。
日本で唯一QASHが購入できる
QASHは、リキッドが発足するプロジェクトに欠かせないトークンです。
リキッドのプロジェクトというのは、簡単にいうと「世界中の仮想通貨取引所をまとめる」というものです。
つまり、世界中で仮想通貨を売買してる人全員とマッチングできるようにしているんです。
そして、マッチングが可能になった際に、売買を円滑に行うために使うのがQASHトークンだよって認識でオッケーです。
要は、QASHトークンは「世界的なプロジェクトに欠かせない重要な役割を持ったモノ」と覚えていただければ大丈夫です。
QASHはビットコインのように決済手段として使うことは現在できませんが、QUOINE社は将来的にはそれもできるようにしたいと思っているみたいです。
とても将来性があり、価値が腐ることはないと思われる通貨です。
国内最大の25倍レバレッジ取引が出来る
リキッドでは「2倍・4倍・5倍・10倍・25倍」と、5段階でレバレッジ取引を行うことができます。
仮想通貨のようなボラティリティ(変動幅)の大きいレバレッジ取引で25倍というのは、通常の外国為替のFXと比べてもリスクが高いですし、単純に難しいものがあります。
初めてレバレッジ取引に挑戦する人にとっては尚更でしょう。
ですが、リキッドでは初心者でも安心してレバレッジ取引ができるように2倍から選ぶことができます。
また、日によってボラティリティが大きかったり小さかったりするので、それに合わせてもレバレッジの調整ができるのは嬉しいですね。
リキッドのレバレッジ取引について、もっとく細かくまとめた記事もありますので、さらに詳しく知りたい人は以下の記事をどうぞ。

スプレッドが狭い
ビットコイン | イーサリアム | リップル | ビットコインキャッシュ | ライトコイン | |
---|---|---|---|---|---|
リキッドバイコイン | 4.67円 | 48円 | 0.23円 | 346円 | ー |
ビットポイント |
73円 | 200円 | 0.94円 | 151円 | 72円 |
ビットバンク |
255円 | 0.0002BTC | 0.03円 | 165円 | 0.0001BTC |
GMOコイン | 1538円 | 1662円 | 5.16円 | 3442円 | 438円 |
ビットトレード |
255円 | 0.0002BTC | 0.03円 | 165円 | 0.0001BTC |
DMM Bitcoin | 19000円 | 1800円 | 2.4円 | 2300円 | 340円 |
他の取引所と比べたらよく分かると思いますが、「現物取引」「レバレッジ取引」のスプレッドは、どちらも国内トップクラスに狭いので、割安に売買をすることができます。
2018年10月下旬現在は、ビットコインのスプレッドが国内で最も小さいので、ビットコインを売買するのであればリキッドが一番おすすめです。
リキッドのスプレッドに関しては以下の記事でまとめてあるので、参考にどうぞ。

安全性が抜群に良い
リキッドは他の仮想通貨取引所が行なっているセキュリティ対策に加え、他にも様々な対策を行なっています。
その対策の中でも注目すべき項目として、「100%コールドウォレット」というのがあります。
2018年はコインチェックやザイフなど、大手取引所が不正アクセスを受けて大金が盗まれてしまうという事件が何件か起きていました。
これら事件の全ては【ホットウォレット】というセキュリティが完全ではないウォレットに通貨を保管していたことが原因です。
他の取引所でも通貨の売買をスムーズにするために、ある程度はホットウォレットを使っているのですが、リキッドではほとんどがコールドウォレット保管になっていて、ハッキングのリスクが極めて低くなっています。
リキッドが行なっている他のセキュリティ対策も、すごい優秀なものばかりですので、安全性を求めて取引所を探しているという人にはおすすめな取引所です。
安全性について詳しくは、以下の記事で紹介していますので参考にどうぞ。

経営陣に信頼が持てる
Hello Twitter. I’m Mike Kayamori, CEO and co-founder of @QUOINE_SG. Welcome to my new Twitter account. I will try and get verified as soon as possible, but in the meantime, here is a photo for proof.
I look forward to engaging with you all here. pic.twitter.com/HE2x3GIT4B
— Mike Kayamori (@MikeKayamori) 2018年4月16日
CEOの栢森氏は東大卒の法学士であり、ハーバード大学でMBA(経営学修士)を取得しているエリートです。
その他にも、経営陣の経歴には「ゴールドマン・サックス」「バンク・オブ・アメリカ」「ブルームバーグ」「ソフトバンクグループ株式会社」「三菱商事」など、超一流企業が並んでいます。
経歴が全てではないですが、とても信頼が置ける取引所であることは間違いありません。
対応通貨ペアが多い
ベース通貨 | 対応ペア |
---|---|
円(JPY) | BTC、XRP、ETH、QASH、BCH |
米ドル(USD) | BTC、XRP、ETH、QASH、BCH |
ユーロ(EUR) | BTC、XRP、ETH、QASH |
豪ドル(AUD) | BTC、ETH、QASH |
香港ドル(HKD) | BTC、ETH、QASH |
シンガポールドル(SGD) | BTC、XRP、ETH、QASH、BCH |
中国人民元(CNY) | BTC、ETH、QASH |
フィリピンペソ(PHP) | BTC、ETH、QASH |
インドネシアルピア(IDR) | BTC、XRP、ETH、QASH |
リキッドでは「日本円」をはじめ、「米ドル」「ユーロ」など多数の法定通貨が対応しています。
それぞれで売買することはできるのですが、注意としては日本では日本円の入出金しかできません。
おそらく、これはどの国であっても、そこの対応通貨でしかできないようになってるものだと思われます。
海外に移住した場合でも国内の取引所を気軽に使えるという点では、メリットと言えるでしょう。

LIquid by Quoineの2つのデメリット
リキッドでのデメリットは以下の2つです。
- 出金に時間がかかる
- 出金手数料、アルトコイン手数料が高い
それぞれ簡単について説明していきますね。
出金に時間がかかる
リキッドは以前から「出金するのに数日かかる」という評判が多くありました。
確かに、早急にお金が必要になった際は不便を感じるかもしれないんですが、この出金に時間がかかってしまうのには理由があります。
それは、安全性の部分でも紹介しましたが、リキッドが預かっている資産をほぼ100%コールドウォレットに保管しているからです。
コールドウォレットは、その特徴として入出金が面倒であったり、手間がかかってしまいます。
これはコールドウォレットの仕様なのでしょうがないことなので、リキッドにお金を預ける際は出金が遅くなってしまうということは念頭に入れておきましょう。
個人的には多少時間がかかっても安全性を第一に考えてくれている方が嬉しいと思います。
コールドウォレットに関して詳しくは以下の記事をどうぞ。

手数料が高い
リキッドでは出金をする際、振込にかかる手数料とは別に、「500円」の出金手数料が取られてしまいます。
また、ビットコインは無料で売買できるのですが、アルトコイン取引手数料が「0.25%」というのは、他の取引所と比べると若干高いです。
ビットポイントやビットバンク
などは、全通貨で取引手数料が「無料」ですからね。
しかし、メリット面で紹介したようにリキッドはスプレッドがとても狭くなっています。
なので、手数料が高いからと言って、一概に他の取引所と比べて損をしてしまうという訳ではありません。
手数料とスプレッドを両方見て、割安に売買できる取引所を探しましょう。

リキッドバイコインのみんなの口コミ・評判は?
多様なレバレッジが魅力的
LiquidでXRPのレバレッジ取引(最大25倍)が10/19 13:00から開始となるようだ。
人によってはかなり魅力的なんじゃないかな。
ただ、慎重に……— みず (@mizuyoukan81) 2018年10月17日
リキッドではビットコインだけでなく、イーサリアムやリップルなど、様々な通貨でレバレッジ取引ができます。
とても魅力的ですが、リスク管理はしっかり行うようにしたいですね。
サーバーが安定している
今はliquid(quoinex)です。
サーバーの安定度とレバの量、JPY入金ができることと、日本語対応してることで判断しました。
取引所としての使いやすさはそこそこ。チャートの更新が遅くて、短期トレードではチャートが参考にしにくいのが難点。
アプリの方はレバレッジ取引ができないという致命的欠陥が— ロッピー (@rooppei) 2018年10月25日
サーバーの安定感は価格の動きが激しくなる程、重要になってきます。
僕自信、以前ザイフを使っていた際に価格が大きく動いた時、サーバーがダウンして大きな損失を出してしまった過去があります。
トレーダーには欠かせないポイントですね。
単純に良い取引所
仮想通貨ブログの多くは業者とアフィ提携してるから悪いことは言わないんだよ。
その点、私は一切アフィをやってないので良いのは良いと言うし、あかんのはあかんと言います!
ニュートラルな立場からもう一度言います
・良い業者
ビットバンク QUOINEX
・絶対に使ったらあかん業者
DMMコイン— 🎴お美沙🎲孤高のマザーズ戦士★ (@princess_misa5) 2018年4月7日
当メディア(ANGO)でも、良いものは良いと言いますし、悪いものは悪いと言っていますが、一般の人からもこのような声が出るというのは良い取引所で間違いない証拠でしょう。
ロスカットの補填がされた!
ロスカットの損失補償をするみたいですね。なかなか誠実な対応だと思います!Liquidローンチまでもうすぐです、頑張って下さい!#QUOINE #QUOINEX pic.twitter.com/JZ7usGoWln
— 桃ノ介 (@mo_mo5454) 2018年8月30日
緊急メンテナンスを行った際に発生したロスカットの損失補填をするという誠実な対応は素晴らしいですね。
入金が遅い
QUOINEX、入金くそ遅いなー。大事なタイミングだったのに。
— マジでまじお (@maziotoko) 2018年1月16日
メリット・デメリットでも紹介したように、リキッドは安全性を重視しているため、入出金などの反映が遅くなってしまいます。
売買自体に時間がかかっている訳では無いため、いつでも取引できるよう入金はあらかじめしておいた方が良さそうですね。
ANGO編集部からの口コミ・評判は?
ANGO編集部のみんなにもリキッドの評判を聞いた所、良い意見が多かったですね。
リキッドバイコインの口座開設方法
大まかな項目は、以下の通りです。
- 公式サイトへアクセス
- 各種情報を入力
- メール認証、ログイン
- 二段階認証の設定
- 本人確認書類の提出
他の取引所とも同じような手順ですね。
全ての行程は「10分」ほどで終わります。
今回はPC画面で説明していきますが、スマホでも同じ要領で行えますよ。
まずは、公式サイトへ飛んで、「新規登録」をクリックしましょう。
次に、各種情報を登録していきます。
名前や生年月日、収入源や投資目的、投資経験などを打ち込む画面に移るので、そのまま打ち込んでいきます。
全てを入力し終わったら登録したメールアドレスにメールが届き、ログイン画面に飛びますので、メールアドレスとパスワードを入力すれば、ログインできるようになります。
ログインしたら、右上のメニューバーを押して本人確認をしましょう。
ここまでの入力が終わったら、あとはハガキの到着を待って口座開設完了です。
もっと細かく口座開設までの手順を丁寧に解説した記事も用意してるので、まだ開設していない人で手順が不安な人は、以下の記事を読みながら一緒に口座開設してみてください。

まとめ
いかがでしたか?
今回はLiquid by Quoineの概要・特徴・評判をまとめてみました。
QASHトークンの将来性や、取引所のセキュリティ対策を見てもリキッドはとても今後大きくなっていく取引所だと、個人的にも思います。
アプリの使い方も簡単です、口座開設が終わったら以下の記事で取引所の使い方を紹介してるので良かったら参考にどうぞ。
この記事のあとによく読まれてます


