【英文翻訳付き】仮想通貨「ICO」と「IPO」の主な違いとは?

[voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/bird.jpg” name=”クリピッピ” type=”r”]予習はバッチリだっぴ!

  • ICO(Initial Public Offering):新規株式公開

→株式を市場に上場し、投資家に購入してもらう

  • IPO(Initial Coin Offering):新規仮想通貨公開

→企業がトークンを発行し、仮想通貨取引所に上場、暗号通貨の投資家に買ってもらうことで資金調達をする一連の流れのこと

ドヤッ!!

[/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]お、さすがだね!

じゃあ、その違いも詳しく説明してくれるかな?[/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/bird.jpg” name=”クリピッピ” type=”r”]それは・・・。

サタヒコくんお願いしますっぴ。。[/voice]

原文はこちら↓
hackernoon.com

全訳はこちら↓

ICO対IPO:主な違い
ICO対IPO:主な違い

暗号通貨とブロックチェーン技術の歴史の中で、我々はコイン、トークン、プリセール、クラウドセール、分散化など、数多くの新しいプロセスや用語をご紹介してきました。その中で、ICOとIPOは、我々にとっても他の多くの企業やプロジェクトにとっても、最も注目すべき用語の一つといえるでしょう。

近年、ICOとIPOに関する話題をよく耳にします。ICOとIPOという名前は似ており、目的も似たようなものであると多くの人が思っていますが、この二つの言葉には多くの違いがあります。

初期コイン・オファリング(ICO)は、暗号通貨の革新によって生まれたプロセスです。スタートアップ企業が資金調達する方法であり、プロジェクトの開始や開発の資金を提供するためのトークンの作成と販売が含まれます。 ICOはブロックチェーン技術に関連しています。

新規公開株(IPO)は、大規模な取引を公平に行うために民間企業が主導するもので、すでにプロセスが確立されており、途中でいくつかの手続きを必要します。 IPOとは、開発資金を集めることを目的として、会社の株式の公開販売をすることを指します。

ICOとIPOの主な違いとは何?

戦略
ICOの主な戦略は、プロジェクトの資金を調達し市場に参入することであり、ICOは通常スタートアップ企業によって行われます。一方で、IPOは、通常、財務的に安定した企業が規模を拡大し、一般に公開したいと思った後の段階で行われます。そこで調達された資金は、企業の将来の拡張プロジェクトに使用されます。

必要書類

企業がIPOを発行する場合、目論見書という法的文書を作成する必要があります。この文書は、会社およびIPOに関する重要な情報を記載しなければならない法的な申告であり、透明性において基準を満たさなければなりません。一方で、ICOは法的文書の作成が必須というわけではありません。ICOの際にも、プロジェクトに関するすべての情報とその目的が説明された白書の形の文書があります。しかし、ICOは白書の作成を義務づけられていないこと、IPOには目論見書が必要であることを指摘することは重要です。

信頼性

企業がIPOを通じて株式に上場するために達成しなければならない要件がいくつかあります。そのひとつが収益実績であり、専門の会計事務所による確認を受けるべきものになります。 ICOのプロセスでは、企業は実績や規制の枠組みを持つ必要はありません。ほとんどのICOでは白書を持っているだけですが、実はそれも必須ではありません。

所要時間

IPOプロセスは、最長6ヵ月かかる長いプロセスです。それは法的なプロセスが必要なためです。しかし、ICOプロセスはずっと短くなっています。 ICOの手続きにかかる時間は、プロジェクトの性質に依存します。企業が白書とスマートコントラクト発行すると、クラウドセールから始めることができます。クラウドセールの期間は、プロジェクトと最大のハードキャップ(上限金額)によって異なります。通常、最大1か月かかります。

ターゲットグループ

IPOは、銀行などの機関投資家のみを対象としています。全プロセスの中で部分的には個人投資家を対象としたものもあります。一方、ICOは誰のためにも開かれています。必要とするのは、特定のICOのトークンに変換できるビットコインまたはイーサの通貨のみです。

ICOとIPOは非常に似たもののような感じがありますが、現実は異なり、この二つは大きく異なるものです。しかし、どちらも企業を成功に導く有望なプロセスといえます。

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IPOとICOの主な違い

Throughout the history of cryptocurrencies and blockchain technology, we have been introduced to numerous new processes and terms such as coins, tokens, presale, crowdsale, decentralization, etc. Some of the most common terms and processes that gained the most attention to us and to many other companies and projects are ICO and IPO.

和訳:

暗号通貨とブロックチェーン技術の歴史の中で、我々はコイン、トークン、プリセール、クラウドセール、分散化など、数多くの新しいプロセスや用語をご紹介してきました。その中で、ICOとIPOは、我々にとっても他の多くの企業やプロジェクトにとっても、最も注目すべき用語の一つといえるでしょう。

近年、ICOとIPOに関する話題をよく耳にします。ICOとIPOという名前は似ており、目的も似たようなものであると多くの人が思っていますが、この二つの言葉には多くの違いがあります。

初期コイン・オファリング(ICO)は、暗号通貨の革新によって生まれたプロセスです。スタートアップ企業が資金調達する方法であり、プロジェクトの開始や開発の資金を提供するためのトークンの作成と販売が含まれます。 ICOはブロックチェーン技術に関連しています。

戦略の違い

[voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]うん、それぞれの目的と言ってもいいかな。

ICOは、スタートアップ企業がプロジェクトの資金を調達し市場に参入することが目的で、

IPOの目的は、財務的に安定した企業が規模を拡大し、企業の将来の拡張プロジェクトを進めるために資金調達するんだ![/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/bird.jpg” name=”クリピッピ” type=”r”]つまりどういうことだっぴ??

僕たちにとって何が変わってくるのかな??[/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]これは僕たちのような投資家からしたらリスクの大きさがまるで違うよ。

両方とも上手くいけばリターンは大きいけど、ICOはスタートアップ企業が行う分、不確定要素が多すぎてギャンブルにも近いレベルなんだ。

その点、IPOはすでに安定してる企業が行うものだからプロジェクトが成功する確率がとても高いからすごい美味しい投資とも言われているよ。[/voice]

信頼性の重要度

[voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]IPOは安定した企業が行うものって言ったんだけど、逆に言うと安定した企業じゃなきゃいけないんだ。

IPOを行う条件としていくつか達成しなきゃいけない条件があるんだけど、ICOとの大きな違いとしては「収益実績」が必要になってくるところかな。[/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]うん、実はICOは行うのにほとんど取り決めみたいなのがなくて、ぶっちゃけると僕らみたいな素人でもできちゃうんだ!

そう思うとICOって怖いよね。笑[/voice]

ターゲットの違い

[voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]IPOは個人投資家を対象とするものもあるんだけど、基本的には銀行みたいな機関投資家を対象にしてるんだ。

それに比べてICOは本当に誰でも参加することができるんだ、必要なのはビットコインとかイーサリアムのような仮想通貨だけって感じだね。[/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/bird.jpg” name=”クリピッピ” type=”r”]なるほどー!

でもリスクが少ないならIPOに投資したいっぴ![/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]そうだよね。

きっと誰でもそうしたいと思うんだけど、でもその分やっぱりIPOは参加するのに競争率がすごい激しくて難しいんだ。

だから「じゃあIPOで稼ごう!」なんて簡単な話はないんだよ。
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まとめ・考察

[voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/bird.jpg” name=”クリピッピ” type=”r”]「ICO」と「IPO」って1文字違いだから同じようなものだと思ってたけど、意外と違うんだっぴね!
[/voice] [voice icon=”https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/ango-production/wp-content/uploads/2018/03/スクリーンショット-2018-03-11-01.41.12.png” name=”サタヒコ君” type=”l”]そうだね!まとめておくと、

  • ICO:チャンスは簡単に掴めるけど、リターンよりリスクの方が大きい
  • IPO:チャンスは掴みにくいけど、掴めたら大きいリターンが見込める

って言う感じかな!

さらに詳しい違いは最初の全訳に書いてあるから読んでない人は是非読んでみてください。[/voice]