「イーサデルタってそもそもどんなものなの?」
「どんなメリット、デメリットがあるの?」
「イーサデルタってどうやって使うの?」
など疑問に思っていることがあると思います。
イーサデルタは分散型取引所と言われるモノですが、実はハッキングの可能性がない取引所なんですよ。
分散型取引所は、今はまだあまりメジャーではありませんが、今後どんどん広がっていく可能性が高いです。
中でもイーサデルタは最も注目されてる分散型取引所なんですね。
そこで今回は、イーサデルタとは?から、イーサデルタのメリットやデメリット、実際に使ってみての感想などを紹介してきます。
ぜひ参考にしてください。
目次
イーサデルタとは
イーサデルタとは、イーサリアムのブロックチェーンを利用した管理者のいない取引所になります。
主に、イーサリアムやイーサリアムのトークンしか扱っておらず、ビットコインなどの通貨は扱っていません。
取り扱い銘柄数が非常に多く、650種類以上の取り扱い銘柄があります。
通常の取引所は中央集権型で管理者がいますが、イーサデルタは分散型で管理者いない先進的な取引所です。
通常の取引所に比べると、まだユーザー数は少ないですが、分散型の取引所の中では利用者も多いので、ブロックチェーン技術を実感したい方なら間違いなくおすすめの取引所になります。
分散型取引所の仕組み
分散型取引所は今、もっとも注目されている取引所です。
取引全てをブロックチェーン上で行い、秘密鍵は個人で完全に管理し、実際に取引する際にしか秘密鍵を使わないため資産は常に個人の管理下にあります。
今主流の中央集権型の取引所とは違い、倒産や管理上のミスはありません。
透明性の高い取引所になっているのでこれから中央集権型の取引所から分散型に主流は変わってくる可能性も高いです。
分散型取引所(DEX)について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
より一層、今回の内容がわかります!

分散型取引所と通常の取引所の違い
分散型取引所 | 通常の取引所 | |
---|---|---|
資産管理 | 不要 | 必要 |
流動性 | やや低い | 高い |
基軸通貨 | プラットフォーム上の通貨 | 法廷通貨、BTCが大半 |
サポート | なし(全て自己責任) | あり |
手数料 | 入金、出金、取引の全てにあり | ない場合もある |
上の図をみてみると、やはり現在では通常の取引所の方が使いやすいことがわかりますね。
ブロックチェーン技術を使ったサービスはまだまだ歴史が浅いので、これからどんどん改善されていくのではないでしょうか。
具体的にイーサデルタを利用するメリット、デメリットについて以下で紹介していきます。
イーサデルタのメリット
イーサデルタのメリットとして
- 未上場やICO直後のトークンが買える
- 破綻やサービス停止のリスクがない
- 将来性がある
などがあります。
詳しく説明していきますね。
未上場やICO直後のトークンが買える
通常の取引所の場合、仮想通貨を上場させる際、「上場させるべきコインかどうか?」をその取引所が審議するのが一般的です。(中にはユーザーの人気投票なんかもありますが)
そのためその審査に落ちてしまったコインは、その取引所では売買できません。
しかし、イーサデルタは通常の取引所では扱ってないコインの売買を行えるので、まだ多くの人に価値を見いだされていないお宝コインを購入することができます。
そのコインが通常の取引所に上場するとなると、価格が爆上げするので一攫千金の可能性が十分にあります!
破綻やサービス停止のリスクがない
通常の取引所だと経営破綻のリスクなどがありますが、イーサデルタは分散型なので倒産する可能性は限りなく少ないです。
マウントゴックスのような管理者の不手際やコインチェックのようなハッキングの可能性が少ないので安心して取引をすることができます。
将来性がある
まだまだ分散型の取引所は珍しく、仮想通貨トレーダーには浸透していません。
しかしイーサデルタは、分散型の取引所の中ではかなり多くの利用者を抱えているので、これからもっと利用者が増えて、しっかり取引所としての機能が果たせれば間違いなく利用していて損のない取引所になります。
これからイーサデルタのような分散型取引所が一般的になる可能性もあるので、今から少しずつ利用していくことをオススメします。
イーサデルタのデメリット
もちろんイーサデルタにはデメリットも存在します。
それは
- 手数料が高い
- エラーが起こる
- 保証がない/li>
- 取引量が少ない
という4点になります。
4点を詳しく解説していきますね!
手数料が高い
イーサデルタには全ての取引の過程で手数料が取られてしまいます。
分散型取引所はただいた板取引を提供するだけのサービスだけなので、毎回ブロックチェーンに書き込むため毎回手数料が少しづつかかります。
現段階では小まめに手数料を取られますが、これからイーサデルタは多くのユーザーに利用されることができれば、手数料も安定していくのではないでしょうか。
エラーが起こる
中央集権の取引所は、取引を一括管理してサーバーを運営していますが、分散型取引所はサーバーが存在しないので、取引を円滑に行うためにはそれなりの手数料をはらわないといけません。
そして、一度に大量の取引が発生してしまうとエラーが起こってしまいます。
現状、しょうがない問題ですので初期設定のまま我慢して使うしかないですね。
保証がない
管理者がいない分、パスワードや秘密鍵は自分で管理しなければなりません。
無くした場合は、自己責任になります。
パスワードや秘密鍵を誰にも漏れないように管理して、しっかりセキュリティの高い場所に隠しておきましょう。
取引量が少ない
中央集権の取引所に比べ、取引量が少ないため、自分が買いたい(売りたい)場所で注文が出せない場合が多くありません。
現状こちらも仕方のないことですが、イーサデルタが浸透していけば、自然に改善されていくでしょう。
イーサデルタの登録方法(メタマスク登録)
イーサデルタを使うにはメタマスクかマイイーサウォレット と連動する必要があります。
今回はメタマスクの登録方法を説明していきます。
メタマスクは、グーグルの拡張機能から利用することができますので、グーグルクロームからメタマスクをダウンロードしてください。
メタマスクのパスワードを新しく作成してください。
グーグルクロームの拡張機能、またマスクを開いた状態で「import account」をクリックしてください。
すると自動的に連動されます。
連動されない場合は、メタマスクのウォレットアドレスをコピーペーストすれば、連動できます!
イーサデルタ入出金方法、取引方法
これからイーサデルタの入出金方法について説明します。
入金方法
イーサデルタの左上の「Deposit」をクリックします。
メタマスクに入っているイーサリアムを移動します。
自分の移動したいイーサリアムの数量を指定します。
メタマスクに移動すると、確認ページが出るので「submit」をクリックしたら資金の移動完了です。
[aside type=”warning”] ※資金移動には20分〜1時間ほどかかります。 [/aside]
20分〜1時間ほど経過すると、資金が移動しています。
出金方法
出金したい場合は「withdraw」を押して、出金したい金額を入力すれば、メタマスクに資金が移動できます。
取引方法
買いたいを銘柄を選定して、左下に「buy/sell」のオーダーする場所があるので、こちらからコインを購入することができます。
実際使ってみた所感
実際にイーサデルタを使ってみましたが、やはりまだ中央集権の取引所の方が使いやすいなと感じました。
メタマスクやマイイーサウォレットに登録するプロセスや、それをイーサデルタに連動させるというあたりが、仮想通貨初心者には少し難しいなという印象でした。
草コインを購入するならイーサデルタではなくてBinanceから購入した方がめんどくさくなくて楽チンだなって感じました。
しかし、ICOや未上場のコインを取引できることはすごく魅力的で、
「メジャーなアルトコインはもう持っているからこれからどうしようかな…」
「ICOや値上がりが見込めるコインを買いたいな…」
なんて思っている人は、イーサデルタをお勧めできます。
メジャーコインのイーサリアムが保有しているだけだと最近は値上がり益があまり見込めません。
イーサリアムを少しだけイーサデルタに移動して、ICOや未上場コインを購入すれば持っているイーサリアムが大きく増える可能性があるので魅力的です。
今後分散型取引所は広がっていくのか?
分散型取引所は、これから広がってくる可能性は高いと思っています。
理由として国内取引所の規制などのリスクがないことやブロックチェーン技術の浸透が理由としてあります。
現在国内の多くの取引所が金融庁の指導を受けています。
新規口座開設の停止や、取引の停止が起こっているので分散型取引所ではそのような運営主の管理ミスなどが起こることはないので、分散型取引所はすごく魅力的です。
そしてこれからもっと世の中に、ブロックチェーンを利用したサービスが浸透すれば、おのずとユーザーは利用しやすい取引所へ移動していきます。
この理由から分散型取引所はこれから広がってくる可能性があるということが言えます。
まとめ
いかがでしたか?
イーサリアムのトークンのみを扱う
初心者には難しいがこれから将来性がある
というこの3つを覚えておけば大丈夫です!