この記事を訪れたあなたは、購入する仮想通貨がなかなか決められずに悩んでいませんか?
確かにそれもそのはず、仮想通貨は種類だけでもなんと【約1900種類】もあるんです。
この中から今後価値が上昇していく通貨を見つけるのは難しいですよね。
さらに、「リスクを背負ってでもリターンを求めたい!」という人や、「大きなリターンよりもリスクを最小限に抑えたい!」といった人など、タイプも様々かと思います。
しかし、ちょっとした選び方のコツさえ理解できたら、自分の求めるリスクとリターンに合った通貨を選べて、高騰が期待できる通貨を見つけることだってできるんですよ。
今回は、そんな仮想通貨の選び方をご紹介します。
また、あなたにおすすめの購入する通貨の組み合わせ(ポートフォリオ)なんかも紹介しますから、仮想通貨選びに関してはこの記事を参考にすれば間違いありません。
ここで仮想通貨の選び方がマスターできたら、こちらの記事でおすすめ仮想通貨をランキング化しているので、その中から購入する通貨を決めると簡単です。

- 通貨のリスクとリターン指標から決める
- 分散投資の考えから決める
- 高騰条件を当てはめる
目次
ステップ①:通貨のリスクとリターン指標から決める
仮想通貨はコインによって「想定されるリスクとリターンが異なる」ってことはご存知ですか?
これをなにも知らずに通貨を購入してしまうと、気づいたら「え、めちゃくちゃ損してる…」なんてことになりかねませんよ。
そこで、仮想通貨選びの1つめのステップは想定されるリスクとリターンから仮想通貨を選ぶことです。
主に仮想通貨はこの4種類に分けられます。
- ビットコイン
→リスクとリターンは最も小さい。
今後1年間で価値が0になることはほぼ有りえない。しかし価値が2倍になることも考えづらい。
- 王道アルトコイン
→リスクとリターンは比較的小さい。
今後1年間で価値が0になるとは考えづらい。2倍3倍に高騰する可能性もある。
- アルトコイン
→リスクとリターンは比較的大きい。
今後1年間で価値が0になる可能性はある。しかし10倍に高騰する可能性もある。
- 草コイン
→リスクとリターンはかなり大きい
今後1年間で価値が0になる可能性の方がかなり高い。しかし100倍に高騰する可能性もある。
このリスクとリターン指標からあなたにあった仮想通貨を選んでみましょう!
それぞれリスクの大きさは、仮想通貨の「上昇率と下落率・取引量」の観点からはかることができます。
リスクリターンの定義1:過去の上昇率と下落率
実は、過去に大きな変動をした通貨ほど、今後も大きな価格の変動が起こる傾向があります。
大きな価格の変動が起こるってことは、それだけハイリスク・ハイリターンになるってことですね。
2017年上昇率 | 2018年下落率 | |
---|---|---|
ビットコイン | 約13倍 | -約50% |
モナコイン | 約400倍 | -約80% |
例えばビットコインはモナコインと比べて上昇率は控えめでした。
なので2018年の下落幅もモナコインと比べると控えめになってます。
逆にモナコインは2017年の上昇率がかなり大きかったので、2018年の下落率も大きくなってますね。
リスクリターンの定義2:取引量
また、取引量の小さい通貨ほど、大きな価格の変動が起こります。
ようはリスクの高い通貨になるってことですね。
例えば、「マイナーで誰も取引していないような仮想通貨が、国内取引所に上場」なんてことが起きたらとんでもなく価格は高騰しますよね。
つまり、注目度が低く、全く取引されていないマイナーな仮想通貨であるほど、高騰材料がポンッて現れたらサプライズが大きいんです。
そのサプライズの大きさによって価格は大きく高騰します。
大きく高騰するってことは、上でも紹介したように下落するときもそれだけ大きくなるってことです。
なので取引量の少ない仮想通貨はリスクもリターンも大きいってことになります。
ちなみに通貨の取引量は、CoinMarketCapから確認できます。
ステップ②:分散投資の考えから決める
仮想通貨選びの2つめのステップは、分散投資を行うことです。
分散投資とは、上の画像のようなものです。
例えば、たまごを一つのカゴで運んでてうっかり転んでしまえば全部割れちゃいますよね。
そこで、たまごを分散させて運べば、転んでも被害を一個のたまごに抑えることができます。
これと同じように、複数のコインを分散させて保有することで、リスクを減らすことがめちゃくちゃ大切なんですね。
投資の世界では、このようにリスクレベルに応じて保有銘柄を割りふることを「ポートフォリオを作成する」なんていったりします。
ここでは、あなたのリスクレベルに応じておすすめのポートフォリオを作成してみましょう。
ちなみにこちらはANGO編集部メンバーのポートフォリオを比較してみた記事です。
「あーこんな風に分散投資すればいいんだ」ってのが理解できるんじゃないかなって思います。

ローリスク・ローリターン
「失ったら非常に困る」お金を仮想通貨投資で運用する方には、このローリスク・ローリターン型のポートフォリオがおすすめです。
- ビットコイン50%・王道アルトコイン40%・アルトコイン10%・草コイン0%
こんな感じで資産を銘柄ごとに配分して投資してみましょう。
注目度の高いコインをメインに選び、リスクを極力抑えたポートフォリオになっています。
もちろんこれは僕の考えたおすすめポートフォリオなので、あなた好みの資産配分に変えてみるのも全然ありですよ。
ミドルリスク・ミドルリターン
「半分に減ったとしても気にしない」お金を仮想通貨投資で運用する方には、ミドルリスク・ミドルリターン型のポートフォリオがおすすめです。
- ビットコイン30%・王道アルトコイン30%・アルトコイン30%・草コイン10%
これは攻めも守りもバランスの良いポートフォリオです。
リスクの高いアルトコインや草コインに投資する代わりに、多くの銘柄に分散して投資することでリスクを軽減できます。
ハイリスク・ハイリターン
「最悪0になってもいい」お金を仮想通貨投資で運用する方には、ハイリスク・ハイリターン型のポートフォリオがおすすめです。
- ビットコイン0%・王道アルトコイン10%・アルトコイン40%・草コイン50%
リスクはかなり高いですが、当たれば最も大きな利益が得られるポートフォリオになっています。
特に草コインに関しては価値が上がらないコインの方が多いので、50%の資産配分の中で多くの銘柄に少額ずつ投資するのがベターです。
かなり攻めの強い投資になるのと、草コインにも多くを投資するので、資金力があって仮想通貨の知識もある程度ある方が適してます。
ステップ③:高騰条件を当てはめる
これは少し上級者向けの仮想通貨選びのステップになります。
仮想通貨の高騰条件を当てはめて高騰するコインを見つけるんですが、初心者の方には少し難しいかもしれませんね。
でも、これから仮想通貨上級者を目指したいってかたや、仮想通貨の勉強にやる気をお持ちの方ならきっとうまく活用できるでしょう。
仮想通貨の高騰条件は大きく分けて3つあります。
- 技術力
- 実用性
- コミュニティ
過去の仮想通貨の高騰要因を分析した結果、この3つが要因で高騰することが非常に多いです。
それぞれ一つずつ紹介しますね。
技術力
技術力の高いコインの判断ポイントは、
- ガバナンス
→その通貨の統治の仕組み
- バージョンアップへの対応
→その通貨のロードマップ通りにバージョンアップが進んでいるか
- スケーラビリティ対策
→送金詰まりの解消方法
- ブロックチェーン
→革新性と応用性が優れているか
主に通貨のロードマップやホワイトペーパーを元にこれらを判断できます。
もちろん「自分で調べるのもめんどくさいな…」ってかたが大半ですよね。笑
こちらの記事に、僕が分析した仮想通貨の「技術力」をランキングにしましたから参考にしてみてくださいね。

実用性
実用性の高い仮想通貨の判断ポイントは、
- 匿名性
→送金の匿名性が優れているかどうか
- 決済スピード
→送金スピードの速さ
- ネットワーク安全性
→通貨のセキュリティ
- 認知力
→多くの取引所に上場しているかどうか
こちらも「実用性」をランキングにした記事がありますから、そちらを参考にしてみてくださいね。

コミュニティ
コミュニティの強い仮想通貨の判断ポイントは、
- 開発グループ
→開発グループのマーケティング力
- 提携先
→通貨に出資している企業と出資額
- ユーザーコミュニティ
→ツイッターグループ
こちらも「コミュニティ」をランキングにした記事がありますから、そちらを参考にしてみてくださいね。

まとめ
いかがでしたか?
今回は仮想通貨の選び方を紹介しました。
今回の記事をまとめると、仮想通貨を選ぶ3ステップは、
- 通貨のリスクとリターン指標から決める
- 分散投資の考えから決める
- 高騰条件を当てはめる
この3つです。
「高騰条件」だけ初心者には判断が難しいステップになってますから、リンク先の記事を参考に判断してみてください。
この記事によってあなたが納得して自分にあった通貨を選ぶことができたらとっても嬉しいです!