「ICOトークンってどんな用途があるんだろう…」
「ICOを展開する通貨ってどんな通貨があるの?」
なんてことに悩んでいませんか?
ICOトークンには色々な種類があるのはご存知の方も多いと思います。
しかし、実際に何種類あってそれぞれどんな特徴があるのかを知ってる人は意外に少ないんじゃないでしょうか?
実はトークンの種類や特徴を知っておくことは、ICOに投資するときに詐欺トークンを捕まされないためにとっても大切なんです。
そこで今回は、トークンの種類とそれぞれの特徴を紹介します。
それぞれイメージしやすいように、ICOで誕生したトークンの例も交えて徹底解説しますね。
また、トークンが生み出されるICOに利用される仮?%x?gP???aI8p??7?2%@x?%@,E3??いても紹介していきますよ。
「その前にトークンを体系的に学んでおきたいかも…」という方は、まず以下の記事をチェックしてみてくださいね。

目次
ICOトークンの種類
ICOトークンの種類は以下の【5種類】です。
- 仮想通貨型トークン
- 会員権型トークン
- アプリケーション・プラットフォーム型トークン
- プリペイド型トークン
- ファンド持分型トークン
そもそもトークン自体に正式な定義ってないんですが、広く知られてるのがこの5種類です。
それでは一つずつ紹介していきます。
仮想通貨型トークン
仮想通貨取引所で円やドルなどの法定通貨、もしくは仮想通貨との交換を前提に作られるトークンが仮想通貨型トークンです。
もちろんこの仮想通貨型のトークンを購入したら、決済もできますし普通に通貨のように利用できます。
中にはビットコインやイーサリアムの欠点を解消できるポテンシャルの高いトークンなんかも誕生してますよ。
代表的なトークンでいえば、韓国の自動車メーカーで有名なヒュンダイがICOで行ったHdacトークンです。
2017年で行われたICOで2億5800万ドルを販売し、今後は実際に仮想通貨としての利用を目指しています。
会員権型トークン
会員権型トークンは、簡単にいえば【株主優待】のようなものです。
一定のトークンを保有していることで、ICO事業者が提供するサービスを利用できます。
代表的なトークンでいえば、Huobi tokenですね。
Huobiは仮想通貨取引所で有名ですが、そこがICOを行って発行されたトークンです。
このトークンを保有していると、取引所でコインの購入にかかる手数料が割引になるサービスが受けられます。
アプリケーション・プラットフォーム型トークン
アプリケーション・プラットフォーム型トークンは、ネット上でアプリや事業のプラットフォームを利用するのに使われるトークンです。
代表例で言えばイーサリアムがこれに当たりますね。
Dappsというアプリケーション・プラットフォームを利用していろんなコンテンツのアプリが利用できます。

プリペイド型トークン
ICO事業者が提供するモノやサービスを利用する時に使われるのがプリペイド型トークンです。
代表例で言えば、利用者数2億人以上のTelegramによるICOトークン、Glamです。
ブロックチェーン技術を開発し、メッセージ機能に匿名性を持たせる開発が行われています。
17億ドル以上をICOで販売しました。
ファンド持分型トークン
ファンド持分型トークンは、ICO事業者の事業成果に応じて収益として支払われるトークンです。
言ってしまえば、ほぼ株式と変わりません。
配当も得られますし、売却して利益を狙うこともできます。
唯一、株式と違う点で言えば保有数に応じて事業者の経営に関与することができない点ですね。
ICOを展開する代表的な通貨の種類
ICOで販売されるトークンは、いくつかの仮想通貨のブロックチェーン上で誕生します。
簡単にいえば売り出されるトークンは子供で、親となる仮想通貨があるってことですね。
ではどんな種類の通貨がICOを展開しているのか紹介していきます。
代表的なICOを展開する通貨はこの3つです。
- イーサリアム
- COMSA
- カウンターパーティ
一つずつ紹介していきます。
イーサリアム
ICOでは、イーサリアムのプラットフォームを使って多くのトークンが生み出されています。
オーガーやomisegoなど、今では時価総額でも上位にいる主要なトークンがイーサリアムプラットフォームから誕生し、今でも1日に数百種類以上の新規トークンが発行されています。
これだけイーサリアムのプラットフォームがICOで多く利用される理由は、イーサリアムのプラットフォームが非常に技術的に優れているからです。
イーサリアムの優れた技術であるスマートコントラクトを新たなトークンに付与できて、且つICOがとてもやりやすいのがイーサリアムプラットフォームが活用される理由です。
イーサリアムとは?誕生秘話〜仕組み・生活への影響まで徹底解説
COMSA
COMSAは取引所のZaifを運営するテックビューロという会社が始めたプロジェクトで、トークン名をCMSトークンと言います。
COMSAは日本初のICOプラットフォーム機能を備えた仮想通貨です。
COMSAのプラットフォームを使うと、ブロックチェーン技術に関する知識のない企業でも簡単にICOでトークンが発行できるようになります。
まだまだCOMSAを利用したICOトークンは少ないですが、今後拡大する可能性もあるかもしれませんね。

カウンターパーティ
カウンターパーティは、ビットコインのブロックチェーン上で構成されたプラットフォームです。
ややこしいんですが通貨名をXCPと言って、プラットフォームをカウンターパーティって言います。
プルーフオブバーンというアルゴリズムが実装されていて、新規トークンの発行分XCPを焼却して使えなくすることで、新しいトークンに価値を持たせることができます。
カウンターパーティにより誕生した代表的なコインはPepe Cashがあります。

ICOトークンは詐欺に注意
ICOトークンは一攫千金が狙える非常に夢のある銘柄ですが、冒頭でも軽く紹介したように詐欺がめちゃくちゃ多いです。
もともとICOトークンに関する銘柄は情報がかなり少ないので、めちゃめちゃリスクの高い投資になります。
今回ご紹介したICOトークンの種類から、しっかりトークンの用途やICO事業者の企業概要を判断しないと詐欺トークンをつかまされることになるかもしれませんよ。
そこで大事になるのが【ホワイトペーパー】です。
ホワイトペーパーは、そのトークンの用途や事業プロジェクトが書かれているICO事業者によって公表される文章です。
特に、ホワイトペーパーで開発目的や技術の革新性があるかどうかをしっかりチェックしましょう。
これらがなかったら間違いなく詐欺です。笑
ただ、ホワイトペーパーからその通貨の開発目的や技術的な革新性を読み解くことはある程度の知識が必要になります。
なので初心者のかたが一攫千金を狙ってICOトークンに手を出すのはおすすめしません。
他にも、「このICOに投資してみない?」なんて案件まがいのものも詐欺が横行してるので注意してくださいね。

まとめ
いかがでしたか?
今回はICOトークンの種類と、ICOプラットフォームとなる通貨と特徴を紹介しました。
もう一度おさらいするとトークンの種類は、
- 仮想通貨型
- 紹介会員権型
- プラットフォーム型
- プリペイド型
- ファンド持分型
の5種に分けられて、イーサリアム、COMSA、カウンターパーティなどの3種がICOの基盤となり、トークンを発行するって感じですね。
もしICOトークンを購入される方は、しっかりそのトークンの種類や特徴、用途を確かめ、ホワイトペーパーを確認してから購入しましょうね。
もちろん中には有望なトークンもありますから、根気よく調べてみてください。