この記事にたどり着いたということはきっとあなたは、
「仮想通貨fxってどんなメリットがあるの?」
「ぶっちゃけ投資としてアリなの?」
なんて思っているんじゃないでしょうか?
仮想通貨FXはリスクもリターンもデカいですが、メリットとデメリットはそれだけではありません。
リスクとリターン以外にもいろんなメリット、デメリットがあるんですよ。
そしてそれらを理解しておかないと、思わぬ損をしてしまう可能性や、逆にチャンスを逃してしまう可能性もあるんです。
どんなメリットとデメリットがあるのか、しっかりと理解した上で仮想通貨(ビットコイン)FXに投資をするようにしましょう。
ということで、仮想通貨(ビットコイン)FXのメリットとデメリットをとっても簡単に解説していきます。
今のあなたにとって、仮想通貨FXが「投資としてありなのかどうか?」の参考になると思いますので、ぜひ見てみてください。
目次
そもそも仮想通貨(ビットコイン)FXとは?
仮想通貨(ビットコイン)FXとは一言で言うと、ビットコインの取引を現物ではなく、FXで行う投資方法です。
FXというのは、【証拠金取引】というもので、自分はお金を持っているぞ!という証拠となるお金(=証拠金)があれば、レバレッジをかけて実際の資金より大きなお金で取引することができる投資です。
つまり、証拠金があれば、5倍や10倍、100倍などのレバレッジをかけられるため、一回一回の取引の損益がでかくなるということです。
FXは実際のお金よりも大きなお金を取引するので、現物のお金を買ったり売ったりするわけではなく、買いと売りの最終的な差額の結果のみが反映される、【差金決済】となります。
詳しくは以下の記事をどうぞ。

仮想通貨(ビットコイン)FXのメリット
それでは、仮想通貨(ビットコイン)FXのメリットから説明していきます。
メリットは全部でこの4つです。
- 少ない資金で大きな額の取引ができる
- ハイリターンを狙える
- 「売り」からの取引もできる
- ロスカットで損失を限定できる
では一つずつ詳しく見ていきましょう。
少ない資金で大きな額の取引ができる
一つ目のメリットは、最初から言っているように、少ない資金で大きな額の取引ができることです。
これが、レバレッジですね。
なので、投資資金が少なくても大きな額のお金を動かすことができます。
ハイリターンを狙える
レバレッジをかけられることで、大きなリターンを狙えますよね。
例えば、10万円の資金(これが証拠金)で投資をして、レバレッジが100倍だったら、1000万円分の資金を動かすことができます。
その取引で、1000万円を1005万円に増やすことができたら、5万円のプラスになります。
つまり、10万円の資金でも、5万円も利益を出すことも可能ってことです。
ただ、もし負けた時には、損失もめちゃデカくなるので、レバレッジをかけることはハイリスクというデメリットもあります。
「売り」からの取引もできる
FX取引は、売りからの取引ができるため、相場が下がる時にも利益を出せるのがメリットです。
「売りから始めるってどゆこと?」
「買ってもないものをどうやって売るの?」
FX取引をやったことない人はそう思うかもしれませんね。
FXはさっきも言ったように【差金決済】なので、現物のお金を買ったり売ったりしているわけではないのです。
簡単なイメージとしては、
これから価格が上がると思ったら「買い」、下がると思ったら「売り」という意思表示をする
そんな感じです。
そして、買ったら売る、売ったら買うの一連の流れを行うと、その差分が出ますよね。
その差分がプラスだったら利益になりますし、マイナスだったら損失になるってわけです。
ロスカットで損失を限定できる
仮想通貨FXには、取引所によってロスカットがあるところがあります。
これは、自分で損失をカットするロスカットとは違います。
取引所が強制的にあなたのポジションをカットする強制ロスカットです。
この強制ロスカットは、あなたの資産が取引所が設定している証拠金の額よりも少なくなりそうな時に行われます。(取引所によってロスカットが発動する割合が違います)
これは、あなたが取引所に預けたお金以上の損失が出ないようにするためものです。
なので、利益は無限大ですが、損失は限定されているってことです。
ただ、このロスカットは後でも説明しますが、メリットでもありデメリットでもあります。
仮想通貨(ビットコイン)FXのデメリット
では続いて、仮想通貨(ビットコイン)FXのデメリットを説明していきます。
デメリットも以下の4つがあります。
- ハイリスク
- 送金などはできない
- 追証があると元本以上の損失になることも
- ロスカットで取引が終わってしまうことも
それでは一つずつ見ていきましょう。
ハイリスク
はじめから何度も言っていますが、仮想通貨FXはとってもハイリスクです。
勝った時にはリターンがデカいってことは、逆に負けた時には損失もデカくなるということです。
10万円の資金でレバレッジをかけて、5万円プラスになれば15万円にすることもできますが、5万円マイナスになれば一気に資金が半分の5万円になってしまいます。
送金などはできない
仮想通貨FXは、現物にお金を売買するわけではないので送金することはできません。
仮想通貨FXでビットコインを買っても実際にビットコインがあなたのウォレットに入るわけではないからです。
仮想通貨FXでは、買ったビットコインを売り終わってから、その差額分の損益が日本円であなたの口座に反映されます。
追証があると元本以上の損失になることも
追証の定義は主に2つあります。
- 証拠金が一定割合を下回るたびに追加入金しなければならない
- 元本以上の損失が出た場合に不足分を入金しなければならない
一つ目は、例えば資金が証拠金の80%になったら足りない分の20%を入金しないと取引ができないというものです。
二つ目は、例えば10万円の資金の時に12万円の損失が出たら、2万円の不足分を取引所に支払わないといけないというものです。
二つ目のパターンの場合には、もし損失が大きくなった時に取引所に借金することになるので、その分をしっかり払わないといけません。
ただ、取引所によっては、この追証がないところもあるので、追証がない取引所を選ぶ方がいいでしょう。
ロスカットで取引が終わってしまうことも
さっき、ロスカットはメリットでもありデメリットでもあると言いました。
ロスカットがデメリットになってしまう場合というのは、相場が下がった後に上がるパターンの時です。
相場が下がり、証拠金の金額よりも少なくなりそうな場合に強制ロスカットされますが、その後価格が上昇し、損失を小さくできたかもしれません。
つまり、取引を強制的に終わらされてしまうので、その後どれだけ価格が上がろうと利益を出せなくなってしまいます。
ただ、その後価格が上がるのか下がるのかはその時点では分かりませんし、もしかしたらさらに下がる可能性もあるので、僕はロスカットがある取引所を選んだ方が損失を小さくできると思います。
結局、仮想通貨(ビットコイン)FXは投資としてどうなの?
投資としては、ボラティリティも激しくレバレッジも大きくかけられるので、面白いと思います。
なので、ハイリスクハイリターンを狙いたい人にはおすすめです。
ただ、長期保有したい人、ローリスクローリターンがいい人、投資初心者の人にはおすすめしません。
ちょっと手を出してみようかなって感じでやったら痛い目見るかもしれません。
投資の自信があって、ちゃんとリスクヘッジできる人はチャレンジしてみるのもいいかもしれないですね。
ただ、ハイリスクハイリターンな投資なので、情報収集はとても大事です。
負けないようにしっかり情報収集をするようにしましょう。
仮想通貨(ビットコイン)FXができるおすすめ取引所は?
最後に、仮想通貨(ビットコイン)FXのおすすめ取引所を3社紹介します。
おすすめ取引所は、
BitMEX、bitbank trade、BITPOINT
です。
BitMEX
BitMEXは、最大100倍のレバレッジをかけられる海外取引所。
国内取引所では、100倍のレバレッジをかけられるところはないので、超ハイリスクハイリターンで取引したい人におすすめです。
ただし、海外取引所なので日本語対応がありません。
初心者には扱いが難しいかもしれないので、中級者以上の方におすすめします。
bitbank trade
bitbank tradeは、追証なしなので、元本以上の損失になることはありません。
さらに、スワップ無料となっています。
スワップというのはポジション料のことで、ボジションを持っている状態で営業日をまたぐと手数料が発生します。
しかし、bitbank tradeではそのスワップ(ポジション料)が無料になっています。
デイトレードではなく、少し日をまたいでポジションを持ちたい人におすすめですね。
BITPOINT
BITPOINTは、国内取引所では最大レバレッジの25倍で取引ができます。
国内取引所で大きなレバレッジをかけたい人におすすめです。
また、取引手数料が無料で、Mt4という本格的なトレードツールを使って取引できます。

本格的にデイトレをしたい人にとってもおすすめできる取引所です。
その他、おすすめな取引所は以下の記事で紹介していますので、見てみてください。

まとめ
いかがでしたか?
今回は、仮想通貨(ビットコイン)FXのメリットとデメリットを解説しました。
最後にもう一度メリットとデメリットをまとめますと、
メリット
- 少ない資金で大きな額の取引ができる
- ハイリターンを狙える
- 「売り」からの取引もできる
- ロスカットで損失を限定できる
デメリット
- ハイリスク
- 送金などはできない
- 追証があると元本以上の損失になることも
- ロスカットで取引が終わってしまうことも
です。
しっかりと理解してから、取引をするようにしましょう。