トークンには、
- ERC20(イーサリアム系のトークン)
- mosaic(NEM系のトークン)
- CounterPartyトークン(ビットコイン系のトークン)
- MonaParty(モナコイン系のトークン)
など様々な種類があります。
この記事に辿り着いたということは、
「今流行っているICOに挑戦したいけど、トークンのウォレットはどれが良いんだろう?」
「分散型取引所(DEX)がこれから流行るだろうし、トークンに対応したウォレット作って置かなきゃな・・・。」
このようなことで悩んでいる人が多いのではないでしょうか?
ICOにしてもDEXにしても基本的に扱われるのは、ERC20(イーサリアム系のトークン)です。
なのでおそらく、ERC20に対応したウォレットを探している・・・という人が大半だと思います。
そこで今回は、ERC20に対応したウォレット4つと、その他のトークンに対応した代表的なウォレット2つをそれぞれ簡単に紹介していきます。
この記事をブックマークしておけば、様々なICOにも挑戦できるようにもなりますよ。
目次
ERC20トークン用のウォレット
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
MyEtherWallet | |
---|---|
ウォレットタイプ | デスクトップウォレット |
使いやすさ | ◯ |
安全性 | ◎ |
日本語対応 | △ |
公式ページ | myetherwallet.com |
マイイーサウォレットは、「イーサリアム」「イーサリアムクラシック」「ERC20」に対応しているデスクトップウォレットです。
「イーサリアム系のウォレットと言ったら?」
という質問に対して真っ先に出てくる答えは、このマイイーサリアムウォレットでしょう。
日本語に対応しているのがとても嬉しい点の一つ。
海外のウォレットは日本語対応していないところばかりですからね。(MyEtherWalletもサポートセンターまでは日本語対応していませんが・・・。)
ウェブウォレットのようにサーバー上に秘密鍵を保存しているわけではないため、公式ウォレットのサーバーに攻撃されてもあなたの秘密鍵が漏洩する心配がなく、安心できます。
また、TrezorやLedger Nano Sといったハードウェアウォレットと連携させて使うこともでき、安全性を高めることもできます。
→ さらに詳しいMyEtherWalletの内容
→ MyEtherWalletの使い方
MetaMask(メタマスク)
MetaMask | |
---|---|
ウォレットタイプ | ウェブウォレット |
使いやすさ | ◯ |
安全性 | ◯ |
日本語対応 | × |
公式ページ | chrome.google.com/metamask/ |
メタマスクはGoogleChromeの拡張機能で使えるウェブウォレットで、「イーサリアム」と「ERC20」が保管できます。
「ウェブウォレットだから、セキュリティが低いんじゃないか・・・?」
と思われがちですが、メタマスクでは【合言葉システム】というセキュリティ対策があるので、ウェブウォレットの中では安全性が高いのが特徴です。
合言葉システムっていうのは、簡単にいうとよくある「秘密の質問」的なアレですね。笑
また、メタマスクはChromeの拡張機能やFirefoxのアドオンといった形で気軽に手軽に使うことができるので、それがとっても便利。
わざわざアプリやソフトをインストールして、解凍して…と言っためんどくさい手順を踏むことなく、公式ページへ行ってボタンをポチポチッと押してブラウザに追加するだけで完了できます。
デザインもシンプルで使いやすいんですが、日本語には対応していないので、そこに関しては注意が必要です。
tokenPocket(トークンポケット)
tokenPocket | |
---|---|
ウォレットタイプ | モバイルウォレット |
使いやすさ | ◎ |
安全性 | ◯ |
日本語対応 | ◯ |
公式ページ | tokenpocket.jp/ |
上で紹介したマイイーサウォレットやメタマスクはPC用のウォレットとなってますので、トークンポケットは「スマホで管理したい人用のウォレット」と言った感じでしょうか。
(一応、メタマスクはスマホ管理もできますがスマホだと使いにくいです。)
また、日本発のウォレットなので問い合わせ等も日本語対応して、とても安心できます。
これまでイーサリアム上で提供されるDAppsを利用するためにはメタマスクを使用する必要がありましたが、
トークンポケットはスマホでDAppsを簡単に利用することができ、今後も様々なDAppsに対応していく予定だそうです。
ginco (ギンコ)
ginco | |
---|---|
ウォレットタイプ | モバイルウォレット |
使いやすさ | ◎ |
安全性 | ◯ |
日本語対応 | ◯ |
公式ページ | Ginco.io |
ギンコは「ERC20」にも対応している仮想通貨のモバイルウォレットです。
対応通貨は20種類ほどで、そのうちERC20のトークンに関しては約10種類程度しか対応していません。
ですが、今後は「DAppsとの提携」「日本円の入金」なども可能になる予定だそうです。
順次、取扱通貨も増やして【分散型取引所(DEX)】も搭載するというロードマップを掲げている注目のウォレットですね。
トークンのためのウォレットというよりも、仮想通貨のウォレットって感じではありますが、これからに期待ができるウォレットなので紹介しておきます。
mosaicトークン用のウォレット
NanoWallet(ナノウォレット)
Nanowallet | |
---|---|
ウォレットタイプ | デスクトップウォレット |
使いやすさ | △ |
安全性 | ◎ |
日本語対応 | ◯ |
公式ページ | nem.io |
ナノウォレットは、「ネム」と「モザイク(ネム系のトークン)」のみに対応したデスクトップウォレットです。
もし、ネムや、モザイクのサービスを受けたいというのであれば絶対に持っておくべきウォレットですね。
というか、そもそもネム系の多くのサービスはナノウォレットでないと利用できません。
放置していても報酬がもらえることで有名なハーベストも、ナノウォレットにXEMを入れておかないとできません。
MonaParty・CounterPartyトークン用のウォレット
CounterWallet(カウンターウォレット)
CounterWallet | |
---|---|
ウォレットタイプ | ウェブウォレット |
使いやすさ | ◯ |
安全性 | △ |
日本語対応 | × |
公式ページ | wallet.counterwallet.io、monaparty.me/ |
今はイーサリアム系のトークンが主流になっていますが、以前はカウンターパーティでトークンを作成することが多かったんです。
また、カウンターパーティやモナパーティでは独自のトークンも簡単に作ることができます。
自分のトークンを作って新しい経済圏を作ってみたいという人なんかは使ってみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はERC20に対応したウォレット4つと、その他のトークンに対応した代表的なウォレット2つをそれぞれ簡単に紹介しました。
最近ではモバイルウォレットでもDAppsに参加できたりするようになってきて、モバイルウォレットの利便性が高まってきています。
また、新しく利便性の高いウォレットが誕生した際にはこのページを更新していきますので、よかったらブックマークしておいてください。