「ICOに投資したいけどちょっと怖い..」
「失敗しない選び方を教えてほしい!」
ICOに投資しようと思ったら、このような不安や疑問はつきものではないでしょうか?
現在、数百種類のICOが存在していてその中に多くのスキャムコインと呼ばれる詐欺コインが存在します。
ICO初心者にとっては、詐欺コインを見分けたり、良いICOを見つけたりするのは困難を極めます。
そこで、実際に3つのICO投資経験がある僕が実践している「ICOの選び方」を紹介したいと思います。
これをやっても詐欺に引っかからないという保証はありません。
それほど今、ICOには詐欺が多いのです。
ただ少なからず失敗する可能性は下げることは確実ですね。
しっかり良いICOを見分け、より高い利益を追求していきましょう。
それではどうぞ!
目次
- 1 そもそもあなたはICOに投資しても大丈夫?
- 2 失敗しないICOの選び方12ポイント
- 2.1 メンバー構成やアドバイザーは信頼できる?
- 2.2 出資企業は知名度や信頼性はある?
- 2.3 そのICOで何を成し遂げたいのかコンセプトがしっかりしてる?
- 2.4 ホワイトペーパーがしっかり書いてある?
- 2.5 トークン配布数・資金調達金額の上限は?
- 2.6 本当にブロックチェーンを使う必要があるプロジェクトか?
- 2.7 HP・SNSなどでしっかり情報が開示されてる?
- 2.8 β版など利用可能な機能がある?
- 2.9 公式サイトなどからの問い合わせにしっかり対応してる?
- 2.10 トークンの配布方法について詳しく記載がある?
- 2.11 似ているコインと比較して優位性はある?
- 2.12 GitHubでコードを見てみよう
- 3 ICO投資をしてはいけないタイミング
- 4 おすすめのICO情報サイト
- 5 ICOの購入方法
- 6 まとめ
そもそもあなたはICOに投資しても大丈夫?
まず、ICOに投資する前に「自分自身が本当にICO投資をすべきなのか」今一度考えてみることが必要ですね。
ICO投資は実際に仮想通貨をやったことない人や知識がない人にとってはとてもハードルが高いです。
ICOは儲かる!爆益が見込める!などの薄い情報だけでICO投資をやろうとする人が最近増えていますが、僕はそれには反対です。
なぜならそのノリでICOに投資しても99.9%失敗するから。
そこでまずは、ICOに投資する前に「本当に自分がICO投資をする準備ができているのか?」チェックしましょう。
チェックシートを用意したので、まずチェックしましょう!
チェック項目 | チェック欄 |
---|---|
仮装通貨の現物経験が1年以上ある | ✔︎ |
イーサリアムかビットコインを保有している | ✔︎ |
無くなっても良いお金でICOをやる予定である | ✔︎ |
ICOについて友達に自信を持って説明できる | ✔︎ |
購入予定ICOのホワイトペーパーに目を通した | ✔︎ |
英語が読める | ✔︎ |
ご協力ありがとうございます。
- 1~2→今すぐICO投資するのはやめた方がいいでしょう
- 3~4→おすすめはしませんが、ありです。もしやるなら選び方の項目も目を通してみてください
- 5~6 → 素晴らしいです。一緒に選び方を読み進めましょう
ICOには、詐欺コインが多く存在するため今、あなたが投資しようとしているコインが詐欺コインか伸び代があるコインなのか判断する必要があります。
そこでICO投資をする上で確認して欲しいことを12個のポイントを作ったので以下の読んでいきながら参考にしてください。
失敗しないICOの選び方12ポイント
ICO投資に失敗しないためICOの選び方12ポイントが以下になります。
- メンバー構成やアドバイザーは信頼できる?
- 出資企業は知名度や信頼性はある?
- そのICOで何を成し遂げたいのかコンセプトがしっかりしてる?
- ホワイトペーパーがしっかり書いてある?
- トークン配布数・資金調達金額の上限は?
- 本当にブロックチェーンを使う必要があるプロジェクトか?
- HP・SNSなどでしっかり情報が開示されてる?
- β版など利用可能な機能がある?
- 公式サイトなどからの問い合わせにしっかり対応してる?
- トークンの配布方法について詳しく記載がある?
- 似ているコインと比較して優位性はある?
- GitHubでコードを見てみよう
どれも重要になっていきますので、1つ1つ確認しながら読み進めてください。
メンバー構成やアドバイザーは信頼できる?
ICOにはメンバーやアドバイザーがどれほどの経験があるのかというのはとても大事な指標になります。
関わっているメンバープロフィールとかをGoogle検索してみてもいいでしょう。
過去にどのプロジェクトを担当し、社会にどれくらいのインパクトをあげたのかを知る必要があります。
その結果によって、開発チームやアドバイザーのレベルがわかるのでメンバー構成やアドバイザーを調べ尽くして本当に選んでいるICOは大丈夫なのかチェックしましょう。
出資企業は知名度や信頼性はある?
プロジェクトに対して出資している企業の信頼性をみるのも大切です。
信頼性の高い企業がそのプロジェクトに対して協力しているというのはICOする上でかなりのアドバンテージになります。
その出資企業がICOのプロジェクトの経験があったり、ブロックチェーン専門のベンチャーキャピタルだったりするとかなりICOに対しては信頼性があります。
そのICOで何を成し遂げたいのかコンセプトがしっかりしてる?
コンセプトは、そのICOプロジェクトの未来を見据える上でとても重要です。
コンセプトがはっきりしていないICOだと「何を目指しているのかわからない」ということが起きてしまいます。
そのICOが掲げるコンセプトでどんな未来が待っているのか、実現したらあなたはワクワクするのか?などをみて判断するものいいですね。
ホワイトペーパーがしっかり書いてある?
ホワイトーペーパーはICOにとっての「事業計画書」 になります。
事業的計画はもちろん、技術的な内容も書いてあるのでこのホワイトペーパーが適当に書いてあったら危ないICOであることは間違いないです。
ホワイトペーパーは基本的に英語で書いてあるので、英語を読めない人は翻訳機能を使ってコツコツ事業内容をチェックしましょう。
トークン配布数・資金調達金額の上限は?
トークンの配布数や資金調達金額に上限がない場合は注意が必要になってきます。
トークンの配布数が多ければ多いほど、希少性がなくなり価格が下がってしまいます。
そして、資金調達金額が高いとそのトークン価格が高くなってしまうのでその後の値上がりが期待できなくなってしまいます。
トークンも資金調達額も少なすぎてしまうと、市場が広がらず流動性が下がってしまいます。
トークン数、資金調達金額は必ずホワイトペーパーに記載されているので、「上限があるのか」上限がある場合は、「どれくらいなのか?」はしっかり把握しましょう。
本当にブロックチェーンを使う必要があるプロジェクトか?
ブロックチェーンをしなくてもいいようなプロジェクトであればICOをする必要がありません。
株式のIPOよりも審査がゆるく簡単に資金を調達できてしまうので、そのICOはブロックチェーンを使うことが本当に理にかなっているかを判断しましょう。
HP・SNSなどでしっかり情報が開示されてる?
情報を開示が積極的なICOほど信頼性が高い傾向にあります。
ツイッター、フェイスブックやSlack、ミディアム、レディットなどICOに関する情報が掲載されている可能性があるのでしっかりチェックしましょう。
SNSで開発者とチャットができたり、質問ができるので疑問点などを聞くこともできます。
β版など利用可能な機能がある?
ICOをする前にβ版と言われる、サンプルのソフトウェアを公開していること場合があります。
このβ版が利用できるようであれば運営陣のICOに対しての熱がわかりますし、どういう風に使われていくのかなど投資家としてICOにお金を投げるアドバンテージにもなります。
公式サイトなどからの問い合わせにしっかり対応してる?
運営陣が問い合わせを無視していたり、一部の質問に対してしか答えないICOであればそれは信頼性が薄いです。
公式サイトやSNSなどの質問に対してしっかり答えてくれることがICOをすることによって大きな影響を与えます。
トークンの配布方法について詳しく記載がある?
ICOによってトークンの配布方法が異なることはよくあります。
ICOに行って期間資金を預けて、その期間によってボーナスとしてトークンが配布されることもあります。
特にプロジェクトメンバーへのトークン配布が50%以上だと運営陣が横取りしているケースが多いので注意が必要です。
似ているコインと比較して優位性はある?
数百種類のICOが存在しているので、似ているICOがあることは多々あります。
その似ているICOと比較して、どこに優位性があって、どこが良いのか、悪いのかをしっかり把握しておくことも大切です。
他のプロジェクトと比較することによって自分が購入しようとしているICOのポテンシャルがわかるでしょう。
GitHubでコードを見てみよう
GitHubというのはオープンソースのソフトウェアの開発プラットフォームのようなものです。
ここにソースコードが掲載され、みんなで開発していることがみることができます。
ホワイトペーパーがしっかり書かれていても実際に開発が進んでいるのかわからなかったりするのでGitHubでコードを見ながら開発が進められているのかチェックしましょう。
優良なICOでは、すでに開発が進んでいるということが普通ですので、開発が止まっているならそれは怪しいICOです。
ICO投資をしてはいけないタイミング
いくら優良なICOだとしても投資をしてはいけないタイミングというのが存在します。
購入しようとしているICOの価格は、仮想通貨の市場の加熱度に大きく関わりますね。
例えば、仮想通貨の相場が加熱しているのであればそれだけICOの価格は上がりやすくなります。
実際に2017年が仮想通貨の相場が大きく上昇して、ICO市場も詐欺コイン・優良コイン含め大きくお金が集まりました。
つまりICO投資をするタイミングは仮想通貨相場の過熱感と共に判断すべきなのです。
詳しく以下でまとめてあるのでご覧ください。
相場が下降トレンドである
仮想通貨の相場が下降トレンドであると、ICOの相場はお金が集まりづらいです。
ICOはビットコインやイーサリアム建てで購入することが多いので、投資家は価格の上がったビットコインやイーサリアムをICOに流す傾向があります。
つまり下降トレンドだと保有している仮想通貨の価値が低いので、ICOに投資しようとは思わないのです。
有識者に不評または話題に上がっていない
専門家や有識者から不評であったりすると投資家が集まらないので、ICO投資は失敗することがあります。
実際にICOでお金を集めたと言われてるテレグラムのICO(GRAM)ではあのホリエモンまでコメントするほど人気があったICOです。
有識者からの人気のないICOは失敗する可能性が高いと言えますね。
テクニカル指標が弱い
投資家はテクニカルチャートと呼ばれる指標をみて売買の判断をします。
このテクニカルチャートが売りのサインを示していると投資としてベストなタイミングだと言えません。
ICOする直前に売り気配などが入っている場合などは初心者が購入するタイミングではないでしょう。
SNSなどで話題になっていない
SNSというのは大きな拡散力を持っています。
優良なICOはSNSやサイトで話題になりますし、投資家がたくさん集まります。
SNSで話題になっていないICOだとプロジェクト自体に魅力がなかったりするので投資家が集まらず、ICOとして失敗することも多いです。
ツイッターなどで自分の購入予定のICO名を検索にかけたりして、しっかりデータを集めていきましょう。
おすすめのICO情報サイト
ICOの情報サイトはたくさんありますが、その中でも有名な情報サイトをいくつかピックアップします。
どれも専門性に優れていて、僕もICOをするたびにチェックしているサイトなので自信を持って紹介することができます。
COIN JINJYA
日本最大級のICO情報サイトのCOIN JINJYA。
イベント情報やマーケット情報まで幅広く掲載されているので、自分の購入予定のICOを検索して隅から隅まで情報を収集することができます。
公式サイトはこちら→https://www.coinjinja.com/
ICO bench
ICOBenchは世界の投資家と専門家がICOを評価するサイトになります。
ICOに対して様々な角度から考察をしてくれるので、自分の購入予定の銘柄をここでチェックするのもいいでしょう。
ICOのランキングも掲載されているので、ここでICOの最新情報をゲットすることもできます。
公式サイトはこちら→https://icobench.com/icos
ICO holder
こちらはICOの評価ランキングサイトになります。
5点満点でICOを評価しており、ホワイトペーパーや公式サイトも掲載されているので今話題のICOをいち早くキャッチすることができます。
動画や図を使って評価しているので見やすく設計されており、ICO投資家によってはめちゃくちゃおすすめのサイトになります。
公式サイトはこちら→https://icoholder.com/
ICOの購入方法
基本的なICOの購入、参加方法の流れとして
- 投資用の仮想通貨を購入しておく
- どのICO案件を購入するか決める
- 自分のウォレットにコインを移動させておく
- 公式サイトへ以降、アカウント(ウォレット)作成
- 該当通貨を送金(投資)
- ドキドキしながら上場を待つ
このような流れになります。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、ICOを購入したい人は読んで見てください!
まとめ
いかがでしたか?
今回はICOの選び方について紹介させてもらいました。
もう一度、ICOのチェック項目の12ポイントをおさらいすると
- メンバー構成やアドバイザーは信頼できる?
- 出資企業は知名度や信頼性はある?
- そのICOで何を成し遂げたいのかコンセプトがしっかりしてる?
- ホワイトペーパーがしっかり書いてある?
- トークン配布数・資金調達金額の上限は?
- 本当にブロックチェーンを使う必要があるプロジェクトか?
- HP・SNSなどでしっかり情報が開示されてる?
- β版など利用可能な機能がある?
- 公式サイトなどからの問い合わせにしっかり対応してる?
- トークンの配布方法について詳しく記載がある?
- 似ているコインと比較して優位性はある?
- GitHubでコードを見てみよう
になります。
この12個のポイントを頭に入れつつ、優良なICOをしっかり選んでいきましょう。