【主要6社とも比較】フィスコ(FISCO)の手数料・スプレッド一覧

この記事にたどり着いたということは、

「フィスコの手数料ってどうなってるの?」
「フィスコのスプレッドは小さいのかな・・・?」
「他の取引所と比べたら安い?」

このような疑問を持っているのではないでしょうか?

仮想通貨の取引をする上で、「手数料とスプレッド」は利益に直結するめちゃくちゃ大事な要素ですからね。

当然、気になってくるところだと思います。

そこで、今回はフィスコ仮想通貨取引所の手数料は果たして安いかどうか、一覧でまとめて徹底的に解説していきます。

他社とも比較しながら解説していくので、どこの取引所が安いのか知りたいという人、よりお得に取引をしたいって人も必見ですよ〜!

結論!フィスコの手数料・スプレッドって安いの?

結論からズバッといっちゃうと、他社と比較してフィスコ仮想通貨取引所は、

  • 手数料:比較的安い
  • スプレッド:大きい(広い)

というのが現状です。

スプレッドが大きい原因としては、やはりまだ仮想通貨交換業者としてメジャーな取引所じゃないという点や、取扱通貨の少なさがネックになっているという感じですね。

これからもっと良いサービスが生まれてくると、フィスコを使うユーザーも増えてスプレッドも小さくなってくるはずなので今後に期待です。

最新!フィスコの手数料が一部変更に・・

画像を見てもらうと分かると思うんですが、実は2018年9月12日にフィスコは取引手数料の改定を行いました。

その結果、以前まではMaker(指値取引)であれば取引手数料が無料だったんですが、改定されて一律で「0.1%〜0.3%」になってしまいました。

より良いサービスに向けてということですが、果たしてどうなるのかは謎なところですね。

僕的には手数料無料はユーザーにとってもすごい嬉しいサービスだったのではないかと思うんですけど・・・。笑

これからのフィスコのニュースは要注目です。

フィスコの手数料一覧

フィスコ仮想通貨取引所でかかってくる手数料は、主に「取引手数料・入出金手数料・送金手数料」の3種類があります。

  • 取引手数料:取引を行うたびにかかってくる手数料のこと。
  • 入出金手数料:日本円の入金や日本円の出金にかかる手数料のこと。
  • 送金手数料:ビットコインをどこか他の取引所に送金した時や、ウォレットに送金した時にかかってくる手数料のこと。

それぞれの手数料がどのくらいなのか表でまとめたので、チェックしてみましょう。

取引手数料

項目 取引手数料
ビットコイン(BTC) 0.1%
ビットコインキャッシュ(BCH) 0.3%
モナコイン(MONA) 0.1%
フィスココイン(FSCC) 0.1%
カイカコイン(CICC) 0.1%
ネクスコイン(NCXC) 0.1%

フィスコ仮想通貨取引所では通貨を購入する際、「円建て」「BTC建て」の2種類で選ぶことができます。

ですが、円で購入しようがBTC(ビットコイン)で購入しようが、手数料は変わりません。

かかってくる取引手数料は「どの通貨を購入するか」で変わってきます。

今後、また変更になる可能性はありますが、今はBCH(ビットコインキャッシュ)を購入する時だけ「0.3%」で、その他は「0.1%」と覚えておけば問題ないでしょう。

入出金手数料

入金手数料 出金手数料
振込手数料のみ 350円(50万円以下の出金時)
or
756円(50万円以上の出金時)

入金をする際は、振込手数料が利用者の負担になります。

振込手数料は、だいたい300円前後かかるので、できることならまとまった資金を振り込む事をおすすめします。

出金手数料は50万円以下だと350円、50万円以上だと756円かかります。

意外と取られてしまうので出金する際も小さい金額で出金するのではなく、まとまった資金を下ろすようにしたほうがいいでしょう。

また、他のビットバンクやビットポイントなどは住信SBIネット銀行などのネット銀行を使うと振込手数料が無料になったりする場合もあるんですが、フィスコではそういったサービスはやっていません。

送金手数料

通貨名 出金手数料
ビットコイン 0.001BTC
ビットコインキャッシュ 0.001BCC
モナコイン 0.001MONA
各種トークン 0.001BTC

送金手数料は上記のように各通貨によって異なってきます。

例えばビットコインの「0.001BTC」ですが、これは「1BTC=100万円」だとしたら日本円で約1000円もの手数料が取られてしまいます。

結構大きな額になってしまいますので、送金するとしたらまとまった大きな額を一気に送金することをおすすめします。

また、各種トークンの送金手数料は「BTC」で取られてしまうので注意しましょう。

フィスコと国内有名取引所の手数料を比較

ビットポイント、GMOコインは取引手数料も送金手数料も無料というだけに、比較表をパッと見た感じでは、「フィスコ・・・、んー…。」というのが正直なところでしょう。

フィスコの場合、ほとんどの取引手数料が0.1%なので安い部類ではありますが、飛び抜けてお得という訳ではないですね。

手数料よりもスプレッドに注意すべき

仮想通貨の取引をする上で手数料は大きく利益に関わってきますが、それ以上に利益を重視するのであれば「スプレッド」の方が大事なポイントです。

ちなみにスプレッドとは、「売買をする際に生じる価格の差額」のことで、目には見えていない手数料のようなものです。


↑これがスプレッド。

もちろん、このスプレッドは小さければ小さいほどお得です。

また、上の画像ではスプレッドが約2万円と、かなり損益に関わってくるのが分かると思います。

なので今度は、このスプレッドが他社と比べてどの程度なのか見ていきましょう。

「なぜスプレッドが発生するのか?」など、スプレッドの仕組みが知りたい人は以下の記事に書いてありますのでどうぞ。

フィスコのスプレッド一覧

項目 スプレッド
ビットコイン(BTC) 約1.1%
ビットコインキャッシュ(BCH) 約4.1%
モナコイン(MONA) 約6.7%
フィスココイン(FSCC) 約3.1%
カイカコイン(CICC) 約9.3%
ネクスコイン(NCXC) 約6.2%

スプレッドは各通貨ごとにばらつきがありますが、正直言ってフィスコのスプレッドはお世辞にも小さいとは言えません…。

フィスコと国内有名取引所のスプレッドを比較

他の取引所ではフィスコで扱っているトークンを扱っていないので、メジャー通貨であるビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコインの3種類でのみ比較しました。

まだフィスコ仮想通貨取引所を使っているユーザーが全然いなく、取引量が少ないため、仕方ない部分はあるのかもしれませんが、ちょっとこれでは取引するのは厳しいですよね。

今後、取扱銘柄を増やしたり、独自トークンを使ったサービスなど展開していければ、このような問題は解決できるとも思いますので、ひとまずは様子を見ておいた方がいいのが現状です。

ただ、もしそのようなサービスを展開した時には、それこそ一気に人気な取引所になる可能性もあります。

その際には、あらかじめ口座を開設しておかないとサービスを受けられないかもしれません。

なので、今のうちに先手を打って口座を開設だけはしておいた方がいいですよ。

どんな投資でもそうですが、「いかに先を見据えて先行投資できるか」というのが稼ぐためには一番重要になってきますからね。

口座開設に関しては以下の記事を参考にどうぞ。

フィスコ仮想通貨取引所公式サイト

フィスコではどの通貨を買うべき?

結果として現状では手数料とスプレッドを考慮しても、メジャーな通貨をフィスコで購入することはおすすめできません。

なので、購入するのであればフィスコの独自トークンである「FSCC(フィスココイン)」「CICC(カイカコイン)」「NCXC(ネクスコイン)」を購入するのがおすすめです。

特にフィスココインはZaifのハッキングを受けて一時的に価格が下がったものの、その後にフィスコの資金援助というニュースで価格が一気に2倍以上もの上昇をみせたトークンです。

それこそ、今後フィスコが新しいサービスを展開していくとしたら、親会社が発行しているフィスココインが一番アツいのではないかと予想されます。

まあでもトークンに投資するのは結構なリスクも伴うので、しっかりとした資金管理をして投資しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回はフィスコ仮想通貨取引所の手数料・スプレッドを、国内の有名な取引所と比較してみました。

結論としては、現状ではお得とは言えませんでしたが、今後の展開には大きく期待したい取引所ですね。

Zaifへの資金援助の件でニュースにもなり、

「フィスコってどんな会社なんだろう?」

と気になってる人も多いと思います。

そんな人は以下の記事でフィスコの評判についてまとめているので、よかったら読んでみてください。