仮想通貨取引所間でのビットコイン移動方法と注意点、隠れたメリットも紹介

この記事にたどり着いたということは、

「ビットコインって、取引所から他の取引所に移動できるの?」
「取引所間での仮想通貨の移動方法が知りたい!」

なんて思っていませんか?

理由は様々かと思いますが、自分の仮想通貨を他の取引所に移動させたいと思うことってありますよね。

結論からいうと、取引所間での仮想通貨の移動はとっても簡単にできます。

ただ、移動させる際はいくつか注意点もあったりします。

そこで今回は、取引所間でビットコイン(その他仮想通貨)を移動させる方法とその際の注意点に関して徹底的に解説していきます!

実は移動させることで「思わぬメリット」もあるので、そのあたりにも触れていきたいと思います。

少しでも「仮想通貨で稼ぎたい」という気持ちがある人は最後まで必見ですよ〜。

取引所間で資産を移動させることはできる?


冒頭でも言いましたが、取引所間で資産を移動させることは可能です。

そして、とっても「簡単」です。

ですが、資産を移動させる上で知っておかなければいけない注意点が2つあります。

  • 移動させられるのは仮想通貨だけ
  • アドレスを間違えたら資産が消えるかもしれない

2つ目の「アドレスを間違えたら資産が消えるかも」って、すごい怖いように見えますが、普通にやれば全くそんな心配はありませんので安心してください。笑

では、この2つの注意点について簡単に解説していきますね。

取引所間で仮想通貨を移動させる時の注意点

注意点1:移動させられるのは仮想通貨だけ!

まず、取引所間で移動できるのは仮想通貨のみです。

仮想通貨の送金という形で資産を移動することになります。

銀行のように現金を取引所間で移動させることはできないので、そこは要注意ですね。

「いや、現金を移動したいんだけど・・・」

って思ってる人は、その現金を一旦、何かしらの仮想通貨に変えて送金するか、現金を銀行に振り込んで、それをまた違う取引所に入金する必要があります。

その場合、「いくら分の現金を移動させるか」によって、仮想通貨に変えて送金した方がいいのか、一旦現金を下ろした方がいいのかは変わってきます。

一旦、銀行に下ろす場合は、現金を下ろして、再度入金するまでに1000円〜1500円程度の費用と3〜4日ほどの期間が必要です。

それに比べ、仮想通貨の移動であれば数%の手数料と約1日の期間が必要です。

なので、数万円程度の現金であれば通貨に変えても手数料の方が安く済みますが、数十万、数百万単位の現金を移動したい場合は一旦、銀行に下ろした方がいいでしょう。

送金するまで手数料がいくらかかるかは取引所によっても変わってくるので、そのあたりを計算したい人は以下の記事を参考にどうぞ。

注意点2:アドレスを間違えないように!

仮想通貨を預けている取引所には、自分のアドレスが自動的に設定されています。

アドレスは取引所の送金画面にいけば、どこも確認できます。

また、各通貨によってそのアドレスは変わってきます。


↑こんな感じ。

そして送金する際は、メールのようにこのアドレスを入力する必要があります。

大体、どこの取引所でもアドレスはコピペできたり、QRコードを読み込むことができるので、基本的に間違えるといったことはおきないはずです。

ですが、もしこのアドレスを手動で入力して失敗してしまった場合、下手したら送金しようとした通貨は消えてしまうかもしれません。

間違えたアドレスが、世界中の誰も使っていないアドレスだった場合は、時間が経つと自分の手元に通貨は戻ってきますが、もし誰かのアドレスだった場合はそのアドレスの持ち主に送金されてしまいます。

なので、送金する際は絶対にコピペまたはQRコードの読み込みをするようにしましょう。

そして、一番間違いが起こりやすいのが、「ビットコインのアドレス」から「イーサリアムのアドレス」に送ってしまうということ。

これに関しては自分の不注意次第で起こってしまうことなので、通貨の間違いはしないようにしましょう。

取引所間でビットコイン(仮想通貨)を移動させる方法

仮想通貨の送金の流れは、上の図のように

【送金側】

  1. 送付or出金を選択する
  2. 送金したい通貨を選択する
  3. 送金先を選ぶor入力する
  4. 送金金額を入力する
  5. 送金実行(二段階認証を行う)

【受金側】

  1. 預入or入金を選択する
  2. 受け取りたい通貨を選択する
  3. 入金用アドレスを送金側に送る
  4. 送金されるまで待つ

となっています。

送金側で気をつけてほしいところは、「送金先を選ぶor入力する」というところです。

また、受金側は、「入金用アドレスを送金側に送る」というところです。

どちらも、送金に必要な通貨のアドレスを間違えてしまうと、送金が失敗してしまいます。

なので、アドレスを間違えないように注意しましょう。

ビットポイントを例にビットコイン移動方法を解説

ビットポイント ウォレットアプリ」を開き、ログインした状態からの解説しますね。

今回は、ビットポイントからGMOコインへの送金した時の場合です。

①送金(送付)をクリック
②送金したい通貨を選択
③※GMOコイン(受取る場所)でコピーしたアドレスを「送付先アドレス」に貼付け

[aside type=”warning”] ※必ずコピーして貼付けで行うか、QRコードをスクショしてカメラマークで読み取りで行いましょう。 [/aside]

④送金額を入力
⑤認証番号を取得し入力
⑥取引暗証番号を入力
⑦確認画面をクリック
⑧送金内容を最終確認し、執行をクリック

メールの受け取り設定をしていれば、送金依頼受付完了のメールが届きますので、こちらで送金完了です!

その他取引所同士の移動方法

その他の取引所を使っても送金の方法はほとんど変わりません。

基本的には先ほど紹介した、以下の5つのステップを踏むだけです。

  1. 送付or出金を選択する
  2. 送金したい通貨を選択する
  3. 送金先を選ぶor入力する
  4. 送金金額を入力する
  5. 送金実行(二段階認証を行う)

不安な人は取引所別に送金方法をまとめた記事があるので以下の記事をご覧ください。

移動させることでメリットもある!?

実は通貨を取引所間で移動させることには思わぬメリットもあるんです。

仮想通貨の価格って取引所によってビミョーに違ってきますよね?

画像ではあんまり差が出ていませんが、大きい時は1BTCあたり約1万円ほど、価格差が発生することがあります。

例えばビットコインの価格が「70万円」の取引所から、価格が「71万円」の取引所に自分のビットコインを1BTC移動させたらどうなるでしょう?

1BTCはそのままでも、円換算したら「1万円の利益」が生まれますよね。

この価格差を利用して稼ぐ取引手法を【アービトラージ】と言います。

カタカナ用語で難しく感じるかもしれませんが、全然そんなことはありません。笑

やることは取引所間で通貨を移動させるだけなので、初心者でも簡単に行うことができる上に、とてもローリスクで利益を取ることができます。

具体的なやり方が気になるという人は以下の記事を参考にどうぞ。

まとめ

いかがでしたか?

今回は仮想通貨を取引所間で移動させる方法と、移動させる3つのメリットについて解説しました。

まとめると、

  • 仮想通貨の移動方法はとても簡単

移動させる注意点として、

  • 移動させられるのは仮想通貨だけ
  • アドレスを間違えないこと

仮想通貨を移動させるメリットは、

  • 安全性が高められる
  • 各通貨をお得に購入できるようになる
  • 仮想通貨を移動させるだけで利益が出せる

ということでした。

これを機にあなたも仮想通貨を移動させてみてはいかがでしょうか。