ビットバンクトレード(bitbank Trade)の全手数料とスプレッドまとめ

この記事にたどり着いたあなたは、

「ビットバンクトレードって手数料安いの?」
「ビットバンクトレードのスプレッドってどれくらい?」
「お得にビットコインFXの取引ができるのかな?」

など思っているのではないでしょうか?

【ビットコイン先物取引】ができるビットバンクトレードは、bitbank.ccとは手数料もスプレッドも違ってきます。

そこでこの記事では、ビットバンクトレードの全手数料とスプレッドをまとめて解説していきます。

手数料とスプレッドを他社と比較して、ビットバンクトレードがお得なのかどうかを検証していきますよ。

ビットバンクトレード(bitbank Trade)ってどんな取引所?

ビットバンクトレードは、ビットバンク株式会社が運営しているBTCFXができるところです。

ビットバンクトレードは世界最大のビットコイン取引所を運営しているOKCoinの取引プラットフォームを利用しています。


引用:https://www.okcoin.com/

どうゆうことかというと、OKCoinを使って取引し、ビットバンクが注文を取り次ぐ形で運用されているということです。

OKCoinは、世界最大規模の取引量を誇っているので、そのほうがユーザーにとっては取引の流動性が高くなり、取引が成立しやすくなるんです。

ビットバンク(bitbank.cc)との違い


引用:https://bitbank.cc/

一番の違いは、

  • ビットバンク → 現物取引
  • ビットバンクトレード → ビットコイン先物取引

ということです。

そして、それぞれの取り扱い通貨は、

取引所取り扱い通貨
bitbank.ccBTC/JPY
XRP/JPY
MONA/JPY
BCC/JPY
LTC/BTC
ETH/BTC
MONA/BTC
BCC/BTC
bitbank TradeBTCFX(「今週物」「来週物」「四半期物」の3限月)

となっています。

ビットバンクトレードはビットコインの先物取引となります。

なので、取引を行うために証拠金としてBTCを入金しなければいけないというのもビットバンクと違うところですね。

以上の違いから、ビットバンクは

  • アルトコイン取引をしたい人
  • 比較的リスクを抑えて取引したい人

におすすめですね。

そして、ビットバンクトレードは、

  • ビットコイン先物取引をしたい人

におすすめです。

特徴・メリット


引用:https://www.bitbanktrade.jp/

ビットバンクトレードの特徴は、

  • 世界最大規模の取引量
  • 最大レバレッジが20倍
  • 追証(追加証拠金)なし
  • 24時間365日取引可能
  • 口座開設が最短2分

となっています。

そして一番のメリットとしては、

  • スワップポイントがない!

ってことです。

このスワップポイントというのは、日をまたいで建玉を保有していた場合に、その保管費用として支払う手数料のことです。

取引所によって、スワップポイント、借入手数料、レバレッジ手数料など言い方が違いますが、中身は一緒です。

ほとんどの国内取引所は、レバレッジをかけて取引するときにこの手数料があります。

取引所 言い方 手数料詳細
ビットフライヤー スワップポイント (建玉金額の絶対値 × 0.04% /日)の合計(単位: 円)
ビットポイント 建玉管理料/スワップ 0.035%/日
GMOコイン レバレッジ手数料 建玉ごとに0.04%/日
DMM Bitcoin レバレッジ手数料 建玉金額の0.04%/日
Liquid by Quoine ポジション料 0.025%/日

しかし、ビットバンクトレードはこの手数料がないので、日をまたいで建玉を保有(スイングトレード)したい人には超うれしい取引所となりますね。

結論!ビットバンクトレードの手数料とスプレッドは?

では早速、ビットバンクトレードの手数料とスプレッドはどうなのか結論を言います。

結論
  • 手数料は高い
  • スプレッドは狭い

です。

手数料は高い

ビットバンクトレードはスワップポイントがないからめっちゃいいよね!と言いましたが、実はそれ以外の手数料が高めです。

このあと詳しく説明していきますが、取引手数料やBTC預入引出手数料、キャピタルゲインフィー(決済損失積立金)などがあり、お得に取引できるとは言い切れません。

スプレッドは狭い

ビットバンクトレードのスプレッドは狭いです!

それもそのはず。なんせOKCoinで取引していますからね。

取引量が多ければ多いほど、取引が成立しやすくなるので、スプレッドも狭くなっていきます。

ビットバンクトレードの手数料・スプレッドまとめ

それでは、ビットバンクトレードの手数料とスプレッドをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

取引手数料

取引手数料とは、通貨を売買する際に発生する手数料です。

ビットバンクトレードの場合は、新規注文の際に0.01%の取引手数料が発生します。

取引の種類取引手数料
新規注文枚数×約定価格×0.01%
決済注文0%
[aside type=”normal”]計算例

BTCFX「10枚」を約定価格「240$」で新規買い建てした場合

手数料 = 枚数(10枚) × 約定価格(240$) × 0.01% = 0.24$ = 0.001BTC
[/aside]

BTC預入引出手数料

BTC預入引出手数料とは、BTCを口座に入金したり口座から出金する際の手数料です。

ビットバンクトレードで売買するには、証拠金となるBTCを入金しなければいけません。

入金時には手数料がかかりませんが、口座から引き出す(出金)ときに0.001BTCの手数料が発生します。

取引の種類手数料
預入無料
引出0.001BTC

キャピタルゲインフィー(決済損失積立金)

キャピタルゲインフィーとは、取引の決済時に利益が出た場合のみ、その利益に対して発生するものです。

ビットバンクトレードの場合は、決済時利益に対して0.2%のキャピタルゲインフィーが発生します。

決済時キャピタルゲインフィー
利益が出たとき利益の0.2%
損失が出たときなし

なので、さっき決済時には取引手数料がかからないと言いましたが、「利益が出た場合は0.2%の手数料がかかる」っていう感じです。

このキャピタルゲインフィーは、相場が急変した時のロスカット時にビットバンク株式会社が被る相場変動損失を防ぐためのもので、決済損失積立金に当てられます。

スワップポイント

スワップポイントとは、さっきも説明したとおり、日をまたいで建玉を保有していた場合に、その保管費用として支払う手数料のこと。

しかし、ビットバンクトレードはこの手数料がかかりません!!

なので、1日のうちに頻繁にトレードするデイトレーダーだけでなく、数日間保有したままにしたい人も手数料無料でトレードできます。

ただ、ビットバンクトレードではずっと保有することができず、必ず決済しなければいけない期日があります。

その期日まで保有したままでいると、期日で自動的に強制決済されます(期日決済)。

ただ、この期日決済でも手数料がかからないので、自分で決済し忘れていたとしても安心ですね。

スプレッド

最後はスプレッドです。

スプレッドは、売買板に並んでいる買値と売値の差のことを言います。


※2018年11月14日時点

ビットバンクトレードはこのスプレッドが狭いです。

なので、スプレッド的にはお得に売買することができます!

上の画像のスプレッドは、約0.00016%。

売買板を見ていると価格がどんどん変化していくので、かなりたくさん取引されていることがわかりますよ。

ビットバンクトレードの手数料とスプレッドを他社と比較

「ビットバンクトレードの手数料やスプレッドって他の取引所と比べてどうなの?」

そう思う人が多いでしょう。

そこで、ビットコインFX取引をやっている国内取引所とビットバンクトレードの手数料やスプレッドを比較して見ましょう。

取引所 取引手数料 スワップポイント ロスカット手数料 キャピタルゲインフィー スプレッド ※1
ビットバンクトレード 新規:0.01% 無料 無料 利益の0.2% 0.0002%
ビットフライヤー 無料 建玉金額の0.04%/日 無料 なし 0.01%
ビットポイント 無料 0.035%/日 無料 なし 0.02%
GMOコイン 無料 建玉ごとに0.04%/日 建玉ごとに0.5% ※2 なし 0.04%
DMM Bitcoin 無料 建玉金額の0.04%/日 無料 なし 0.10%
Liquid by Quoine 無料 0.025%/日 無料 なし 0.10%

※1 スプレッドは2018年11月14日時点
※2 レバレッジ取引の場合はロスカット手数料が発生しますが、仮想通貨FXの場合は手数料が無料です

ビットバンクトレード以外の取引所では、取引手数料もキャピタルゲインフィーもかからないですね。

なので、手数料に関しては他の取引所の方がお得でしょう。

ただ、スワップポイントがないのはビットバンクトレードだけですね。

1日の中で頻繁に売買するつもりのない人は、ビットバンクトレードがおすすめです。

そして、スプレッドに関しても、ビットバンクトレードはめちゃくちゃ狭いです。

スプレッドは常に変動しているので、いつもこの値というわけではありませんが、大きく変わることはないでしょう。

ビットバンクトレード、ビットフライヤー、ビットポイントあたりがスプレッド的にはお得です。

手数料に関してのユーザーの評判・口コミ

手数料がありえないくらい高い…

やはり手数料が高いと言っているユーザーがかなりたくさんいました。

新規注文の時だけでなく、利益が出た時には決済注文の時にも手数料が発生します。

なので、ビットバンクトレードで手数料負けしまうユーザーが多いようです。

投資経験がある、中上級者向けの取引所ですね。

取引手数料が約1万円!?

ビットバンクトレードは取引手数料が0.01%となっています。

なので、大きな金額の売買をすれば、手数料は高くなってしまいます。

取引手数料で1万円もかかるのは、バカにならないですね。

スプレッド的にはあり

手数料は高くて悪い評判ばかりでしたが、スプレッド的にはビットバンクトレードがいいかなという口コミもありました。

取引量が多いですからね。

スプレッド的には、ビットバンクトレードかビットフライヤーが1番狭いですよ。

結局、ビットバンクトレードはおすすめ?

「結局、ビットバンクトレードは使った方がいいの?」

と、まだ迷っている人もいると思います。

ズバリ、ビットバンクトレードは

  • レバレッジをかけてスイングトレードをしたい人

におすすめの取引所です。

スワップポイントがないのはビットバンクトレードの魅力なので、ハイリターンを狙いたい人はチャレンジしてみましょう。

ただ、初心者には手数料以上の利益を出すのが難しいと思います。

なので、投資の自信がある人だけおすすめですね。

ビットバンクトレード公式サイトへ

一方で、デイトレードをしたい人にはビットバンクトレードはおすすめしません。

手数料がかなり高いです。

なので、デイトレードをしたかったら、

がおすすめです。

レバレッジ取引はリスクが高いので、必ず自分のスタイルにあった取引所を選ぶようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ビットバンクトレードの手数料とスプレッドをまとめて開設しました。

最後におさらいをしておくと、

結論
  • 手数料は高い
  • スプレッドは狭い

です。

他社と比較すると、以下の表のようになっています。

取引所 取引手数料 スワップポイント ロスカット手数料 キャピタルゲインフィー スプレッド ※1
ビットバンクトレード 新規:0.01% 無料 無料 利益の0.2% 0.0002%
ビットフライヤー 無料 建玉金額の0.04%/日 無料 なし 0.01%
ビットポイント 無料 0.035%/日 無料 なし 0.02%
GMOコイン 無料 建玉ごとに0.04%/日 建玉ごとに0.5% ※2 なし 0.04%
DMM Bitcoin 無料 建玉金額の0.04%/日 無料 なし 0.10%
Liquid by Quoine 無料 0.025%/日 無料 なし 0.10%

※1 スプレッドは2018年11月14日時点
※2 レバレッジ取引の場合はロスカット手数料が発生しますが、仮想通貨FXの場合は手数料が無料です

スワップポイントがないのと、スプレッドが狭いのはお得なので、興味があったら開設してみましょう。

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