この記事にたどり着いたあなたは、
「仮想通貨ってクレジットカードで買えるの?」
「クレジットカードで購入できる取引所ってどこ?」
「クレジットカードで買ったら手数料はいくらなの?」
などと思っているのではないでしょうか?
「今すぐに仮想通貨を買いたいけど、まとまった資金が手元にない…」
と思っている人はクレジットカードで仮想通貨を買うという選択が頭に浮かんでいることでしょう。
ズバリ、仮想通貨はクレジットカードで購入できます!
そこでこの記事では、クレジットカードでの仮想通貨の購入方法やメリットやデメリット、対応取引所、手数料などを網羅的に詳しく解説していきます。
目次
仮想通貨はクレジットカードで買えるの?
最初にも言ったように、仮想通貨はクレジットカードで購入することができます!
なので、仮想通貨を買いたいけど今は手元に資金がない….という人でも、今すぐ仮想通貨を買うことができてしまいます。
ただ、全てのクレジットカードで仮想通貨を購入できるわけではありません。
カード会社によって違う
クレジットカードで仮想通貨を購入できると言いましたが、カード会社によって対応しているところとそうじゃないところがあります。
まず、仮想通貨の購入におすすめなクレジットカードは、
- 楽天カード
- ライフカード
です。
楽天カードは、還元率が1%と高く、年会費も無料です。
さらに、ポイントを楽天証券に移すこともできるので、仮想通貨だけでなく、その他の投資を行う際にも相性がいいですね。
そして、ライフカードはクレジットカードの中で業界初となる、ポイントをビットコインに交換できるサービスを行なっています。
自分の誕生日月に利用すると貯まるポイントが5倍になるので、そのポイントをビットコインに移すことができちゃいます。笑
ただ、楽天カードとライフカードでも、仮想通貨の購入ができない場合があります。
海外のよくわからない取引所でクレジットカードを使おうとすると、カード会社のセキュリティ上はじかれてしまうこともあるので注意しましょう。
一方で、仮想通貨の購入を禁止しているカードもあります。
それがこちら。
- JCBカード
- 三井住友カード
- 三菱UFJニコスカード
- イオンカード
- クレディセゾンカード
これらのカードでは仮想通貨を買うことができないので注意しましょう。
国内取引所では禁止
国内の取引所では、クレジットカードで仮想通貨を買うことができません。
以前は、ビットフライヤー、Zaif、コインチェックなどがクレジットカード購入を扱っていました。
しかし、2019年現在は3社ともクレジットカードでの仮想通貨の購入を禁止しています。
当社が契約しておりますクレジットカード会社の仮想通貨購入に関する方針変更のため、2018 年 3 月 9 日(金)0:00(日本時間)以降、クレジットカードでの仮想通貨購入サービス「クレジットカードで買う」を停止いたします。
これに伴い、以下のサービスがご利用いただけなくなります。— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2018年3月3日
2018年2月9日(金)17:00より、クレジットカードでの仮想通貨の購入を停止いたします。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。https://t.co/4XWbuVBPZm— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年2月9日
引用:コインチェック公式サイト
国内取引所ではクレジットカードの利用ができませんが、海外取引所では購入可能です。
それでは、ここからはクレジットカードの利用ができる海外取引所を紹介していきます。
ただ、海外取引所の口座開設をしたり仮想通貨の売買をしたりすのは初心者には少しハードルが高く、あまりおすすめしないのでよく考えてから使うようにしましょう。
クレジットカード支払いができる取引所
仮想通貨をクレジットカードで購入できる取引所、その中でも有名どころが、
- Coinmama
- Changelly
- Bitstamp
この3つです。
どんな取引所なのか知らない人も多いと思いますので、簡単に特徴を説明していきます。
Coinmama
クレジットカードで仮想通貨を購入できる取引所としては意外と有名なのがこのCoinmamaという取引所です。
スロバキアとイスラエルに拠点を構える企業によって運営されている取引所のようですね。
2019年現在の取り扱い通貨は、
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
- カルダノ
- クオンタム
- イーサリアムクラシック
の8種類となっています。
そんなCoinmamaの口座開設方法は、一般的な「メールアドレス登録→個人情報の入力→本人確認書類のアップ」という流れです。
英語表記ですが、取引所の開設をしたことある人なら簡単に登録できちゃうと思います。
Changelly
Changellyとは、低レートのお得な手数料で仮想通貨を交換できるサービスです。
仮想通貨取引所とは違います。
仮想通貨同士の交換ができるサービスなので、仮想通貨の基軸通貨であるビットコインを経由せずに
- イーサリアム → リップル
- リップル → モネロ
- ダッシュ → ライトコイン
などの交換ができます。
もちろん、クレジットカードで仮想通貨を購入することもできますよ。
そんなChangellyの登録方法は、「メールアドレスを登録する」だけです。
めちゃくちゃ簡単で2~3分で終わります。
もっと詳しく知りたい人は以下の記事もどうぞ。
Bitstamp
Bitstampは、2011年にイギリスで創業された欧州最大級の取引所です。
取引量がかなり多く、流動性が高いのが特徴ですね。
2019年現在のBitstampの取り扱い通貨は、
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
の5種類となっています。
そんなBitstampの口座開設方法はCoinmamaと似ていて、「メールアドレス登録→個人情報の入力→本人確認書類のアップ」という流れです。
Bitstampも日本語対応していないため最初は分かりにくいかもしれませんが、登録の流れは同じなので簡単に登録できちゃいます。
クレジットカードでの仮想通貨の購入方法
クレジットカードを使って仮想通貨を購入する方法はとても簡単です。
今回は、Changellyを例に出して解説してきます。
まず、Changellyにログインしたら、トップ画面にある「Buy crypto with credit card」をクリックしましょう。
続いて、「USD」か「EUR」どちらかでいくら分のBTCを購入するかを入力します。
そして、Changellyの場合は、その購入したBTCをどのアドレスに送金するかもここで入力します。
法定通貨の選択と購入金額、送金するBTCアドレスが入力できたら、「Continue」をクリックします。
その後、クレジットカード情報を入力すれば、クレジットカードで仮想通貨を購入することができます。
全部合わせても10分〜15分くらいで完了するので、簡単ですよね。
クレジットカードで仮想通貨を買う3つのメリット
それでは、クレジットカードで仮想通貨を購入するときのメリットを3つ紹介します。
- 今手元に資金がなくても買える
- 入金が簡単
- クレジットカードのポイントが貯まる
今手元に資金がなくても買える
これが最大のメリットですね。
「仮想通貨を買いたいけど、現金が今ちょっとないな…」
そう思っている人もいるのではないでしょうか?
クレジットカードなら、自分の買いたいタイミングですぐに仮想通貨を購入することが可能です。
ただし、買いすぎには注意が必要ですけどね。
入金が簡単
続いてのメリットは、入金がとっても簡単!ということです。
現金の場合は、銀行振込またはネットバンキングから取引所の口座へ入金するという手間がかかりますよね。
しかし、クレジットカードの場合は、その入金の手間がないのでかなり楽チンです。
クレジットカードの登録をして、入金したい日本円を入力すれば、すぐに入金が反映されます。
翌営業日まで待つ必要もないので、買いタイミングを逃すこともありませんね。
クレジットカードのポイントが貯まる
最後のメリットは、クレジットカードのポイントも貯まるということですね。
さっきも説明したように、ライフカードなら貯まったポイントをビットコインと交換することもできちゃいます。
楽天カードでも、ポイントを楽天証券に移して株式などの他の投資を行うことができたり、普通にポイントを使うこともできたりしますね。
仮想通貨へ投資もでき、ポイントも貯められるので一石二鳥です。笑
クレジットカードで仮想通貨を買う5つのデメリット
「クレジットカードで仮想通貨を買うのってデメリットはあるの?」
そういった疑問を抱く人もいるでしょう。
当たり前ですが、クレジットカードで仮想通貨を購入するのはいいことばかりではありません。
5つのデメリットがあります。
- クレジットカードの手数料が高い
- ついつい買いすぎて破綻する危険性がある
- クレジットカードが使える取引所が少ない
- すぐ売れないなどの制限がある
- 購入できる通貨が限られている場合がある
クレジットカードの手数料が高い
まず、一番のデメリットは、手数料が通常よりも高いということです。
カードや取引所によって多少違いがありますが、だいたい購入金額の5%~10%の手数料がかかります。
普通に消費税と同じくらいですよね….
なので、クレジットカードでの購入はかなり割高になってしまいます。
安く購入したい人は、現金ができてから購入する方が圧倒的におすすめです。
ついつい買いすぎて破綻する危険性がある
続いては、クレジットカードを使いすぎて、引き落としの際に現金が足りなくなってしまうという危険性もあります。
現金で仮想通貨を購入する時も資産管理は大切ですが、クレジットカードで仮想通貨を買う場合は、資産管理により一層の注意が必要です。
クレジットカードの場合は、引き落としまで期間があるので、ついつい買いすぎてしまうかもしれません。
しかし、そうなってしまってからではもう遅いです。
破綻しないように、仮想通貨に投資する金額はあらかじめ決めておくようにしましょう。
クレジットカードが使える取引所が少ない
続いては、クレジットカードでの購入に対応している取引所が少ないことです。
さっき紹介したCoinmama、Changelly、Bitstampはもちろん使えますが、それ以外には僕もよく分かりません。
なにより国内取引所では使えないというのが残念ですよね。
海外取引所は、日本語対応していないためにサポートが不十分だなと感じるところがあります。
さらに、日本円にして出金したい時には、一度ビットコインに交換して国内取引所に送金しなければならないなど不便なところもあります。
安全・安心を求めるなら、国内取引所を使う方が断然おすすめです。
すぐ売れないなどの制限がある
クレジットカードで仮想通貨を購入した場合は、いくつかの制限がかかることがあります。
クレジットカードで仮想通貨の購入ができるほとんどの取引所では、仮想通貨の売却や送金時に制限がかかります。
だいたいですが、クレジットカードで仮想通貨を購入してから、約1週間くらいは売却や送金ができません。
なので、買った後に上昇して利確したいと思っても売ることができないですし、逆に相場が暴落しても損失が増えるのをただ見ているしかできません。
ちょっと怖いですよね。
購入できる通貨が限られている場合がある
最後のデメリットは、クレジットカードで仮想通貨を買う場合は購入できる仮想通貨が限られているということです。
対応している取引所が少ないだけでなく、対応している仮想通貨もまだ少ないということですね。
取引所によって取り扱っている仮想通貨も異なりますので、注意しましょう。
ただ、ビットコインの場合は、クレジットカードが使える取引所全てで購入ができますよ。
クレジットカード支払いは基本おすすめしない!
「結局、クレジットカードで仮想通貨を買うのはどうなの???」
ここまで読んでくれたあなたはそんなことを思っているのではないでしょうか。
今紹介してきたメリットとデメリットを踏まえると、クレジットカード支払いはおすすめしません!
そもそも、基本的には投資は余裕資金でやるべきです。
なので、現金がないなら無理して買うべきではありません。
しかも、クレジットカードでの支払いは、国内取引所は扱っていないのであまりおすすめしません。
もし仮想通貨を買いたいなら、余裕資金を作ってから現金で買うようにしましょう。
現金で買うならココ!おすすめ取引所は?
最後に、仮想通貨を購入する時に僕がおすすめする取引所を紹介します。
僕がおすすめな取引所は、
- BITPOINT
- bitbank.cc
- GMOコイン
このあたりですね。
「とにかく割安で買いたい!」「安全安心な取引所がいい!」という人は、ビットポイントかビットバンク
がおすすめです。
そして、「仮想通貨のレバレッジ取引をやってみたい!」「とにかく簡単に仮想通貨を買いたい!」という人には一番下のGMOコインをおすすめします。
以下の記事でより詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいな。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、クレジットカードでの仮想通貨の購入方法やメリットやデメリット、対応取引所、手数料などを網羅的に解説しました。
クレジットカードを使うメリットとデメリットをもう一度おさらいしておくと、
- 今手元に資金がなくても買える
- 入金が簡単
- クレジットカードのポイントが貯まる
- クレジットカードの手数料が高い
- ついつい買いすぎて破綻する危険性がある
- クレジットカードが使える取引所が少ない
- すぐ売れないなどの制限がある
- 購入できる通貨が限られている場合がある
となります。
僕はあまりおすすめしませんが、もしクレジットカードで仮想通貨を買ってみようかなと思っている人がいたら、ぜひ参考にしてくださいね。