【保存版】税金について分かりやすく教えてくれるおすすめ本6選!

2019年10月から消費税が10%に引き上げられ、年が明けて2020年1月からは改正された所得税法に基づき通称「サラリーマン増税」が始まりました。

増税は私たちの生活に大きく影響することなので改めて、

「税金について知りたい!」
「節税できるいい方法はないの?」

など考える方がいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、税金について書かれた本はさまざまな種類が出版されているので、どの本を選べばいいのか悩みますよね。

そこで税金の基礎知識から節税やお得な情報、さまざまな種類の税金について学べて実用できる6冊の本を紹介していきます。

今回紹介する本を読んでいただければ、

  • 税金についての教養が身につく
  • 日頃から抱いている税金への疑問が解消できる
  • 税金に関して実用できる知識を身に付けらる

などのことが分かるようになります。ぜひ参考にしてみてください。

すべての日本人のための日本一やさしくて使える税金の本

読んでみて

この本は「税金は難しそうだから分かりやすい本がいい」と思われている、そんな方にオススメです。

本の内容はバーテンダーとお客さんたちが会話している設定の中で税金をテーマにしたストーリー仕立てになっているので、初心者にも分かりやすいように解説されています。

一般的に「税金」には難しいイメージがありますが、この本だと物語を楽しみながら税金について学ぶことができるのです。内容は特定の分野に絞るのではなく、税金の基礎から所得税、消費税、相続税など広範囲に渡って解説されています。

普通に生活している税金について知る機会が少ないので、詳しいことを知らない方が多いと思いますが、この本は初めて税金の本を手にする方にとっては分かりやすい解説になっているので、税金に関する最適の入門書と言えます。

みんなのレビュー

消費税、所得税、法人税など日本の税制度をわかりやすく解説してくれる本。
読みやすくわかりやすくて大変おすすめ。特に所得税の計算に関しては、源泉徴収に慣れているサラリーマンは普段考えない部分であり、大変参考になった。また累進課税の考え方や103万円の壁など勘違いしていた事も正してくれるとともに、他国との比較で日本の税率が高いかなど多くの事が学べる本。
これから働き始める学生や会社勤めの人間におすすめ。

読書メーター

日本の税金

読んでみて

税金制度について書かれた多くの本では制度自体の説明だけで、問題点などについて触れられることは少ないです。しかし、税金について「なぜ、そうなったのか?」と思うことがありますよね。

この本ではただ税金制度について説明しているのではなく、その税金の仕組みや導入された背景、問題点などについても書かれているのです。

内容は所得税や消費税、相続税など税金全般ついて書かれており、中でも一般的に馴染みのない国際課税については近年問題になったパナマ文書を事例に出しています。このように本の中ではポイントで事例や題材を用いているので、より内容が分かりやすいです。

この本は全般に渡って、読者に日本の税金、税制について理解してもらおうとする筆者の意図が感じられ内容になっており、税金制度の学びを深めるために丁度いい入門書と言えます。

みんなのレビュー

日本の税制について、税ごとに仕組みやねらい、問題点等を記し整理したもの。 特に、2019年10月から消費税10%が引き上がることについて、消費税の仕組みを知った上で、軽減税率やインボイス方式等を学ぶことができたのが有意義だった。他にも、法人税は赤字法人7割で負担格差があることなど、知らないことが多く参考になった。

読書メーター

元国税局芸人が教える 読めば必ず得する税金の話

読んでみて

「税金のお得な情報が、分かりやすく書かれている本はないの?」そう思われている方に読んでいただきたい本です。普段、本をほとんど読まない方にとって税金に関する本には難しく手を出しづらいですよね。

この本の著者は元国税局職員だった芸人のさんきゅう倉田さんで、芸人さんらしく普通に説明すると難しい税金の話を人気マンガ「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「サザエさん」などを題材にして、面白くて分かりやすい解説してくれています。

内容は税金の基本から私たちに身近な消費税や所得税、相続税と会社の経費についてお得な情報が盛り込まれており、有名なマンガを題材に解説してくれているので、特に若い世代の方やマンガ、アニメが好きな方にもオススメです。

まさに元国税局職員だった経験と芸人のスキルを活かして分かりやすいように工夫された1冊と言えます。

みんなのレビュー

生活の各所で関わってくる税金の話がわかりやすく書いてあって、もう役に立ちすぎました。この本を読んで、税金対策をしようと思ったのと、税理士さんにお願いしよう!と思って行動までしようと思えた本でした。税金に対して興味が出てきたので、もうすこし難しい本を読んでみようと思います。
読んでいる途中で周りの友達にどんどん話して一緒にびっくりしてました。
わいわい読むのもとても楽しい本です!

読書メーター

フリーランス・個人事業の絶対トクする!経費と節税

読んでみて

フリーランスや個人事業主の方で「この支出は経費で落とせるのだろうか?」こんな迷いを抱くことはないでしょうか。この本ではフリーランスや個人事業主の方が迷うことが多い経費に関する基本的な知識や処理の仕方や、節税のテクニックについて分かりやすく解説しています。

そして「支出のうち、どこまで経費で落とせるのだろう?」などのさまざまな疑問の答えが、見つかりやすい内容になっているのです。

また、避けることができない消費税への疑問と、個人事業主の方が法人化する場合のメリットとデメリットについても紹介しています。特に駆け出しのフリーランスの方や、改めて経費と節税について基礎知識から学びなおしたい方にもオススメしたい本です。

みんなのレビュー

個人事業と節税についての説明がとてもわかりやすく書かれていた。これから個人事業を始めるに当たって、疑問だったことがある程度は解消できたような。
同時に経理や簿記の勉強をしていれば、なおイメージがつかみやすいと思います。

読書メーター

もしもの時の手続き・相続完全ガイド【令和の新しい相続法に完全対応】

読んでみて

親から資産を受け継ぐ相続はいつか行わなければならないことですが、いざそのときになると「何からすればいいのだろう」「手続きの仕方など、相談できるところはないのだろうか」このような悩みを多くの方が経験しています。

誰しも初めてのことは右も左も分からないのが当たり前です。

この本では、そんな悩みに応えるため相続全般について解説し、手続きのポイントや困ったときの問い合わせ窓口の紹介をしてくれており、令和の新しい相続法にも対応した内容になっています。

相続税については税金の計算方法や申告書の書き方、軽減と加算措置や、生前からの相続準備についても基礎知識から生前贈与の活用法が解説されており、この本があれば相続について全てが分かる1冊です。

みんなのレビュー

年老いた母から「何か本を買って勉強しておきなさい」と言われ、まずは二冊適当に購入した内の一冊。私の場合、外国籍外国在住なので、一つ一つの手続きでは必要とされる書類が悉く違って来るのだろうが、まずは日本国籍・日本在住で必要な手続きも書類も知らないのでは、それに代わる書類も分からないので、久し振りにメモを書きながら勉強しました。
知らない言葉ばかりでしたが、非常に丁寧に説明されて居るので、書き出して居る内に少しずつ頭に入って来ました。
本屋で次の一冊を探す前に、まず入門として叩き込んで置く本としてお勧めです。

読書メーター

Q&A軽減税率はやわかり

読んでみて

2019年10月から消費税が10%に引き上げられ、同時に消費者の家計の負担を軽減するために軽減税率もスタートしました。

軽減税率は複雑で消費者も事業者にも分かりにくい仕組みなので、「軽減税率が未だによくわからない」と思われている方は、まだまだいらっしゃるのではないでしょうか。

軽減税率は消費者と事業者にとって大きな影響を受ける存在です。この本では、複雑な軽減税率の仕組みや対象品目、導入前からメディアでも取り上げられたテイクアウトの問題、インボイス制度についてQ&A形式でわかりやすく説明しています。

すでに軽減税率がスタートしていますが、制度内容が分かりやすいので初めて読まれる方はもちろん、改めて学び直したい方にもオススメの本です。

みんなのレビュー

軽減税率のQ&A52問と、消費税に関するエピソード集。実務を考えるとまだまだ煮詰まっていいないこと、制度としてまだ変更がされうることが垣間見える。
一消費者としては、たかが2%と思ってしまうのだが、今後の消費税の税率アップを想定すると、重要な決定事項が含まれてしまう予感がする。特に輸出入、益税の関係は色々な節税、脱税手段が発覚するのかもしれない。

読書メーター

まとめ

いかがでしたか?税金についてそれぞれ違った分野、切り口の6冊を紹介しました。

これらの本では、

  • 税金についての教養が身につく
  • 日頃から抱いている税金への疑問が解消できる
  • 税金に関して実用できる知識を身に付けらる

などのことができるようになります。あなたのお役に立てるのは間違いないでしょう。

税金は私たちの生活にとって重要な存在です。この6冊を読んで税金と上手な付き合い方を覚えて、より良い生活ができるように活用してくだされば幸いです。