「新卒で50万円貯金したい!」
「お金を貯めたいけど方法が分からない…」
この記事を読んでいるあなたは、このようなことを思っているのではないでしょうか?
生活していく上で、貯金はとても大事ですよね。しかし、どうしたら効率よくお金を貯めていけるか分からず悩んでいる方も多いと思います。
そんなあなたもこの記事を読むことで、貯金額50万円を達成するための方法や、反対に貯金できない人がやってしまいがちな行動を知る事ができます。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
1年で50万円貯金を目指そう

1年間で50万円貯金と聞いても、なかなか実感が湧かないかもしれません。
ですからまずは、新卒の貯金額の平均値や、貯金ペースについて確認していきましょう。
50万円って多いの?少ないの?
では実際、50万円の貯金は多いのでしょうか、少ないのでしょうか。
以下の図は、マイナビ窓口が、「社会人1年目の貯金額」について社会人の男女415人にアンケートを取った結果です。

この調査で一番割合が大きかったのは「貯金0円」で、86人(20.7%)の方が該当しました。
そして次に多かったのが「50万円」。こちらは56人(13.5%)の方が該当するという結果になりました。
貯金する人は50万円ほど貯金し、貯金しない人は一切しないというようにハッキリと分かれているのです。
平均値をとってみると43万円となり、50万円は平均より少し上となります。
いかがでしょうか。この結果を見て少し「いけるかも」と思った方もいるかもしれません。
多くの方はそもそも貯金をしないため、少しでも貯金をしようと思った時点で平均貯金額に達する道は見えたと言えるでしょう。
月4万円ずつ貯金
それでは、50万円を1年間で貯めるには月にいくらずつ貯めていけば良いのでしょうか。
計算してみると50万円÷12ヶ月=41,666円という結果になります。つまり、月4万円強のお金を貯金できれば、50万円を達成できるということになります。
2016年の厚生労働省の発表によると、大卒の初任給の平均は20万3400円。そこから保険料などを引いて、手取りは17万円ほどになります。

ということは、新卒の方でも月の費用を13万円ほどに収める事ができれば、4万円の貯金が可能になります。
その後は収入も上がっていくので、さらに貯金しやすくなるでしょう。
50万円貯める方法

月4万円ずつ貯金すればいいとはいえ、普通に今まで通りの生活をしていれば50万円貯まるというわけではありません。お金を貯めるためにはさまざまな工夫が必要です。
ここからは50万円に向けて、確実にお金を貯める5つの方法をご紹介していきます。
- 固定費を見直そう
- 財布に入れるお金は最小限にする
- コンビニを避ける
- 貯金箱を使う
- 副業を始める
固定費を見直そう
節約をする上で最も有効なのが固定費の見直しです。
固定費とは毎月支払う事が決まっている費用で、家賃、光熱費、保険料、携帯料金などが挙げられます。これらの費用を見直す事で、生活の質を変える事なく無駄な支出を抑える事ができるようになります。
例えば、スマートフォンの料金は大手キャリアとの契約だと月8,000円ほどかかってしまいます。しかし、SIMを格安SIMに変更することで料金を約半額に抑える事ができるのです。
もし月8,000円かかっていた料金を半額の4,000円に抑えられたら、それだけで年48,000円の節約になりますよね。
このように固定費の見直しをする事で、大幅な支出削減が見込めます。
財布に入れるお金は最小限にする
ATMからお金を引き出すのが面倒で、一度に多額のお金を下ろすという方も多いかもしれません。
しかし、財布の中にお金がたくさんあると、それに合わせてついつい無駄遣いをしてしまいます。
もともと財布の中に入っている金額が少ないと、その中で工夫してやりくりしようと頭を働かせるようになります。
ですから、財布の中には5,000円〜1万円ほどの必要最低限のお金だけを入れておくようにしましょう。
コンビニを避ける
コンビニは便利なのでついついふらっと寄ってしまいがちですよね。
必要な用があって寄るのは良いのですが、通勤路や通学路で普段から立ち寄るのが癖になってしまっている場合は気をつけなければなりません。
コンビニはスーパーに比べて値段が高いですし、用もないのになんとなく買い物をしてしまうと、浪費癖がついてしまいます。
ですから、できるだけスーパーを利用するように心がけましょう。いつも通る道にコンビニがある場合は違う道を通るなどして、コンビニが目に入らないようにするのも有効な手段です。
貯金箱を使う
貯金箱にお金を貯めていくのも有効な手段です。
財布やATMのお金はいつでも引き出して使う事ができてしまいますが、貯金箱は壊さない限り中身を取り出す事ができません。
ですから貯金額を減らす事なく、強制的にお金を貯め続ける事ができます。
また、「貯金箱に1日500円入れる」などの習慣を作ってしまえば確実に貯金ができていきます。この時、一度に入れる金額があまりに大きいと、生活に支障が出て長続きしないため注意してください。
そして、この貯金箱を使う貯金は、習慣にするためにできるだけ毎日貯金するようにしましょう。1週間に1度など間隔を空けてしまうと、貯金し忘れたりモチベーションが下がったりして挫折しやすくなってしまいます。
副業を始める
節約をして支出を減らす以外にも、副業を始めて収入を増やすという方法があります。
今は副業ブームで、副業を許可している会社も増えてきているため、これを機に始めてみるのも良いかもしれません。
副業を始める場合は以下のように初期投資が少なく、リスクなく始められるものから手をつけることをおすすめします。
- WEBライティング
- アフィリエイト
- 転売
- YouTube
これらは、少ない元手でリスクなく始められるのでおすすめの副業です。
一方で、FXや投資は初心者が手を出すと、大きな損失を出してしまうことになる可能性があるのでおすすめできません。
お金が貯まらない人の特徴

ここまで貯金を増やす方法をご紹介してきました。
ここからは反対に、お金が貯まらない人の特徴を3つご紹介します。
- 極端に食費を削る
- 安い物を買い込む
- クレジットカードを使う
極端に食費を削る
節約を始めようとすると、大幅に食費を削ろうと考えてしまいがちです。しかし、この方法ではお金を貯めることは難しいでしょう。
最初の2〜3日は頑張って少ない食事でも我慢できるかもしれません。しかし、極端に食生活が変わると大きなストレスになってしまいます。
したがって、1週間もしないうちに挫折してしまう可能性が高いです。また、続けられたとしても、健康面で悪影響が出てしまう可能性もあります。
安い物を買い込む
スーパーで安売りされている物を見ると、つい買い溜めしたくなるかもしれません。
しかし、その商品は本当に買う必要のあるものでしょうか。安売りされているからという理由でなんとなく商品を買ってしまうと、後々使うことなく冷蔵庫の中で腐ってしまうことになります。
お得だと思って買ったことで、むしろ損することになるのです。それでは完全なる無駄遣いですよね。
ですから、これは今本当に買いたいものなのか、必要なものなのかを、買う前に考えるようにする事が大切です。
クレジットカードを使う
クレジットカードは決済をする際、非常に便利なものですが、お金を使いすぎてしまうというデメリットがあります。
手軽に決済ができますし、現金を使用しないため、お金を使っているという実感が湧かず、気づかないうちについつい無駄遣いをしてしまうのです。
できる限り現金を使い、お金を支払っているという感覚を持つようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事をまとめるとこのようになります。
- 新卒1年目の貯金額は平均43万円
- 社会人1年目のほとんどの人は貯金していない
- 50万円貯める方法
- 固定費を見直そう
- 財布に入れるお金は最小限にする
- コンビニを避ける
- 貯金箱を使う
- 副業を始める
- お金が貯まらない人の特徴
- 極端に食費を削る
- 安い物を買い込む
- クレジットカードを使う
今回の記事がみなさんのお役に立てることを願っています。最後までご覧いただきありがとうございました!