「節約がうまくいかない!」
「どうしてお金がたまらないんだろう」
「節約するためにやめたほうがいいことってなに?」
節約を初めてみたものの、なかなか結果が出ずに悩んでいませんか?せっかく節約しようと思っていても、その妨げになるような行動をしているといつまで経っても節約できません。
そこで今回は、節約するためにやめるべき6つのことをご紹介します。
この記事を読むことで、節約をする上でやめた方が良いこと、逆効果な節約法とは何なのかが分かります。
また記事の終盤では、節約をする上で大切な考え方もご紹介していますので、是非最後までご覧ください。
目次
節約のために「やめた」6つのこと

ではさっそく、筆者が節約をするためにやめたことを6つご紹介していきます。節約をする際の参考にしてみてください。
1. 財布にたくさんお金を入れておく
まず、「財布の中にたくさんお金を入れておく」という習慣をやめました。
お金を下ろす面倒さから、一度にたくさんのお金を下ろし財布に入れておくという方も多いと思います。
しかし、財布の中に多めにお金が入っていると、どうしてもあればあるだけ使ってしまいます。ですから私の場合、財布に入れるお金は必要最低限しか入れていません。
すると、少ない持ち金の中でやりくりしようと試行錯誤するため、お金の消費を抑える事ができます。
2. 現金払い
財布のお金を少なくすることに続き、現金払いの機会も減らしました。今ではキャッシュレス決済の割合が大きいです。
キャッシュレス決済とは、現金を使用せずに料金を支払う決済方法全般のことを言います。例えば、クレジットカード、suicaやpasmoなどの電子マネー、paypayやLINE payなどのQRコードを使った決済方法などが挙げられます。
最近ではキャッシュレス化が進んでいて、国もそれを推進しようと働きかけているのです。
そのため「キャッシュレス決済を利用した場合に料金の2%還元」などのキャンペーンを行っている店舗が多いです。
現金払いではなくキャッシュレス決済をすることで、このようなサービスを利用してお得に買い物をしていきましょう。
3. クレジットカードで「手軽に」支払い
先ほど現金での支払いをやめたと書きましたが、「クレジットカードも利用しないの?」と思った方もいるかもしれません。
しかしクレジットカードの支払いを全てやめたわけではありません。「手軽に」支払うのをやめたのです。
どういうことかと言うと、クレジットカードなどの支払い方法は非常に便利ですが、その便利さゆえにお金を使っている実感が薄れてしまいます。
その結果お金を使いすぎてしまうというデメリットがあるのです。
ですからクレジットカードを使う際はいくら使って、残りはいくらかをしっかり把握しておくようにしましょう。
さらに、家計簿をつけて支出を計算する事で使いすぎを防ぐ事も大切です。
4. コンビニでの買い物
コンビニでの買い物もなるべく避けましょう。
コンビニはスーパーなどに比べて、商品の値段が高いです。便利だからといって、毎日コンビニで買い物をすると、知らぬ間にとんでもない金額を消費してしまう恐れがあります。
出勤時や、仕事帰りにコンビニに寄ってしまうという方は気をつけましょう。
コンビニに寄る事が癖になっている人は、何も欲しいものがなくても無意識にコンビニに入り、特にお腹が空いている訳でもないのに惰性で買い物をしてしまう日もあるのではないでしょうか。
用がない時はコンビニには寄らない、スーパーがあればスーパに行く、などのルールを自分の中で決めるようにしましょう。
5. 古い家電を使う
古い家電を使っていると消費電力が大きくなってしまうので、節約の妨げになります。
10年近く前から使い続けている家電がある方は、ぜひ新しいものに買い換えることをおすすめします。
例えば、約15年前のエアコンを最新のものに買い換えると、1年間で2万円以上の節約が可能になります。
新しい家電を買うのにお金がかかってしまうと思うかもしれませんが、そのまま古い家電を2年3年と使い続けると、新しく買うこと以上にお金がかかってしまいます。
長い目で見た時に、新しい家電を使っていた方が大きな節約になります。
6. 大手キャリアとのスマホ契約
多くの方はスマホ契約時に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)を利用するかと思います。しかし、大手キャリアは月額料金が8,000円ほどかかります。
そこで、一般的な通信キャリアとの契約を辞め、格安SIMに変えることで、月々にかかる費用をおよそ半額にすることができます。節約したい方にとっては大助かりですよね。
ただその反面、格安SIMに乗り換えることでデメリットも発生します。
その中でも大きなものとして「通信速度が遅くなる」ことが挙げられます。画像や動画の読み込みがかなり遅くなるといった問題が起きる格安SIMもあるようですので、その辺りはよく調べて見極めることが重要です。
したがって、通信速度が多少遅くなっても気にならない、スマホを使えさえすれば良いという方にはおすすめの方法です。
実は逆効果!やってはいけない節約法

ここからは、良かれと思ってやってしまうと逆効果な節約法をご紹介していきます。皆さんもやってしまっていないか確認してみてください。
物を買う理由が「安いから」
スーパーで買い物をするときに、安いからという理由だけで商品を買っていませんか?
欲しい商品の中から安い物を選ぶのであれば問題ありませんが、安いものがあったら買うという基準で買い物をするのは完全にNGです。
例えば、豚肉を全く買う気がなかったのに特売だったから買ってしまったという場合は、そもそも買う必要のない物を買ってしまっていますよね。その分が無遣いになってしまいます。
また、安いからといって買い溜めをしておくのもやめましょう。かなり日持ちするものはいいですが、賞味期限が意外と早い食材は食べる予定のない物をたくさん買っても、結局食べきらずに腐らせて捨てる羽目になってしまいます。
我慢して食費を抑える
「毎月多くお金を使っているのは食費だ!だから食費を削って我慢しよう」
このような考えで食費を極端に抑え、食事を我慢しようとするのはやめましょう。
まず、我慢するというやり方では長く続きません。すぐに諦めてしまうでしょう。それだけでなく、我慢していた反動で余計に食品を買い込んで無駄遣いになってしまいます。
また、極端な食事制限によって健康に害を及ぼす危険があります。ですから、無理せず十分な栄養を取るようにしてください。
食費を抑える場合には、外食を減らしたり、できるだけ安い物を買ったりという工夫をして抑えるようにしてください。
決して、食べるのを我慢したり、栄養の偏った物ばかりを買ったりしないようにしましょう。
スーパーをはしごする
「スーパーによって何が安くて何が高いかが違うから、それに合わせてスーパーからスーパーへはしごしよう。」
と思っている方がいますが、これもやめましょう。
たしかに肉が安いスーパーで肉を、魚が安いスーパーで魚を買えば、その分お得になるかもしれません。しかし、おそらくそれはたった数十円の違いでしょう。
数十円のためにスーパーからスーパーへ移動すると、その分の時間が無駄になってしまいます。
例えば移動時間が1時間増えるとしましょう。アルバイトをすれば1時間で1,000円稼ぐことができます。だったらその1時間を数十円のために使うのは非常にもったいないですよね。
もっと有意義なことに時間を使うことをおすすめします。
エアコンはこまめにオンオフを切り替える
「長時間エアコンを使うのはもったいない!」
と考え、こまめにオンオフを切り替えるという方もいるかと思いますが、実はこれも逆効果です。
例えば冷房をつけると、暑い部屋の温度を下げようとするので大きな電力を使います。一度冷えてしまえばそれを維持するだけなので、その後はそれほど電力を使いません。
つまりエアコンは電源をつけたときに一番電力を消費しているのです。
何度もこまめに切っていると、つけるたびに最大電力で部屋の温度を変えようとするので、つけっぱなしにしておくよりも電力の無駄遣いになってしまいます。
ですから、またすぐ使うという時にはエアコンをつけっぱなしにしておいた方が節約になりますよ。
節約で大事な考え方

ここからは節約する上で大事にして欲しい考え方や、意識するポイントをお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
「なんのために買うのか」を考える
無駄遣いをしてしまう原因は、何のために買うのかがはっきりしていないことにあります。何となく安いから、何となくお腹が減ったからという理由で買い物をしているとすぐにお金を消費してしまいます。
本当に欲しいものなのか、なぜ欲しいのか、今買う必要があるのか、商品を手に取ったときにもう一度考えてみましょう。
本当に必要であれば迷わず買ってください。そうでなければ棚に戻してください。これに気をつけるだけで無駄遣いはかなり減らせます。
お金の出入りを常に意識する
お金の出入りを常に意識しましょう。これはつまり1ヶ月の支出と収入を把握しておくということです。
支出は、何にお金を使っているのか、収入に関しては手取りがいくらなのかまで細かく把握しておくと良いでしょう。そうすることで何にお金を使いすぎてしまったのか、次からどこを改善すれば良いかがよくわかります。
ぼんやりと把握しているだけでは、思わぬ消費によってお金を失っていた場合にその原因に気付けないので、できるだけ正確に把握しておきましょう。
節約は楽しんでやる
やはり節約は楽しんでこそです。辛いと思いながらやっていても長続きしません。
「この節約法良いかも!」「今月1万円節約できた!」など、ゲーム感覚で楽しんでやるのが、うまく節約を継続していくコツです。
したがって、いろいろな方法を試してみて、これなら続けられる!と思うものを見つけましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は節約のためにやめたことをご紹介してきました。
今回の内容をまとめるとこのようになります。
- 節約するためにやめた6つのこと
- 財布にたくさんお金を入れておく
- コンビニでの買い物現金払い
- クレジットカードで「手軽に」支払い
- 古い家電を使う
- 大手キャリアとのスマホ契約
- 逆効果な節約法
- 物を買う理由が「安いから」
- 我慢して食費を抑える
- スーパーをはしごする
- こまめにエアコンのオンオフを切り替える
- 節約で大事な考え方
- 「何のために買うのか」を考える
- お金の出入りを常に意識する
- 節約は楽しんでやる
この記事が皆さんの役に立つことを願っています。