今、こちらの記事を読んでくださっているということは、
「これから投資を始めよう!でもどんな本を読めばいいのか分からない…」
「投資に少しでも役立つ情報を手に入れたい!」
などとお考えの方が多いかと思います。
投資はギャンブルだ、投資は危ないなどという話を聞くことも多いです。確かになんの知識も持たずに投資を始めてしまうと必ず大損します。
そうならないためにもまず基本的な知識をしっかり身につけましょう。
今回は、株式投資ついて理解いただくために初心者の方から中級者の方に読んでいただきたい内容の本を6冊選びました。ぜひ参考にしてみてください。
目次
初級編
有望株の選び方
読んでみて
この本は、株式投資の「ファンダメンタル分析」を3つの投資手法に分けてわかりやすく解説しています。3つの投資手法とは、「シクリカル株」投資、「バリュー株」投資、「成長株」投資のこと。
シクリカル株とは、景気の変動によって価格が上昇したり、下降したりする銘柄のことです。バリュー株とは、売り上げや利益の成長がさほど期待できないなどの理由から、現時点の株価が本来的な企業価値に比べて安いと考えらている銘柄で「割安株」とも言われます。
そして成長株とは、業績が良く、株価が高く評価されていて、さらに成長が見込める銘柄で、「グロース株」とも言われます。
あなたが株式投資初心者であるなら、まずはじめにどのような投資スタイルでいくかを決める必要があります。そのようなときにこちらの本はとても役に立ちます。
株式投資初心者の方は必見です!
みんなのレビュー
鈴木一之氏の著書「有望株の選び方」、この本は良書です。何度も繰り返し読みたい本で、私の投資に対する基本的な考えの元となるものです。時代がかわっても通じる内容だと思います。3種類方法が載っていますが、私の方法は独自にこの3つをミックスしたものです。
— ブルースブルー (@tokusajin) May 18, 2013
ファンダメンタル投資の教科書
読んでみて
この本ではPER(株価収益率)、PBR(純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)など株式投資に必要な指標について丁寧に解説されています。
読み進めていくうちに、自分がすでに一人前の投資家になったかのような錯覚に陥ってしまうくらいわかりやすいです。
あなたが株式投資をするうえで間違いなく手助けになってくれる一冊です。ぜひ一読ください。
みんなのレビュー
「ファンダメンタル投資の教科書」は、初級~中級者まで自信を持ってオススメできる書籍です。
— バフェット・コード (@buffett_code) February 9, 2020
ファンダ分析をしたい投資家・ビジネスマンは一読の価値あり。
「PBR1倍割れは解散価値を下回っていて割安」は間違いだと書いてある数少ない紳士的な書籍なので安心してくださいhttps://t.co/425iHMQGOo
中級編
この一冊でわかる世界経済入門
読んでみて
近年はグローバル社会となり日本経済も米国、欧州、新興国などと密接に関わっています。そのため、株式投資をするうえで、日本経済だけに注目していてもうまくいきません。
私たちは世界経済がどのように動いているのかを知っておく必要があります。
そんなときに役に立つのがこの「この一冊でわかる世界経済入門」です。世界経済の動きを理解して株式投資に活かしてみましょう。
みんなのレビュー
「この一冊でわかる世界経済入門」熊谷亮丸監修。本当に世界経済の動きのエッセンスが書かれています。教科書としても使えるのでは! pic.twitter.com/I8HQK33DZI
— 藤末 健三 (@fujisue) December 25, 2015
PERって何?という人のための投資指標の教科書
読んでみて
こちらは、タイトル通りPER(株価収益率)などの株式投資に必要な指標がわからない方必見の本です。
PERなどの指標の解説だけでなく、企業会計の分析の仕方についても解説されています。貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー表など財務諸表の見方についてまったくわからない方はぜひ読んでみてください。
頭の中がすっきり整理されますこと間違いありません。
みんなのレビュー
★経済・ビジネスランキング★
— honto (@honto_jp) January 23, 2019
第1位『PERって何?という人のための投資指標の教科書図解』小宮一慶(著)
周りに流された「ヤマ勘投資」を卒業しよう!PER、PBR、シャープレシオ、配当性向など、必ず知っておくべき重要な指標を「経済分析」…#PHP研究所https://t.co/PjToQmlPbU
上級編
日本株市場 相場を動かす情報とは何か
読んでみて
この本では、日本株市場を動かす要因について解説されています。
日本株市場を動かす要因は、OECD(経済協力開発機構)が発表しているマクロ指標の使い方や日銀政策が与える影響、信用取引が与える影響などさまざまです。
ですので、現状の理解だけでは満足できない方、市場の見方について一歩深く理解したい方におすすめの一冊。
理解するのは少し難しい内容となっていますが、挑戦する価値はあると思います。
みんなのレビュー
OECD景気先行指数の株式投資への有効性を具体的に示したのは外資ストラテジストの内藤三千郎氏で氏はその著書「日本株市場-相場を動かす情報とは何か」の中で極めて興味深い検証結果を示しています。
— 大数アルファ(Aaa STA) (@taisuualpha) August 19, 2019
藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義
読んでみて
こちらは、ディーラーとして活躍された藤巻氏がマーケットについて解説されている本です。
一見、株式投資とはまったく関係がないような内容ですが、為替マーケットや国債マーケット、オプションマーケットがどのように動いているかを丁寧に解説してくれています。
発刊されてから時間が経っていますが、いまだに色褪せません。今の知識にさらに磨きをかけたい方におすすめです。
みんなのレビュー
私は経済学者ではないので経済の本は出していません。ただ金融に関しては「藤巻健史の実践金融マーケット集中講義」(光文社新書)を出しています、少し古いですが、昔は某メガバンクが新入行員用に毎年、何百冊づつ買ってくれていたと聞いています。 https://t.co/rsAMs521AL
— 藤巻健史 (@fujimaki_takesi) April 24, 2020
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介させていただいた本を読んでいただければ株式投資に必要な最低限の知識についてはご理解いただけると思います。
中には、さっそく株式投資に挑戦したいと思う方もいるかもしれません。しかし、今回の本を読んだからといってすぐにうまくいくとは限らないでしょう。それくらい市場というのは理論通りにいかないものです。
投資で大切なのは理論を知ったうえで実践をすること。そして、うまくいかなかったときは、なぜうまくいかなかったか原因を探ることです。
原因を探るときには、ぜひ一度基本の理論に立ち返って考えてみてください。意外と基本的なことでつまずていたりするものです。そんなときには、今回の本を手に取っていただき再度読み返してみましょう。トライ&エラーを繰り返して、あなたも本物の投資の力をつけましょう。