24位:日本航空123便はミサイルで撃ち落とされた?
日本航空123便墜落事故は、1985年8月12日に日本航空123便が群馬県の山中に墜落し、520人の死者を出した航空事故です。墜落した理由は機体後部の圧力隔壁の破損とされますが、自衛隊のミサイルが誤射されて墜落したという都市伝説があります。
123便は10時間以上燃えていましたが、燃料は1時間半ほどしかなく、そもそもジェット燃料は燃料持続性は低いです。この他にも、オレンジの飛行物体が123便に向かっている(とされる)写真も存在します。
事故後の遺体を確認した専門家は「遺体は2度焼かれたように見えた」と話しました。さらに現場の作業に従事した消防団員は、灯油ではなくガソリンとタールの匂いがしたと証言しています。
これらの証言から、123便はミサイルの誤射で墜落し、その事実を隠蔽する目的で乗客乗務員は火炎放射器で口封じされたと主張する人がいます。乗客のうち4名は生存しましたが、当時の状況はほとんど語る事はありませんでした。
ちなみに123便のボイスレコーダーの⅔が非公開となっており、公開されているのは11分だけ。非公開の部分に本当の事故の原因が隠れている可能性はあります。また当時の総理大臣の中曽根康弘は「真実は墓場まで持っていく」と話したとされ、事件の真相を知っていたのかもしれません。
123便の墜落事故の陰謀論は現在に至るまで語り継がれていますが、面白おかしく吹聴する人がいる事も事実。遺族の中には、そっとしてほしいと考える人もおり、あまり公の場で口にしない方が良いでしょう。
23位:となりのトトロの裏設定とは?
となりのトトロは、1988年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画。田舎に引っ越したサツキ・メイ姉妹と、不思議な生き物トトロとの出会いを描いた作品です。
都市伝説によれば、トトロは死期が近い者にのみ見える死神。作中で行方不明になったメイは溺れ死に、メイを探す姉のサツキは、森の中で死後の世界を彷徨っている。母親は結核で亡くなり、父親だけが残されるというのが裏のストーリーとされています。
トトロ死神説はSNSでも議論が交わされていましたが、スタジオジブリは2007年に都市伝説を否定します。トトロは失われていく自然と、人間の親和性をエンターテイメントとして描いた作品。トトロ死神説に、ジブリは強い憤りを感じたのでしょう。
なお、作中では池に落ちていたサンダルが登場します。このサンダルはメイのものではありませんでしたが、誰のものだったのでしょうか。他に亡くなった子がいた可能性もゼロではありません。