【保存版】ブロックチェーンの本をレベル分け!初級/中級/上級全7冊

昨今のビットコインブームとともに注目を集めている「ブロックチェーン」。

ビットコインに限らず、様々な分野や業界で注目されていて、インターネットが世界中に与えた影響を超える技術とも言われています。

そのため、ニュースやネット記事などの数あるメディアからブロックチェーンへの理解を深めようとしている方も多いでしょう。

しかし、

  • 難しすぎて全く理解できない…。
  • 知ってる知識ばかりで買って損した…。

など、自分のレベルに合った本に出会えなくて歯がゆい思いをしていませんか?

サクサク読めて、「そうそう。こういう知識が知りたかったんだよね。」という本を見つけ出すのって大変ですよね。

ということで今回は、ブロックチェーンに関する本を初球、中級、上級とレベル分けして紹介します。

今のあなたにとってぴったりな本が見つかること間違いなしです!

初級編

<対象レベル>

  • 全くのブロックチェーン初心者
  • 今まで一冊もブロックチェーン関連書を読んだことがない人

ビジネスブロックチェーン

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読んでみて

ブロックチェーンの詳しい仕組みがわからなくても「ブロックチェーンすげえ。」ってなります。笑

分散型で透明性にすぐれ、オープンでありながら安全でアクセスもしやすい

そんなインターネット以上の影響をもたらすであろうブロックチェーンは、ビジネスや社会をどのように変えるのか、その多様性や金融業界をはじめさまざまな分野、業界における活用法をわかりやすく解説しています。

入門者が読んでもブロックチェーンが持つ底知れない可能性に驚くこと間違いなしです。

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文系でもわかりやすい
ブロックチェーンやフィンテックに興味があり、類書も何冊か読みましたが、わかりやすさでは断トツでした。
難しい仕組み的なものはあまり触れられていないので、ビジネス面や新しいソフトなどに関心がある自分にはよかったと思います。
文章もやわらかく、読みやすいので入門用には最適です。

仮想通貨革命

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読んでみて

ビットコインをはじめにブロックチェーン技術が、世の中にどのような影響をもたらすのかがわかりやすく書かれています。

ビットコインと一緒に理解することでブロックチェーンとはどういったものなのか、その概要や必要性がよくわかります。

逆に言えば、ブロックチェーンって言葉を聞いたことがあるくらいの人がいきなりブロックチェーンだけを学ぼうとするとほぼ間違いなく挫折します。ビットコインとブロックチェーンはそれほど密接した関係にあります。そういった意味でもこの本は入門者向けの本だと言えます。

ブロックチェーンに関する技術的な説明が知りたい方にとって物足りなさがあるものの、概要をつかむには十分な内容となっているので、入門者はもちろんビットコインにも興味があるという方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

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ブロックチェイン技術の現在最高の教本
今ブロックチェイン技術に興味を持って勉強していますが、日本語で書いてあるものでこれだけ原理から解説してもらえてるものは、他に私は知りません。

この一冊でまるごとわかる ブロックチェー ン&ビットコイン(日経BPムック)

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読んでみて

およそ100ページある中にブロックチェーンとビットコインの情報がわかりやすく凝縮されていて、今後は免許証や印鑑が不要になり、スマホで本人確認できるなど、入門者でもブロックチェーンの素晴らしさに気づけるような充実した内容になっています。

また、楽天代表取締役の三木谷浩史氏へのインタビューなど、名だたる成功者が持つブロックチェーンに対する考え方を知ることもできます

まさにブロックチェーン入門書にふさわしい一冊です。

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この一冊でまるごとはわかりませんが、多くの人が関与して書かれている
ブロックシェーンとビットコインの本。ムック本サイズ。6章構成になっている。最初は、ブロックチェーンの仕組みについての説明。マンガのような絵を入れてやさしく書かれている。

次いで、JBAとBCCCを軸にした日本の業界動向と世界の主要なブロックチェーン開発プロジェクトの解説。仮想通貨の体験形式の説明では、bitFlyer代表の加納氏が2人の女性にビットコインと仮想通貨の取引所の利用方法を指南するという内容。

中級編

<対象レベル>

  • ブロックチェーンの概念はなんとなく理解している人
  • ブロックチェーン関連書を最低でも1冊は読んだことがある人

ブロックチェーンの衝撃

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読んでみて

まさに衝撃でした!笑

経済学者、法律家、ブロックチェーンを取り入れている企業など、さまざまな有識者の意見をもとにこの本が作成されているので、普段では捉えることのない様々な角度でブロックチェーンの考え方に触れることができて「こんな考え方もあったのか!」と、うなされましたね。

ブロックチェーンへの知識が浅い方からブロックチェーンなら大体知ってるっていう方まで勉強になる幅広い内容になっているので、この記事を読んでもどの本にしようか迷ってしまう。。。という方にはおすすめの一冊です。

ただ、ブロックチェーンの大まかな概念だけでも掴んでおいたほうが圧倒的に読みやすく、実になる内容なのでそういった意味でも中級者向けの本になります。

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すぐに読むべきブロックチェーンの本です
ブロックチェーンについておそらく日本で初めて基礎レベルから実務サイドの話まで、メディア、弁護士、日本と海外のスタートアップ、様々な有識者のそれぞれの視点で書かれた良本です。

ブロックチェーンって何なのか全然わからない方、ちょっと知ってるという方、結構マニアという方それぞれが楽しめる本です!

一言でいうと、良い意味で纏まりがなくてDecentralized でカオスなブロックチェーンの世界観が出ているなと思いました。

というのも、業界を代表する方々が各章をそれぞれ書いていて、章ごとにズブの素人でも読める内容もあれば技術的な前提知識がないとわからない箇所まであります。

ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術

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読んでみて

ビットコイン関連技術書の決定版と言われているMastering Bitcoinの日本語版です。

ブロックチェーンが将来どのような変化を世界に与えるかなどの解説ではなく、ビットコインがどのようにして動いているのかをブロックチェーンに基づいてその技術的な仕組みを細かく説明しています。

ビットコインとブロックチェーンの両方が技術的かつ図解などを用いてわかりやすく解説されていて、プログラムがわからなくても十分に理解ができる数少ない良書のうちの1冊です。

最先端技術であるほど原書(ほとんどが英語で書かれている本)で読むのが必要とされている中で、日本語訳されているこの本はかなり価値ある本だと言えます。

320ページと厚めで読みきるのに多少の苦労はしますが、内容の薄い本を何冊も読むくらいならこの一冊をマスターしてしまったほうがコスト的にも良いです。

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かなり詳細に書かれていて良書
ビットコイン関連の本は沢山あれど、正直どれもググればわかる程度の内容のものばかり。
しかしこれは、かなりエンジニアリング寄りのことが書かれており、技術に興味があり知りたい人にとっては最高の本だと思う。
結構内容も濃いため読み切るのは大変だが、他の内容の薄い本を何冊も読むくらいならこの一冊で良いと思う。

上級編

<対象レベル>

  • ブロックチェーンのことはもう完璧!ブロックチェーンの次のステップを知りたい人
  • 3冊以上はブロックチェーン関連書を読んだことのある人

ブロックチェーン 仕組みと理論 サンプルで学ぶFinTechのコア技術

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読んでみて

ブロックチェーンをはじめとした近代の日本経済や金融経済など、様々な本の出版やインタビューを受けている有識者の野口悠紀雄氏が執筆しただけあって、理論性や具体性を兼ね揃えたかなりの良書だと言えます。

主にITエンジニアを対象とし、

  • 基礎編
  • 理論編
  • 実践編

の3部構成で、ビットコインとの混同がなくなるようなわかりやすい解説からP2Pネットワークやコンセンサスアルゴリズムなど、ブロックチェーンの技術的な解説まで徹底的に解説されています。

最後の実践編では実際に自分でプログラムを操作して学ぶことができるので、ブロックチェーンについて理論的な記述だけだと物足りない方にはもってこいの1冊です。

ブロックチェーンへの理解が格段に上がるのでみなさんにおすすめしたいのですが、これからブロックチェーンを学ぼうとしている人が読んだら間違いなく挫折する上級者向けの本なので読む際は気をつけましょうね。笑

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バズワードが嫌いなエンタープライズIT技術者にお勧め
事前予約したらちゃんと2016/10/15に届きました。暇を見て一週間くらいで読みましたが、気合いれれば一日で読めるボリューム。
数年後キャズムを超えたシンのブロックチェーンの使いどころをイメージできるようになれた気になれました。
昔プログラミングしたことあるけど、最近パワポとエクセルしか触らせてもらえない、英語が苦手で、バズワードが大嫌いな、(私のような)IT技術者にお勧め。

ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか

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読んでみて

ブロックチェーン技術を活かすと、今後どのように世界が変わっていくか?について細かく書かれています。

伊藤穰一(日本にインターネットを持ってきた人)や、スティーブ・ウォズニアック(Apple創始者、ジョブズの相方)など、名だたる知の巨人たちが本著を推すのも納得の内容。

現在使われているWeb金銭取引の問題を解消するまったく新しいテクノロジーだと感じられます。

  • クレジットカードなどの個人情報が流出しない事
  • データの中核が国や企業の持ち物ではないので、不正取引が起こらない事

この2つは数年先のプラットフォームに成長すると革新がもてるようになるでしょう!

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ブロックチェーン初の良書?

他にも何冊かブロックチェーン絡みの本を読んだが,ブロックチェーン万歳!以上!な
ものが多い中,本書は非常に分かりやすい.

その理由は以下.
・既存の手法との比較がされている
・ブロックチェーンの欠点も記されている
・ビットコインと分離した説明がなされている

議論に緻密さはないが,読む価値あり.当然の☆5つ

最後に

いかがでしたか?

これを機にあなたのブロックチェーンへの理解がさらに深まることを願っています。

それでは。

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