ここ数年でとんでもないほどの価格上昇を見せているビットコイン。
2017年4月からは資金決済法も改正、施行され、ますます利用に弾みがつきそうですね。
そこでやはり気になるのは、「今後のビットコインってどうなるの?」ってとこですよね。
すでにビットコインに投資してる人も、まだ初めてない人も、今後のビットコインの動向は興味があることでしょう。
今回はそんな気になるところを「2018年最新の情報を軸」に解説してみました。
僕と一緒に現状を把握し、未来を先読みしてましょう。
ではどうぞ。
目次
今日までのビットコインの生い立ち
まず、今後のビットコインについて予想するために、ここまでのビットコインの軌跡を簡単に振り返ってみましょう。
ちょっと待って!そもそもビットコインの仕組みがイマイチわかってない!
そんなあなたはこちらを軽く読んでみてください。
ビットコインの今日までの流れをかなり簡単にまとめると、
2009年、運用スタート
↓
2012年、1度目の半減期
↓
2013年、過去最高値を更新
↓
2014年、マウントゴックス閉鎖
↓
2016年、2度目の半減期
↓
2017年1月、過去最高値を再び更新
↓
2017年4月、改正資金決済法等が施行
こんな感じ。で、2017年4月現在ビットコインの価格は1BTC=約13万円台。
ビックカメラもビットコイン決済を開始しましたね。
ビックカメラ、店舗でビットコイン決済を試験導入–有楽町と新宿で
価格推移はこんな感じです。
↓2017年4月現在1BTC=約13万円
引用:blockchain.info
マウントゴックスの破綻をうけて、一度は価格が急降下したビットコインですが、それはビットコインに問題があったわけではなく、内部の人間による横領であったと市場が理解してからは、再び価格が上昇していきました。
また、半減期を迎えたあとは価格の上昇が強くなるという傾向もありますね。

今年4月1日からは「改正資金決済法」が施行され、仮想通貨が決済手段に使える「財産的価値」と定義されました。
仮想通貨が世に広まるための大きな一歩ですね。
では、歴史を簡単に振り返ったところで、本題である「ビットコインの今後」を考えてみましょう。
ビットコインの今後は?
今回はビットコインの今後について、
- 技術的可能性
- 経済的可能性
- 価格推移
という3つの角度から考えてみます。
技術的可能性
ビットコインを支えている根幹はブロックチェーンという技術だということは皆さんもうお分かりかと思います。

結論からいうと、ブロックチェーンという技術は今後の可能性が半端じゃないです。間違いなく伸びていくでしょう。
ブロックチェーンを一言で表すと、「みんなで使え、みんなで管理する分散型台帳」といった感じです。
特徴として、
- 第三者(管理者)が存在しない
- 二重支払いや偽造、ハッキングなどの不正を防げる
といったことが挙げられますね。
まず第三者がいないことで「低コスト」が実現されます。
円などの通貨は銀行という第三者が存在するので、例えば送金などをするときに多くの手数料を取られてしまいますよね?
しかしブロックチェーンを利用すると「当事者同士の直接的やりとりが可能」なので、手数料が取られません。
だからビットコインは送金手数料がほぼ0円なのです。(わずかに取られますが、それはマイニングの報酬に流れます)
条件 | 送金額 | 手数料 | 手数料率(%) |
---|---|---|---|
日本⇒日本 | 100,000円 | 450円 | 0.45% |
日本⇒海外 | 100,000円 | 6,500円〜8,500円 | 6.5%〜8.5% |
Bitcoin⇒Bitcoin | 1BTC | 0BTC | 0% |
また、不正が実質不可能な仕組みになっているので、「透明性」が保たれます。
この技術を「仮想通貨」に生かしたのがビットコインということなのですが、もちろん、ブロックチェーンは仮想通貨にも生かすことができます。
これからは選挙や投票、何かしらの所有権や身分の証明など、様々な分野に生かされていくことが考えられます。

実際に、あの「IBM」もブロックチェーンを活用したビジネスを披露してくれていますね。
IBMブロックチェーンはすでに「ビジネス適用可能」、活用事例を披露
この技術は今後世界中に広まっていくことでしょう。
今から少額からでもビットコインを保有しておくことをおすすめします。
bitbank.ccからすぐに購入できますよ。
経済的可能性
ビットコインはまだまだ「投資手段」として以外は使いどころが難しいのが現状でしょう。
理由は後でも触れますが、価格変動が不安定すぎるからです。
1日に10%前後の価格変動を起こすこともよくみられます。
もう少し価格が安定してこないと、決済手段として広く普及していくのは難しいでしょう。
この価格変動の問題を解決する策としては、やはりビットコイン利用者の増加が鍵になってくるでしょう。
冒頭でも言った通りすでにビックカメラなど大手企業でもビットコイン決済を開始したりと、積極的な動きがみられています。
ビックカメラ、店舗でビットコイン決済を試験導入–有楽町と新宿で
中国やアメリカなどと比べると、日本はまだまだビットコイン後進国と言わざるをえませんが、このような大手企業が積極的に動いていくことによって、利用者の増加につながり、それがビットコインの安定性につながり、それがまた利用者の増加につながるといったサイクルが実現されれば、経済的可能性も見えてくるでしょう。
みんながビットコインを利用するメリットを理解すれば、可能だと思います。

個人的にも期待しています。
価格推移は?
最後に今後の価格推移に関して考えてみます。
僕の結論としては、「経済的可能性さえクリアされれば、今後もどんどん価格は上昇していく」ですね。
技術的には申し分ないと言うのはさっきいいました。
利用者が増え、価格がもう少し安定さえしてくれば、ビットコインは今から数倍の価値になるでしょう。
2017年4月現在、「1BTC=約13万」ですが、2020年には1BTC=約20万円ほどになると予想している専門家もいます。
また、2020年には3回目となる半減期も迎えるので、そのあとのさらなる上昇も期待されますね。

あと、価格推移に関してのポイントとしては、「世界の動きがリスクオフ=安全資産にお金が流れるタイミング」に高騰しやすいです。
例えばビットコイン大国である中国などでは人民元切り下げが行われるタイミングでビットコインの価格が上昇します。
引用:Zaif
中国では「元」より「ビットコイン」の方が安全資産と考えられてるので。「ビットコイン=金」とイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
キプロス危機の時も同じように上昇しました。
リスクオフの動きが起きた時は、ビットコインへ投資するチャンスです。
僕はココでビットコインへ投資しています。
ビットコインの抱える問題点は?
ここまでビットコインの今後について解説してきましたが、ビットコインは問題点がないわけではありません。
詳しくはこちらで解説していますが、さっきいったような価格変動もそうですし、
- 法整備
- 国の規制
- マイニングのための電気消費
などなど、直面している問題はあります。
これらの解決が今後のビットコインの普及には欠かせないといえるでしょう。

まとめ
いかがでしたか?
今回はビットコインの今後の未来、可能性について解説していました。
問題がないわけではないですが、それを上回る可能性があることも理解できたんじゃないでしょうか?
早い段階でビットコインに「触れる」ことをおすすめします。
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