この記事を訪れたあなたは、アルトコインに興味をおもちですね。
「アルトコインってビットコインと何が違うんだろう?」
「アルトコインを買ってみたいんだけどデメリットってあるのかな?」
きっとこんな悩みをお持ちではないでしょうか?
もしくは、「代表的なアルトコインの特徴をまとめて知りたい」なんて願望をお持ちの方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、あなたのアルトコインとは?に関する疑問や悩み、願望に全て答えられるように、徹底網羅した情報をお届けします。
知らなきゃ損!な代表的なアルトコインの特徴なんかも詳しく紹介していきますから、この記事を読めばアルトコインに関して友達に説明できるぐらいには詳しくなれていますよ!
目次
アルトコインとは
冒頭でも言いましたが、アルトコインとは「ビットコイン以外の仮想通貨」の事を指します。
正式には「Alternative Coin」って言って、そこからアルトコインや、オルトコインなんて呼ばれています。
直訳すると「代替となるコイン」って意味になりますが、そのまんまでビットコインの代替となることを目指したコインがアルトコインの特徴です。
そんなアルトコインは日々生まれていて、coinmarketcapによると、アルトコイン(仮想通貨)は2018年8月現在で【1900種類以上】あります。
もちろん利用価値が全くなく、消えていくものもありますが、それにしてもとんでもない量ですよね。
ここまで増えたのは、仮想通貨を利用した資金調達である「ICO」がイッキに流行り出したことが理由として挙げられます。
ICOに関しての概要は「【初心者向け】仮想通貨ICOとは?わかりやすく徹底解説」をご覧ください。
さて、ではビットコインの代替となるコインであるアルトコインは、具体的にビットコインとどんな違いがあるのか紹介していきますね。
ビットコインとアルトコインの違い
ビットコインとアルトコインの違いは、それぞれの開発目的をみればハッキリとわかります。
まずビットコインは「新たな決済手段」になることを主な目的として生まれました。
しかしビットコインが年々普及するにともなって、ビットコインでの取引が集中したことで、「送金にめちゃくちゃ時間がかかる」問題が発生しています。
そこで「代替となる」アルトコインが開発されたわけですね。
主なアルトコインの開発目的はビットコインと比較して、
- 「決済手段」としてよりよい通貨を目指して生まれたもの
- 「決済手段」以外の機能も持たせようとして生まれたもの
この2つに分けられます。
具体例をあげると、「よりよい決済手段」として生まれたアルトコインの代表例は、
ライトコイン・モナコイン・ダッシュ・ビットコインキャッシュなどですね。
これらの通貨は決済のスピードを向上させたりしています。
逆に、決済手段としての機能以外に「色んな目的やプロジェクト」のために生まれたアルトコインの代表は、
これらには、ビットコインにはない新たな機能が加わっています。
つまりアルトコインは、ビットコインの課題点を克服することを目指したものや、ビットコインには無い機能を備えることを目指したものってことです。
アルトコインと草コインの違い
あなたは草コインというワードを聞いたことありませんか?
草コインとは Shit Coin(くそコイン)が由来で、笑えるほど価値のない(草生える)コインを総称してそう呼ばれています。
誰が考えたかは不明なんですが、驚くことに仮想通貨の界隈では広く浸透しているコインの総称なんですね。
イメージはこんな感じです。
ビットコイン以外の通貨をアルトコインと呼び、アルトコインの中に草コインがあり、その草コインの中にさらに詐欺コインがある。。。といったわけわからない感じになってますね。笑
正式に定義などはありませんが、
- アルトコイン→ビットコインの「代換となり得る通貨」
- 草コイン→「開発目的が不明な通貨」
と覚えておいてください。
草コイン=アルトコインであることに代わりはないんですが、アルトコインの中でも世間では種類分けされているってことですね。
こういうと、「じゃあ草コインは全く価値がないのか。」なんて思われるかもしれませんね。
だいたい正解です。笑
でも、草コインの中でもたまーに火を噴くコインがいたりするんですよ。
それがカルダノです。
2017年10月から2018年1月にかけてカルダノは70倍も高騰しました。
10万円が3ヶ月で700万円ですね。笑
カルダノに関しては「天才数学者が開発した仮想通貨カルダノ・ADA(エイダ)コインとは?」で紹介しています。
草コインってほとんどがダメダメなコインばっかりなんですが、ほんとごくたまにこんな通貨が生まれたりするんですよね。
アルトコイン投資のメリットとデメリット
先ほど説明した通り、アルトコインはビットコインを基に、通貨としてはもちろん、その他いろんな目的やプロジェクトのために誕生しているものが多いのですが、現在はほとんど投機として(値上がり益を狙う)以外は使い道がありません。
まあ、ビットコインもまだ決済手段としてはあまり浸透していなく、投資手段としての利用がほとんどですけどね。
しかし現状アルトコインは、多くの投資家が可能性や将来性を見越して投資をしていて、どんどん価値が上昇しています。
そこでまずは、ビットコインと比べてアルトコインへの投資にはどんなメリットやデメリットがあるのかを簡単に解説しておきましょう。
アルトコイン投資のメリット
アルトコイン投資のメリットは、何と言っても大きな利益が見込めることです。
ビットコインなんかは日本で知らない人はいないんじゃないかってぐらいに認知されていますよね?
となると、すでに価格が高騰してしまっていて大きな値上がりが期待できません。
逆にアルトコインはビットコインと比べて注目度も低く、まだまだ価格の高騰が期待できます。
ちなみにアルトコインで過去にもっとも高騰したのが、今は時価総額3位のリップルです。
2017年で見ると、リップルの価格は35倍も高騰しました。
単純計算で、10万円分購入していたら1年後には350万円になってる計算ですね。
今のうちにまだ価格の低いアルトコインを購入しておけば、爆発的な利益を見込めるかもしれないという事です。
こんな一攫千金が狙えちゃうところがアルトコイン投資の大きなメリットですね。
アルトコイン投資のデメリット
アルトコイン投資のデメリットは、もしかしたら価値が0になるかもしれないということです。
というのも注目度はビットコインが凄まじく、それは取引量を見れば明らかです。
ビットコインが仮想通貨全体で約3割も取引されているんですね。
つまり、アルトコインの中には全く取引されていない市場規模のかなり小さい通貨がゴマンとあり、そういった通貨はもちろん消える可能性も0ではありません。
当たればかなり大きい利益が狙える反面、投資してみたら価値がなくなっちゃった。。。なんてこともあり得るのがアルトコイン投資です。
アルトコイン投資については「実際どうなの?アルトコイン投資のメリットデメリットを徹底解説」で詳しく紹介しています。
もしアルトコイン投資を行う場合は、時価総額でも100位以内のコインである程度注目されているコインを選ぶべきですね。
「でもどんなアルトコインがあって、その中から注目度の高いコインを見つけるの難しいよ…」
なんて頭を抱えてしまう方も多いかと思います。
そこで、ANGO編集部が注目アルトコイン100個を全て採点し、あなたに「これだけは知っておいた方がいい」というコインを選定しました。
知らなきゃ損な人気アルトコイン一覧
技術力・将来性・ブロックチェーン・実用性・コミュニティの5つの観点から採点しました。
アルトコイン名 | 簡単な特徴 | 採点結果 |
---|---|---|
イーサリアム | あらゆるもののプラットフォームになる通貨 | 88点 |
リップル | 金融インフラに革命をもたらす通貨 | 85点 |
リスク | イーサリアムの欠点を補うプラットフォーム通貨 | 84点 |
ネム | 民主的なネットワークで維持されている通貨 | 84点 |
ビットコインキャッシュ | 将来ビットコインに取って代わり得る通貨 | 81点 |
ネオ | 中国版イーサリアムと噂される通貨 | 81点 |
ダッシュ | とんでもない送金スピードが魅力な通貨 | 80点 |
ライトコイン | ビットコインの4倍早い送金が注目な通貨 | 79点 |
イーサリアムクラシック | IOTプラットフォームに力を入れる通貨 | 76点 |
トロン | エンタメ系プラットフォームを構築する通貨 | 74点 |
モネロ | 匿名性の高い決済手段に適した通貨 | 71点 |
モナコイン | 日本発祥のコミュニティ力の強い通貨 | 54点 |
※上の通貨名をクリックするとその通貨を詳細に紹介している記事にとべます。
決済手段としてよりよい通貨を目指して生まれたものには、
ビットコインキャッシュ・ライトコイン・モネロ・ダッシュ・モナコインが
決済手段以外の機能も持たせようとして生まれたものには、
イーサリアム・リップル・リスク・ネム・ネオ・トロン・イーサリアムクラシック
がそれぞれ該当します。
ここで紹介したアルトコインはかなり注目度も高く時価総額でも上位なため、価値が0になることが低いんじゃないかって考えられます。
つぎにこの中からあなたにおすすめな仮想通貨を4つ詳しく紹介していきます!
おすすめアルトコイン
たくさんありすぎ。。。結局どれがおすすめなの??
主要なものだけでこれだけ種類があったらそうなりますよね。
個人的にオススメなアルトコインを4つに絞るとすると、
- イーサリアム
- リップル
- ネム
- リスク
このあたりです。
ビットコインから草コインまで、投資するのにおすすめな仮想通貨は以下の記事でランキング形式でまとめてあるので、より深く知りたい人は参考にしてください。
「【2018年最新版】仮想通貨おすすめランキング!王道から草コインまで厳選」
では、おすすめアルトコインを詳しく紹介していきます。
イーサリアム
ethereum概要 | |
---|---|
通貨単位 | ETH |
時価総額 | 2位 |
発行枚数 | 9900万ETH |
アルゴリズム | PoW |
運営元 | Ethereum Project |
おすすめ取引所 | Zaif |
イーサリアムは知っている人も多いでしょう。
ブロックチェーンに取引履歴だけでなく、契約まで埋め込むスマートコントラクトという技術は世界中から注目されています。
「イーサリアムのスマートコントラクトをいろんな分野に応用しよう」という団体、「EEA」にはJPモルガン、IBM、マイクロソフト、トヨタなど名だたる企業が参加しています。
また、ホリエモンが投資していた事でも有名です。
時価総額でも常にビットコインに次ぐ「2位」を誇っているアルトコインですね。
アルトコインの中では一番固い投資先といえるでしょう。
イーサリアムに関しては、「イーサリアムとは?誕生秘話〜仕組み・生活への影響まで徹底解説」を参考にしてください。
リップル
ripple概要 | |
---|---|
通貨単位 | XRP |
時価総額 | 3位 |
発行枚数 | 1000億XRP |
アルゴリズム | RPCA |
運営元 | Ripple,inc |
おすすめ取引所 | bitbank.cc |
リップルはなんとあの「Google」が出資しているアルトコインです。
それ以外にも、世界の総資産ランキングで上位TOP20の銀行のうち、10行がリップルと提携しています。
リップルは多くの企業や金融機関と提携し、国際送金ネットワークを作ることを目指しています。
リップルはそのネットワークで使用される仮想通貨です。
リップルに関しては、「【億万長者になれる!?】Googleも出資した仮想通貨リップル(XRP)とは?」を参考にしてください。
ネム
nem概要 | |
---|---|
通貨単位 | XEM |
時価総額 | 16位 |
発行枚数 | 89億9999万XEM |
アルゴリズム | PoI |
運営元 | ネム財団 |
おすすめ取引所 | Zaif |
ネムコインはリップル同様に2017年に市場規模、価格ともに急成長したアルトコインです。
現在も時価総額「16位」につけいています。
しかし、こんな疑問が沸きませんか?
「ネムより時価総額の大きい通貨は他にもあるのに、なぜネムがおすすめなの?」と。
その理由は、
- 他の通貨と比べて価格が安い
- 技術が素晴らしい
- カタパルトという大型アップデートを控えている
からです。
価格が安いという事は、それだけ伸びしろが大きいということ。
それ以外にも、日本発のICOプラットフォームである「COMSA」に利用されたりと、いろんな可能性を秘めているので、個人的ではありますが、おすすめなのです。
ネムに関しては、「【一攫千金コイン!?】ネム(NEM)とは?特徴や今後の動きを徹底解説」を参考にしてください。
リスク
Lisk概要 | |
---|---|
通貨単位 | LSK |
時価総額 | 26位 |
発行枚数 | 1億2000万LSK |
アルゴリズム | DPoS |
運営元 | The Lisk Foundation |
おすすめ取引所 | bitFlyer |
リスクはイーサリアムの欠点を補うプラットフォーム型の仮想通貨です。
- セキュリティ
- 送金速度
イーサリアムで課題となっているこれら2つを補えるのが強みですね。
サイドチェーンと言われる独自の概念で、メインのブロックチェーンとは別のチェーンを使うことでこれらの課題を克服できます。
リスクは時価総額で見ると現時点で「26位」と、大きく注目されている通貨ではありません。
ポテンシャルも非常に高いアルトコインで、多くの技術開発が進行中なのでまだまだ大きな高騰も期待できます。
リスクに関しては、「【将来性あり!?】仮想通貨リスクコインとは?4つの特徴や今後の可能性」を参考にしてください。
アルトコインを購入するなら
では、これらのアルトコインはどこで買えるのでしょうか?
おすすめしたアルトコインは以下の取引所で全て購入することができます。
取引所名 | 取引手数料 | 扱い通貨 |
---|---|---|
Zaif | 無料 | BTC・ETH・MONA・NEM・BCH |
bitFlyer | 無料 | BTC・ETH・ETC・LTC・BCH・MONA・LSK |
bitbank.cc |
無料 | BTC・ETH・XRP・BCH・MONA・LTC |
- イーサリアムとネムを購入するならZaif
- リップルを購入するならbitbank.cc
- リスクを購入するならbitFlyer
上の組み合わせで購入するのが一番お得でおすすめです。
[aside type=”normal”]ビットフライヤーは新規顧客の受け入れを停止中です。
ビットフライヤーは金融庁からの業務改善命令により、2018年6月22日より新規顧客の受け入れを一時的に停止しています。
改善命令に基づく体制見直しが完了し次第、受け入れを再開する見込みです。
7月23日に最初の改善計画書の提出があるので、おそらく7月末まではどんなに早くても口座開設できないと思われます。
[/aside]
bitflyerは現在新規口座開設ができないので、リスクを購入したいかたはBinanceがおすすめです。
ちなみに、ビットコインやアルトコインをコツコツ積立投資していきたい!という人は、Zaifの積立投資がおすすめです。
値動きの激しい仮想通貨を、なるべくリスクを軽減しながら積み立てていくことができる手法で、最近(というか昔から)めちゃくちゃ人気です。

まとめ
今回はアルトコインに関して解説してみました。
ビットコインはもちろん、仮想通貨全体が熱いです。
まずはビットコインへの投資からが基本ですが、大きな利益を考えるならアルトコインへの投資もかなりオススメです。(ビットコインの基礎知識はこちらで)
うまくリスクヘッジをしながら、アルトコインへの投資も選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか?


