本日2017年5月25日、とうとうビットコインの価格が”30万円”を超えましたね。
引用:コインチェック
年始はまだ1BTC=約10万円程度だったのに…。ほんとバブルです。
しかしそれと同時に、ここ数年横行してるのがこのバブルを利用した仮想通貨詐欺。
これによって仮想通貨によくないイメージを持ってしまっている人も少なからずいるのではないでしょうか?中には誘われたことがある人もいるかもしれませんね。
ということで今回はそんな仮想通貨詐欺に引っかからない為に、その見分け方を解説していきたいと思います。
実際とっても簡単なので、騙されたくない人はさらっと目を通してみてください。
目次
最近横行している仮想通貨詐欺って?
仮想通貨で一番有名なのはみなさん知っている「ビットコイン」ですが、その他にもアルトコインがたくさんあります。
諸説ありますが、現状で約750種類以上もあるといわれているんですね。

かなり小規模なものも合わせるとそれ以上あるはずです。
これだけ数が多いと、適当に仮想の「◯◯コイン」みたいなものをつくって、ビットコインや主要アルトコインに便乗し「来年には数百倍の価値になってますよ。」的な誘い文句でお金をだまし取ろうとするネズミ講的な業者がたくさん湧いて出てくるわけです。
実際ビットコインや主要アルトコインはここ数年で数十倍、数百倍の価値になっていますし(これは良いことなんですが)、仮想通貨はまだ法整備も完全に整っていないので詐欺業者からしたらいい商品なのでしょう。
僕もたまにカフェなどで勧誘しているところ見かけます。で、これらは結論からいうと99.999%というかまあ100%詐欺なわけですよ。
大半は、投資したはいいけど「出金ができない」とか、「最初の数回だけちょろっと報酬が入ってきたはいいが途中から滞り、業者と連絡もとれない」という状態になります。
そんなことにならないように、見分け方を解説していきますね。
見分けるためのポイントは?
仮想通貨詐欺かどうか見分けることはかなり簡単です。
- 「プレオープン」という誘い文句
- 代理店形式で、「ここでしか買えない」という誘い文句
- 最低購入単価が決まっている
大概、このあたりの項目に該当してくるからです。
なぜ以上に該当したら詐欺なのか?理由を解説していきましょう。
「プレオープン中」という誘い文句
ほとんどの業者が「このコインはまだプレオープン(プレセール)で上場前だから、上場したらすぐに値段が高騰するよ」という誘いをしてきます。
ただ、これら一般公開される前のコインはほぼ全てそのまま紙くずになります。
イーサリアムやリップルでさえ、消えてしまう可能性は0ではないのに、プレオープンのアルトコインなんてほぼ100%消えます。


紙くずになるコインに投資するくらいなら、よっぽど可能性のある主要アルトコインに投資した方がどう考えても賢明でしょう。
個人的にはビットコイン以外で投資していいと思えるアルトコインは、
- イーサリアム
- リップル
- ネム
などなど、時価総額で上位に位置しているものくらいだと思っています。これらはリスクこそありますが、ある程度市場での取引高が伸びてきた為、今後爆発する可能性は少なからずあるでしょう。
主要アルトコインですらまだまだリスクがあるのに、プレオープンなんて以ての外ということですね。

代理店形式で、「ここでしか買えない」という誘い文句
これも鉄板でしょう。
そもそもビットコイン含め、仮想通貨はコインチェックやbitFlyerなどの公的ないわゆる「取引所」で取引することができます。世界中、どこからでも買えるのです。
「ここでしか買えない」仮想通貨なんて詐欺コインです。(そう言うとまた、「プレオープンだから」とか言ってくるかもしれませんが、なら紙くずになります)
ただこれに関しては、今年2017年4月1日から資金決済法が改正、施行され、仮想通貨取引事業者には仮想通貨事業者として金融庁、財務省に登録が必要になりました。
参考:[PDF]「仮想通貨」に関する新しい制度が開始されます。 – 金融庁
実際には4月から10月までの間に事業者として登録することが必要なので、10月以降には多くの詐欺代理店は消えると思います。
もし10月以降になっても詐欺代理店に出くわしたら、仮想通貨交換業者の登録をしているか確認してあげましょう。絶対してないので。

最低購入単価が決まっている
だいたい詐欺コインは、最低購入単価が数万円〜十数万円などに設定されています。
仮想通貨がそんなに高い値段からしか買えないわけがありません。
取引所や仮想通貨の種類にもよりますが、例えばビットコインならだいたい「0.001BTC」から買えます。
今のビットコインの価格(1BTC=30万)でいうと日本円で約300円ほどから買えるのです。(高くても1000円前後で買えるはずです)

アルトコインに関して言えばもっと安いはずです。数万円〜数万円からしか買えないコインは詐欺コインです。気をつけましょう。
やっぱり知識は大事
ここまで詐欺コインの見極め方を解説してきましたが、やはり「確実な知識」を身につけておくことは非常に大事です。
そもそも仮想通貨とは?ビットコインとは?という本質を見極められていれば、詐欺コインに騙されることはありません。
仮想通貨に興味がある人は、ぜひ以下の記事を読んで確実な知識を身につけていただきたいです。僕の知識をまとめた記事なので参考にしてください。
あとは、仮想通貨を稼げる投資手段として使いたいのであれば、そもそも変な話に乗っからないで、知識を身につけた上で真っ当な「取引所」で取引するようにしましょう。
現在国内には13社の取引所(今年はGMOやSBIグループも参入するようなのでもっと増えますが)があり、自分のウォレットでしっかり保管するようにすれば、安心して取引できます。

もちろんビットコインだけでなく、アルトコインも取引所で買えるので。
個人的にはコインチェックがオススメです。
初心者でも使いやすいのと、多くのアルトコインに対応しているのが理由です。
興味がある人はぜひ。

まとめ
詐欺コインを売る業者のせいで、仮想通貨自体に悪いイメージを持ってしまっている人が多いのは事実でしょう。
しかしそれはとてももったいないことですし、残念なことです。
なぜなら本来仮想通貨は革命的なもので、 健全に広まっていけばより便利な世の中が待っているはずなんです。

つまらないことで通貨革命のスピードが遅くなるのはやめてほしいものですね。
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