これからイーサリアムに投資しようと考えているあなた。もしくはすでに購入しているあなた。
やはり気になるのは、
「イーサリアムって今後どうなの?」
ってとこじゃないですか?
2017年に入ってイーサリアムの上昇はめまぐるしいですが、今後も続くのかは気になるところですよね。
そこで今回はイーサリアムの今後の予想、考察を「2017年最新版」でお届けしたいと思います。
何も考えずやみくもに投資するのはよくありません。
イーサリアムに関して、これまでの歴史から今後考えられる可能性までを解説したので、是非参考にしてください。
目次
イーサリアムのこれまでの歴史
イーサリアムは2017年6月現在、時価総額がビットコインに次ぐ第2位に位置している人気仮想通貨です。
イーサリアムとは?に関して説明すると長くなるので、知りたい人はこちらでどうぞ。
2015年7月から取引が開始されどんどん価値が上昇。2016年にはハードフォークを迎え、イーサリアムクラシックとの分裂が起きましたが、そのあとも現在まで価格を上昇させています。

ホリエモンが投資していた事でも有名ですね。
まずはイーサリアムのこれまでの動きを知るために、時価総額の変化と価格推移を解説しましょう。
時価総額の変化
仮想通貨の世界は、つい一年前まではビットコインがその市場をほとんど制しているという状態でした。ビットコインの独壇場だったんですね。
どれくらい制していたのか?というと、仮想通貨全体の時価総額のうち、「約90%程度」がビットコインだったという状況です。
これは一年前の時価総額を見てみれば一目瞭然。
↓2016年6月時点での時価総額ランキング
わかりますか?まず、2016年6月時点での仮想通貨全体の時価総額は約120億ドル(1兆2,720億円)。
それに対して、ビットコインの時価総額は約107億ドルほどになっています。2位のイーサリアムでさえ、1300万ドルほどですね。
アルトコインのTOP10の時価総額を足したとしても、ビットコインの時価総額に届かない。これが一年前の状況です。
では今はどうでしょうか?2017年6月21日現在の時価総額を見てみましょう。
どうですか?1位は相変わらず440億ドルでビットコインですが2位のイーサリアムが「320億ドル」まで上昇している事がわかります。
ほとんどビットコインと変わらない市場規模になってきているのです。3位のリップルと足したらもうビットコインと同じ時価総額ですね。
ちなみに現在の仮想通貨全体の市場規模は約5兆〜6兆円と言われています。一年で5倍以上に成長しました。
参考:インタビュー:仮想通貨は日本が制度面でリード=QUOINE – ロイターニュース – 経済:朝日新聞デジタル
参考:仮想通貨 建設的なルール整備急げ – 西日本新聞
ビットコインは1年間で時価総額を4倍ほど伸ばしましたが、イーサリアムは15倍ほどに伸ばしていますね。
1年でどれだけイーサリアムを含めたアルトコインが成長したのかがわかります。

もはや仮想通貨=ビットコインとはいえなくなってきているでしょう。そんなアルトコインを引っ張っているのがイーサリアムというわけであります。
イーサリアムやそのほか主要アルトコインはbitbank.ccさんで取引する事ができますよ。オススメの取引所です。
↓実際にイーサリアムを買ってみた記事
【買うならZaif】イーサリアムの購入方法(買い方)を実演4stepで紹介!
価格推移
では価格はどのように推移してきたのでしょうか?
まずはこれまでの全期間のチャートを見てみましょう。
価格がうなぎのぼりです。現在1ETH=約4万円前後。
特に2017年に入ってから一気に急上昇しています。
3月に一度値を上げて少し下げたあと、そのまま6月まで一気に値をあげています。
これにはいくつか要因があげられます。詳しくはこちらの記事に書いてあるのですが、主な理由としては、
- 様々なメディアへの露出がかなり増えた
- イーサリアムETF審査が開始されたこと
- トヨタなど大手企業もEEAに参入してきた
- ビットコインのハードフォーク問題を危惧している投資家がアルトコインに資金を移動させた
- イーサリアムを利用したICOプロジェクトが続出
このあたりでしょうね。
こういった情報はイーサリアムの価格にモロに関わってきます。チェックしておきましょう。
ちなみにイーサリアムのチャートなどを確認できるサイトは以下の記事で紹介していますのでよかったら是非。

今後の予想
では今後イーサリアムはどうなっていくのでしょうか?
このまま上昇してくのでしょうか?それともバブル崩壊のように急落していってしまうのでしょうか?
もちろん個人的な意見ですが考察したいと思います。
僕の意見としては、
- 一時的な急落はあるが、ビットコインがフォークしたとしたら、ビットコインを抜く可能性もある
- POSへスムーズに以降するかどうかも鍵になる
- 長期的にみれば上昇する
といったかんじですねぇ。それぞれ簡単に理由を説明します。
ビットコインを抜く可能性も
まず今はICO(独自トークンを利用したクラウドファンディング的なやつ)がかなり熱狂しているので、これが継続している間は価格は上昇していくでしょう。(ICOはイーサリアムを利用してるからね)
ただ、これはどこかで冷めやり、一度は価格が急落するタイミングもあるかと…。ICO関連のニュースはチェックしておきましょう。
で、8月1日にビットコインがフォークしたとして、ICOもまだまだ伸びている状況であれば、イーサリアムの価格がビットコインの価格を抜く事も十分ありえるでしょうね。
参考:【図説】8月1日にUASFが実行されると、ビットコインに何が起こるのか – BTCN
イーサリアムも過去にハードフォークを経験しました。
ハードフォークに関してはこちらを参考に。

POSへスムーズに以降するか?
POW(プルーフ・オブ・ワーク)とPOS(プルーフ・オブ・ステーク)がわからない方はこちらの記事にさらっと目を通してください。説明が長くなるので(笑)
イーサリアムは現状マイニングによるアルゴリズムで、ビットコインと同じ「POW」になっていますが、これが「POS」へ以降する事が決まっています。
スムーズにいけば、マイニングによる消費電力問題なども解決されていいのですが(もちろんPOSにも問題点はありますけど)、うまく移行できなかった場合、価格が暴落してしまう可能性も0とは言えません。
長期的にみれば上昇
とはいえ、やはりイーサリアムの価格は今後も上昇していくというのが個人的な意見です。
ICOのバブルはいずれ崩壊するでしょうが、イーサリアム自体の技術は確かなものですし、やっぱ実際スマートコントラクトは素晴らしいものです。
スマートコントラクトを利用した新たな技術も色々開発されだしていますしね。
MicrosoftやIBM、トヨタなどがEEAと提携している事も、やはりかなりの後押しになっているでしょう。
今のうちに保有しておく事をオススメします。bitbank.ccからなら1分くらいで購入できますよ。アカウント開設も1秒です。

まとめ
といった感じで、イーサリアムの今後を予想してみました。
最近はいろんな仮想通貨が急騰していますが、ただ流行りに乗るだけではなく、「なぜ上昇しているのか?」、「その仮想通貨の根幹の技術はどうなのか?」など、本質を見極める事が大事になってきます。
正しい情報と知識を身につけて、うまく仮想通貨を利用していきましょう。
最後に、今後のイーサリアムに期待です。
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