
2017年になってから”リップル(XRP)”という仮想通貨が暴騰しましたね。億万長者も出ている事でしょう。
この記事にたどり着いたあなたは、
「今後はどうなるの?」「これから投資するのはどう?」「価格は上昇する?」
なんて気になっているんじゃないでしょうか?

これだけ話題の通貨となると今後の動向が気になりますよね。
そこで今回は、他の仮想通貨とはちょっと違うリップルの特徴を元に、今後どうなるのか?を徹底的に解説していこうと思います。
すでにリップルに投資している人、これから投資しようか考えている人は確実にチェックしておきましょう。
それではどうぞ。
目次
リップルの特徴

ビットコインと違い、リップルには中央機関が存在します。それが「Ripple Labs, INC.」というアメリカにある会社です。
その「Ripple Labs, INC.」が、
などなどのサービスを提供していて、これらを総称して「リップル」といいます。
おそらく、仮想通貨としての「XRP」=リップルという認識を持っている人が多かったんじゃないでしょうか?
そうではなく、「全てを総称してリップルなんだ」ということを覚えておきましょう。
もっというとそもそもXRPはビットコインと違って、単一のオンライン通貨としての性質をもたないのですが…実際XRPは同じように仮想通貨として取引所で売買されているという、ちょっとややこしい事になっているんですね。
ここで説明すると少し長くなってしまうので、こちらの記事でリップルとは?に関して簡単に書いてあるので、参考にしてください。
実際にXRPに投資をしようと考えている人、もしくはすでに投資している人は「そもそもリップルとはなんなのか?」をきちんと理解しておくべきです。
投資をする上では、その投資対象の本質を理解する事も大事ですからね。
ちなみにリップル(XRP)はこちらから購入できます。
リップル(XRP)の価格推移
リップル(XRP)の今後の相場予想を解説する前に、まずはおさらいとしてこれまでの価格推移を確認しましょう。
↓全期間チャート
引用:coingecko
イーサリアムなどのアルトコインと同じで、2017年に入ってから価格が急上昇していますね。
2017年6月現在、1XRP=30円前後。
2017年、2月頃までは、1XRP=1円前後だったので、ここ数ヶ月で約30倍ほどになったという事です。(イーサリアムと同じくらい)
ビットコインと比べるとここ最近の上昇率は確かに大きいですね。
まさにバブルといったところでしょうか。
しかし、ここ最近は価格は安定気味(ちょっと下落気味かな)で落ち着いた相場になっています。
時価総額は?
時価総額は2016年6月現在でイーサリアムに次ぐ第3位です。
2017年に入り、一時はイーサリアムを抜いて2位に位置していますが、現在は3位に落ち着いています。
イーサリアムの半分、ビットコインの1/4ほどの時価総額になっています。
価格と同じように、最近は取引量も落ち着いているようですね。
リップルの今後は?

では、本題であるリップルの今後について予想、解説していきましょう。
僕の考えを結論から言うと、「包括的な意味でリップルの価値は今後伸びていくが、仮想通貨としてのリップル(XRP)は慎重に投資すべき」といった感じです。
この考えに至った理由としては、できる限り簡潔にいうと、
- XRPという通貨はビットコインと違い、単一オンライン通貨の性質は持たず、決済システム・ブリッジ通貨に過ぎないという事
- 銀行が送金のネットワークシステムとしてリップルを利用する可能性は非常に高いという事
- XRPの価格が上昇しているのは単なる需要と供給のバランスという事(ギャンブルに近い)
こんなところでしょうか。ちょっと詳しく解説しておきましょう。
あくまで決済システム、ブリッジ通貨
冒頭にも少し触れましたが、XRPはビットコインとは違い、それ自体が単一オンライン通貨としての性質はもたず、あくまで「決済システム」です。
通貨としては「ブリッジ通貨(通貨の交換をスムーズに行う役割)」に過ぎません。
どーゆう事かいうと、他の通貨と通貨(例えばビットコインと円など)を交換する際や送金を行う際にそのパワーを発揮するんですね。
なので、銀行などの金融機関がリップルというネットワークシステムを利用する可能性はかなり高いです。というか、すでに多くの大手金融機関が採用を表明しています。
参考:Rippleを利用する企業・団体
参考:三菱東京UFJ銀行、米Ripple社主催のグローバル銀行間コンソーシアムへ参加
なので、リップルという会社は今後大きくなる事は予想できますし、銀行などの金融機関は大きな利益を得るだろうと予想ができます。
しかしだからといって、仮想通貨XRPが上昇するのか?というとそんな単純な話ではありません。
何故かというと、さっきも言った通りXRPはあくまでブリッジ通貨なので、それ自体の価格はいくらでもいいからです。
つまり本質的には投資商品として値段が上昇していくという事は考えらずらいんです。
XRPの価値はなぜ上昇しているのか?
そういった話をすると、「でもXRPはめっちゃ価格上昇してるやん!」という突っ込みを受けます。確かにそれも事実です。
ただこの理由は、本質的な価値が上昇したのではなくて、需要と供給のバランス=「なんか凄そうだから買っておこう」という漠然とした購買意欲により価格が上昇したという事。
仮想通貨バブルに乗っかっただけというイメージですね。だから根拠もなくXRPは今後ぜったい上がるみたいな情報には気をつけた方がいいのではないかと。
じゃあ、「今後XRPの価格は上昇しないのか?」というと、そんな事も言い切れません。なぜなら仮想通貨バブルはまだまだ続くからです。むしろ今年が元年です。
なので、本質的に考えると、XRPが今後爆発的に上昇するというのは考えずらいですが、漠然とした需要が続いたり、もしくはXRPが独立して価値を持ち出したりする可能性も無くはないからです。
なので最初にも言った通り、リップルの今後に関して僕の意見は「リップルの価値は今後伸びていくが、XRPは慎重に投資すべき」となります。
ちなみにこんな事を言いながら、僕はリップル(XRP)を保有しています。(笑)
理由としては、ビットコインやイーサリアムなどいろんな通貨を持っているので、リスクヘッジ(分散投資)としていろんな通貨を保有したいからです。
投資の基本は余裕資金と分散投資です。その意味でXRPを保有するのはいいんじゃないでしょうか?
僕は使いやすいbitbankでXRPを売買していますよ。チャート確認にも使えますしね。
まとめ
今回はリップルの今後の予想を考察、解説してみました。
なんでもそうですが、やみくもに投資をするのはよくありません。それはもはやギャンブルです。
確実な知識を身につけ、本質を見極め、リスクを分散しながら投資をしていきましょう。
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