Zcashが急上昇していますね。ここ2日間で倍くらいになってます。
すごいですよね。ますます注目が集まりそうです。
きっとこの記事にたどり着いたあなたも、Zcashの価格に注目しているんじゃないでしょうか?
そして気になりますよね?今後がどうなっていくのか。
そこで今回はZcashの今後がどうなるのか?チャートや特徴からわかるzcashの潜在能力や将来性、課題なんかを考察していきたいと思います。
個人的にZcashはとても大きな可能性を秘めているコインだと思っています。
もちろんそう考えている根拠もあるので、そのへんも一緒に説明していきますね。
Zcashに投資しているあなた、これから投資しようと考えているあなたはぜひ参考にしてください。
目次
仮想通貨Zcash(ジーキャッシュ)とは?
zcashとは、2016年10月28日に公開された比較的新しい仮想通貨です。
発行上限や半減期などはビットコインと同じで、大まかにはビットコインと似ている通貨ですね。
2017年9月28日現在の時価総額は日本円で約700億円で「第15位」となっています。
zcashの一番の特徴と言えば、「匿名性の高さ」ですね。
モネロやダッシュなども匿名性が高いコインとして有名ですが、zcashはその中でも最も匿名性の高いコインです。
完全匿名というの実現していて、主要あるとコインの中ではこの匿名性の高さはNo.1でしょう。
日本の取引所ではコインチェックのみで取り扱われています。
zcashについて、より詳しい概要や特徴などは以下の記事を参考にしてください。

チャート確認に便利なサイト
zcashのチャート確認は、coinmarketcap、coingecko、取引所のコインチェックあたりでできます。
長期間チャートや時価総額の推移も一緒に見たい人はcoinmarketcapがおすすめ。
モバイルアプリとかでサクッと見たい時や、短期間の細かいチャートを見たい場合はコインチェックを使うのがおすすめです。
↓コインチェックの「Tradeview」も便利(トレードには必須)
coinmarketcapは特になんの登録も必要はありません。(ただ全部英語表記なので注意)
コインチェックに関してはアカウント登録だけすればおっけーです。アカウント登録は一瞬でできます。
coingeckoもいろんな機能がありとっても便利なんですがたまに重い時があるかな..。
Zcashの潜在能力について
では、僕が思うzcashの潜在能力について解説していきたいと思います。
まず、結論からいうと、zcashは大きな潜在能力、将来性を秘めていると考えています。
その理由として挙げられるのはメインで以下の3つ。
- 他の仮想通貨と比べて明らかに秀でているポイントがある
- プレセール時の期待感も大きく、一度とんでもない価格をつけている
- 大企業も支持していて、zcashの技術を採用している
以上3点です。
それぞれ詳しく解説していきますね。
明らかに秀でているポイントがある
アルトコインへの投資を考えるときは、この観点が必要だと思います。
ビットコインと比べて、その他イーサリアムやリップル、ライトコイン、ネムなど主要アルトコインと比べて有用性があるか?秀でているポイントがあるのか?
という観点です。

実際に、現在も人気で時価総額の大きいアルトコインはきちんと秀でているポイントがあります。開発チームもしっかりしてますしね。
その観点から考えると、zcashは匿名性が高いというポイントで他のコインと比べた時にしっかりストロングポイントがありますね。
「でも匿名性ならモネロやダッシュも高いんでしょ?」と思うかもしれませんが、zcashはその中でも一番匿名性が高いコインです。
「完全匿名」を実現していますからね。
もちろん「匿名性が一番高いから=価値がある」なんてそんな単純な話ではありませんが、まず他のコインと比べて明らからに秀でているポイントがあるので、少なからず最低限の投資価値はあると判断できますね。
プレセールの期待値も半端なかった
チャートを見ればわかりますが、zcashはプレセール時代かなり期待値が高かったコインで、公開初日に「1zec=5000ドル以上」というとんでもない価格をつけています。
Poloniexの取引板では公開初日にビットコイン建てで最高「1ZEC=3300BTC」をつけたそうな…。当時のビットコインの価格で換算すると2億越えですよ。どーなってんのや。(笑)
まあとにかくプレセールから期待値がとても高く、公開初日に一気に売られてしまいそこから今までしばらくは横ばい相場を続けています。

しかし、他のアルトコインを見てもなかなかここまで公開初日に高い価格がつくコインはありませんし、それだけの潜在能力は秘めているということではないでしょうか。
現在1zec=約4万円前後。ちなみに昨日から1万円も上昇しています。
公開日と同じ水準まで戻るかどうかはおいておいて、この価格を割高と見るか割安と見るか。
僕が購入したのは1zec=2万円前後の時でしたが、今の価格でも僕は個人的にまだまだ割安と考えています。
大手企業も支持
zcashはなんとあのJPモルガンにその技術を採用されています。
参考:J.P. Morgan’s Quorum To Integrate Zcash | ETHNews
これはかなりの追い風要因ですよね。
実際、このニュースを受けて、今年5月21日から24日にかけて、zcashは価格を暴騰させました。
セキュリティが高いからこそ採用されたzcashの技術。
JPモルガンが採用したことで他の金融機関も採用に踏み切るかもしれませんし、もちろんこのセキュリティの高さは他の業界にも利用できます。
いろんな企業が採用していけば、価値もどんどん上昇していくでしょう。
課題は?
ここまで全体的に「zcashすごいぜ!」って感じの話でしたが、もちろん課題もあります。
メリットだけみて投資するのは安易すぎますよね。
しっかりzcashの課題、デメリットも理解しておきましょう。
僕の考えるzcashの課題点は、
- 現状、取り扱い取引所が少ない
- 匿名性の高さが逆に危険かも
以上2点です。
それぞれどーゆうことなのか解説していきますね。
取り扱い取引所が少ない
現状、zcashを取り扱っている取引所は、国内だとコインチェックしかありません。
まあコインチェックは大手だし、日本の仮想通貨取引所の中では取引量No.1なので(ビットコインFXを除いて)流動性にそこまで問題があるとは思わないのですが、でもいろんな取引所で扱われている仮想通貨ほど流動性が高いのも事実。

流動性が高いってのは買いたいときに買え、売りたいときに売れる。スプレッドも小さいということですね。
もっと取り扱う取引所が増えた方が売買が有利にスムーズにできると思います。
匿名性が高いが…
とにかく匿名性が高いことがzcashの特徴なんですが、だからこそ規制されるという可能性も0ではありません。
どーゆうことか?というと、まず、ビットコインというのはそもそも円やドルなどの通貨と比べて匿名性が非常に高かったためマネーロンダリングに使われやすいという課題がありました。
実際、中国など国際送金に規制(確か年間500万まで)があるような国でビットコインはマネーロンダリングの温床となっていました。(だからこそ中国はビットコイン大国だったのですね)

最近中国政府がビットコイン取引所を停止させたのもマネロンが原因の一つと言えるでしょう。
で、zcashは?というと、その匿名性が高いビットコインよりもさらに匿名性が高いわけですよ。
となると、zcashは犯罪に使われてしまうんじゃないか?と考えるのが妥当ですよね。
もしそうなった場合、国ごとにzcashの規制が入ってしまう可能性もあります。
もちろん匿名性が高いことってのは本来いいことなんですが、悪い人間達がいるのも事実。匿名性が高いことが仇となってしまうかもしれないのです。
最近のチャート推移
最後に最近のチャートの動きをみておきましょう。
引用:コインチェック
上記は2017年5月中旬〜9月28日現在までのzcashのチャートになります。
5月21日に先ほど言ったJPモルガンの発表を受けて価格が上昇し6月半ばには、最高値で「1zec=51000円」をつけています。
その後下降し、ゆったりとした相場を続けていましたが、9月頭に中国でのビットコイン取引所停止の発表を受け価格が下降し1zec=20000を割ります。
しかし、その後徐々に価格を回復させ、直近2日間で価格が倍ほどにまで上昇し、9月28日現在「1zec=約45000円」です。
数日で価格が半分になったり、倍ほどになったりしていますね。
ビットコインなんかよりもさらに価格変動が大きい通貨です。まさにハイリスクハイリターン!
短期売買が好きな投機家の方が好きそうなチャートです。(笑)
僕はzcashの可能性を信じて捨て金をぶち込んでいるので、短期的な変動は気にせず長い目で長期保有する予定です。
zcashを保有したい人はコインチェックから購入することができるのでよかったらどうぞ。

まとめ
いかがでしたか?
今回はzcashの潜在能力、将来性について解説してみました。
これまでのチャートをみても、乱高下は激しいですがとても期待感がもてる通貨ではなかったでしょうか?
もちろん課題は残りますが個人的にはとても期待してるアルトコインの一つですね。
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