A:コインチェックのアプリを眺める
どうも!ANGO(@ango_key)メンバーの、カワグチカンキです。[/voice]
突然ですが、あなたは仮想通貨モネロ(Monero)をご存知ですか?
今はもう国内では取り扱いされていない通貨なので知らない方もいるんじゃないでしょうか?
コインチェックを開設してた方は知ってるかと思うんですが、2017年はモネロの勢いスゴかったですよね。
2017年の1年間で価格は40倍にもなりましたから。
そんなモネロを購入してみたいけどちょっとよくわからないから不安・・
そもそもモネロなんて聞いたことないからどんな通貨なのかを知りたい!
なんて考えてませんか?
何故にこんなにも価格が暴騰したのかとても気になりますよね。
そこで今回はそんなお悩みを持ったあなたの為に、
そもそもモネロ(Monero)とは何なのかってところに軽く触れながら
- チャートから分析した高騰の背景
- モネロが注目されてる理由
を詳しく紹介していきます。
将来性にも触れていきますので、これからモネロに投資してみようかなって思ってる方は要チェックですよ〜!
目次
そもそもモネロ(Monero)ってどんな通貨なの?
URL:coinmarketcap.com/
モネロは時価総額ランキング10位の有名な仮想通貨で、1モネロ=1XMRで単位を表します。
思ったよりもランキング上位でびっくりした方も多いんじゃないですか?笑
実はモネロって、みなさん聞いたことがあるであろうイーサリアムやリップルよりも昔からある仮想通貨なんですよ。
モネロはとても匿名性に優れていて、2017年に暴騰した仮想通貨の一つです。
同じ匿名性に特化した通貨はジーキャッシュやダッシュが有名ですね。
モネロの匿名性について詳しく知りたいって方はこちらの記事を参考にどうぞ。

まあほとんどの仮想通貨は2017年に暴騰してるんですけど、モネロはその中でも注目を浴びてる通貨です。
なんせ時価総額10位ですからね。
モネロの今までの動きのチャートはこちら。
チャートから分析したモネロの価格高騰の背景
モネロは今まで2017年の間に2度の大きな価格の高騰を見せています。
単純に仮想通貨のバブルだーってことで価格が上がっただけではないんです。
もちろんしっかりとした理由がありました。
2017年8月後半に1度目の高騰
- 緑の線:1ドルあたりの1XMRの価格
- オレンジの線:1BTCあたりの1XMRの価格
- 水色の線:時価総額
チャートを見てもらえれば分かる通り、とんでもないぐらいの価格の上昇具合です。
下のボリュームは取引されてる量を示しているんですが、一気に取引されるようになったのが一目瞭然ですね。
これは世界最大の取引量を誇る韓国の仮想通貨取引所「Bithumb」がモネロの取り扱いを開始すると発表したのが大きな要因です。

やはりどの通貨でも同じですが有名取引所に取り扱われるようになると一気に価格が上がります。
ここで当時1XMR=5000円台だったモネロがたった1週間ほどで約3倍の1XMR=16000円台まで高騰しました。
2017年11月から再び高騰
URL:coinmarketcap.com/
16000円台まで高騰したあとは、10000円前後で落ち着いていたのですが11月になって再び急上昇しました。
この時はビットコインの価格も高騰していたのでオレンジの線はさほど動いていませんが、ここからの1ヶ月で1XMR=10000円から1XMR=40000円と約4倍の価格になっています。
これはビットコインにつられて・・なんてことではないんです。
チャートを見てもらえば分かるかと思うんですが、一回上がって、下がってまた上がって。となってますよね。
これにもちゃんと理由があって、これはまず「マルチシグネチャ機能」の実装がテスト段階に以降したことへの期待感から一回上昇しました。
モネロの価格が上昇を記録、数ヶ月ぶりに12000円の価格に到達。
要因は、モネロが昨日発表したマルチシグネチャ機能のテスト段階以降ニュースとなるだろう。
この機能実装で、大きな影響力を持つダークネットのモネロ主要化が期待されるhttps://t.co/QikuInkGhw— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) November 7, 2017
「マルチシグネチャ機能」とは簡単に言うと、通常一つの鍵で開けられるアドレスを、複数の鍵じゃないと開けられないようにする仕組みのことです。
要は、マルチシグネチャ機能を実装すれば「セキュリティが一気に向上するよ」って覚えてもらっておっけーです。
そして一旦価格が落ちたところで、今度はモネロの匿名性が評価され、 Project Coral Reef(プロジェクト・コール・リーフ)なるものを発足させ2回目の上昇を見せました。
Coral Reefとは45組のミュージシャンと5つのオンラインストアがモネロでの決済導入をするプロジェクトです。
マライア・キャリー、バックストリートボーイズなんかの有名なアーティストも参加していてとても注目され、実際に決済手段として大きく取り上げられたことがきっかけに高騰に繋がりました。
また、匿名性が評価されたということでダッシュやジーキャッシュも一緒に価格が上昇しましたね。
そしてビットコインの熱烈支持者であるウィルス対策ソフトのMcAfee(マカフィー)さんも、つい先日に自身のTwitterで匿名性の通貨が今後の大きな将来性を握ると発言し、匿名性の通貨に注目が集まりました。
I am inundated by people asking me for recommendations on cryptocurrencies. If you would use your heads you would figure out that the privacy coins (anonymous transactions) will have the greatest future. Coins like Monero (XMR), Verge (XVG), or Zcash (ZEC) cannot lose.
— John McAfee (@officialmcafee) December 13, 2017
それもモネロの価格上昇の原因の一つではないかと考えられます。
なんでモネロはこんなに注目されてるの?
注目されている一番の理由は、何度も言いますがこの匿名性の強さにあります。
仮想通貨の技術は基本的にビットコインを基準としてるので、どうしてもビットコインと比べて優れているところに注目が集まります。
そうなると、「匿名性の強いことがなんでそんなにいいの?」
って思いますよね。
匿名性の一番のメリットは自身の保有残高や取引記録が他人に知られることがなくプライバシーが保護されることにあります。
資産家が強盗などから自分の身を守るためでもとても有効ですからね。
また企業への決済に仮想通貨を用いる場合においても、個人情報の流出といった問題が起こりえますが、匿名性が強ければそんな心配もご無用です。
でも逆に、匿名性が優れているが故にマネーロンダリングに利用できるんじゃないか、と悪い人たちからも注目を浴びてしまってるってゆう一面もあります。
[aside type=”normal”]マネーロンダリングとは犯罪によって得た収益をあたかも正当な方法で得たお金と見せかけて、一般の市場で使っても身元がバレないようにする行為。 [/aside]
そしてモネロは他の優れた匿名性を持った通貨よりも決済手段として多く取り入れられています。
実用性があるってところもやはり注目されてる大きな要因ですね。
匿名性の高い通貨が購入できる取引所
一番最初に説明した通り、モネロは国内の取引所では取り扱われていません。
他のジーキャッシュやダッシュも国内の有名取引所では取り扱われなくなってしまったので、もし匿名性を購入したかったらBinanceを口座開設するのをオススメします。
日本語対応し、日本円で購入できるKrakenという取引所でも購入することはできますが、正直言って「使いやすさ」「安く購入できるか」など考えるとBinanceの方が圧倒的です。
匿名性の強い通貨が今だんだんと注目を浴びてきているのはチャートを見ても明らかです。
どちらも最近の価格の上昇の仕方がおかしいですよね。笑
なので、匿名性の通貨に興味あるなーって思ったらサクッと口座開設してしまいましょう。

まとめ
いかがでしたか?
今回はモネロのチャートからみた価格高騰の背景について解説しました。
モネロはこれからも決済手段として使われていく場面が増えていくことでしょう。
将来性は全然有りますので余剰資産があれば投資してみはいかがでしょうか。
