12月になって、ますます仮想通貨全体が盛り上がってきましたね〜。
今は少し落ち着いてますけど、Monero、DASH、Zcashなどの匿名性を持った通貨の価格の上昇率は大きく、ここ1ヶ月でほとんどが約3倍ほどになってます。
こんなにも盛り上がると、そろそろ本格的に通貨の将来性について気になっちゃいますよね。
この後も価格が上昇していく要素があるのか?
どの通貨が本当に将来性がある通貨なのか?
などなど、疑問を抱いてるんじゃないですか?
そこで今回は、「仮想通貨Monero(モネロ)の将来性と今後の価格はどうなるのか?」
というところを、モネロの特徴を紹介した上で徹底解説していきます。
モネロの将来を握るたった一つの鍵、これさえ抑えておけばモネロの将来がどうなっていくかが見えてきます。
モネロに投資してみようかな。なんて考えてるあなた、要チェックですよ〜!
目次
仮想通貨Monero(モネロ)の特徴とは?
モネロの特徴は大きく分けて3つあります。
- 匿名性が優れている
- 実はビットコインより発行枚数が少ない
- ブロックサイズ制限が無い
匿名性が優れてるってのは有名ですよね。
でも実は発行枚数が少なかった事とかは知らない方も多いと思うので、具体的にこの3つの特徴について解説していきます。
匿名性が優れている
モネロの匿名性が強くなっている理由は「ワンタイムリング署名」という技術にあります。
これはモネロを送金する際に使われる「ワンタイムキー」という鍵と、「リング署名」という方法を掛け合わされて作られた技術です。
「ワンタイムキー」とは文字通り、重要な取引を行なう場合にランダムに生成する1回限りの使い捨てパスワードって思ってもらっておっけーです。
「リング署名」についてはこちらの記事で解説しているので気になったら読んでみてください。

基本的に両方とも送金元を辿られにくくするための技術なので、二重構造で匿名に近づけてるって感じですね。
実はビットコインより発行枚数が少ない
ビットコインの発行上限枚数は2100万枚なのに対して、モネロの発行上限枚数は1840万枚です。
これは価格を左右する上で重要なポイントです。
「金」などもそうですが、採掘できる量が少ないものほど入手が困難になり、価値ってのは上がりますよね。
でも今はまだビットコインの方が価値も高く、マイニングもビットコインの方が難しいです。

なんならモネロのマイニングは一般のPCでもできるほどです。
モネロにはブロックサイズ制限が無い
ブロックサイズ制限がないということは、要するに一度に大量の取引が可能になるってことです。
ビットコインは1つのブロックサイズが2MBと制限があって、一度に大量の取引ができないというスケーラビリティ問題を起こしています。
スケーラビリティ問題は、現時点でのビットコインの最大の課題とも言われてるので、この問題を解決しているという強みをモネロは持っています。
モネロの今までの価格の動き
これまで説明してきたモネロの特徴をパッと見るとなんだかビットコインより優れているように思えますよね。
しかし、モネロの価格は2017年12月の時点でも1XMR=約40000円です。
さらには、8月の中旬頃は1XMR=5000円ほどでした。
この8月末〜12月までの3ヶ月でモネロの価格の大きな上昇が2回あったんですが、なぜ価格が上昇したのか振り返ってみましょう。
1回目の上昇は、中国の大手取引所「Bithumb(ビッサム)」に上場したのがきっかけで価格が大きく上昇しました。
2回目の上昇は、セキュリティの強化や、優れた匿名性から安全な取引が可能ということで一部のオンラインストアがモネロでの決済を導入したことがきっかけで価格が上昇しました
価格高騰の詳しい理由についてはこちらの記事で解説してますので詳しく知りたい方は参考にどうぞ。

価格が上昇した理由が100%これだったのかは断言できないんですけど、少なくともこの2回の上昇から読み取れるモネロの価格高騰の理由は、技術的な進歩よりも、「モネロという通貨が世間に認められてきた」ことが大きな要因なのかなってのが見て取れますよね。
結局モネロの将来性ってどうなの?
先ほどもちょこっと言いましたが、技術的な面でいえばすでに十分なほど実用性も兼ね備えています。
最近は良い方向に捉えられてることの方が多いんですが、ただひとつだけ問題があって今後おそらく最も重要視しなきゃいけない点があります。
それは、金融庁に認められるかどうか。
今、日本の仮想通貨の取引所が続々とホワイトリストに登録されている中、大手取引所であるのに登録されずに審査中のままなのが、実はコインチェックです。
クラーケンという取引所もそうなんですが、この2社で共通して取り扱ってる通貨がMonero、Dash、Zcashです。
いわゆる優れた匿名通貨たちですね。
もし、この2社の審査が通れば、それは同時にこの匿名通貨が金融庁に認められた通貨ということになるので、大きな期待が持たれるでしょう。
逆にもし、匿名通貨が原因で審査に通らないとコインチェックはどうなるの?って心配になった方もいるかもしれないんですけど、その時は経営を優先する為に匿名通貨の取り扱いをやめるかもしれません。
まあコインチェックは公式サイトにも書いてある通り、仮想通貨の現物取引では国内No.1ですので、審査が通らずに終わりなんてことはまずありえないと思いますけどね。
少し話がそれちゃいましたがポテンシャル、通貨の性能で見たらモネロの将来性はとてもあります。
モネロは言ってしまえばLv.19のコイキングの状態です、金融庁を倒せばレベルアップしてギャラドスになれる状態まできてることは間違いありません。
この審査に今は通らなくても、海外で大きく認められたり技術的に大きな進捗があれば一気に注目の的になり、審査も通る可能性も全然あるので、これからのモネロに関するニュースは見逃せませんね。

今からモネロに投資は有り?無し?
結論は、有りです。
ポテンシャルは十分秘めてますからね。
だからと言って「モネロに全部賭けてみよう!」なんてことはオススメしません。
基本的に仮想通貨は分散投資をおすすめしますので余裕がある分をモネロにって感じがいいんじゃないでしょうか。
こちらで僕の友人たちのポートフォリオを紹介してるのでどんな分散投資をすればいいかわからない方は参考にしてみてください。

今はどんどんモネロは良い方向に動いていますのでこのまま金融庁に認められたらビットフライヤーやZaifも取り扱いを開始するかもしれません。
もし、そうなれば過去の傾向から見ても価格の爆上がりは間違いなさそうですからね。
今はコインチェックでのみ購入することができるので、周りよりも早く買っておきたい!って方はサクッと口座開設して早めに保有しておきましょう。
今はBinanceでモネロの取引ができます。

まとめ
いかがでしたか?
今回はモネロの将来性と価格について解説しました。
やっぱり一番の鍵は金融庁に認められるかどうかってところだと思っています。
あなたも早めに情報を収集して周りよりアドバンテージを取れるようニュースサイトを要チェックしていきましょう。
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