仮想通貨の税金計算・損益計算・確定申告ツールおすすめ7選

仮想通貨トレーダーであれば、3つ、4つと取引所を使ってることなんてザラですよね。

僕もビットポイントやビットバンク、海外取引所ではバイナンスなど、計9社ほど開いてます。

そうなってくると

「結局いくら儲かってるの?もしくは損してるの?」
「確定申告のための税金計算どうしよう…。」
「ある程度は自分でやって税理士費用を抑えたい!」

なんて思ったりしますよね。

ですが、そんな悩みもツールを使ってしまえば一瞬で無くなります。仮想通貨の売買ぐらいの税金であれば税理士も必要ありません。

そこで今回は、損益・税金計算・確定申告に役立つツールの特徴や実際の使い方を紹介していきます。

この記事を参考にしていただければ、自分に合ったツールが見つかるようまとめてみたので、ブクマしていただければ幸いです。

どのツールを使えばいいの?簡単早見表

サービス名対応取引所数料金確定申告
TAX CRYPTACT31社無料-
G-tax34社無料
CryptoLinC20社無料
※2019年2月末現在

確定申告に慣れている人は、損益さえ分かれば出来ちゃう人もいるかもしれませんが、

金額が大きかったり、海外取引所も使ったりして複雑に取引をしてる場合は、全部サービスに頼ってやってもらった方がミスもなくなり安全なので、確定申告までサポートしてくれるツールを選びましょう。

ツールは、3つの項目に分けて選定します。

  1. 単純に損益が知りたい
  2. 損益を知り税金をいくら払うべきなのか知りたい
  3. 払う額を知った上で確定申告までしちゃいたい

「1」と「2」だけで十分だよって人は、どんなツールであっても大体は出来ます。

「3」なら上記の表にある「確定申告」の列に「◯」がついてなきゃできません。

TAX CRYPTACT

TAX CRYPTACT 
料金無料
対応取引所Zaif、bitFlyer、CoinCheck、bitbank、BITPOINT、GMOコイン、Liquid by Quoine、KRAKEN、Poloniex、BINANCE、BITTREX、HitBTC、Changelly、CoinExchange、Cryptopia Trades、CoinEX、BITFINEX...etc
公式サイトhttps://www.cryptact.com/

普段使ってるであろう取引所だけでなく、海外取引所にも幅広く対応してるツールで、ほとんどの人はこれを使えば自分の損益が計れます。

ハードフォークなどのイレギュラーな利益も計算できますし、とても簡使いやすく簡単です。

色々ツールを触ってみましたが、無料で損益計算を行いたい人はコレを使っておけば間違いないかなってところですね。

さらに詳しい内容と使い方はこちら。→ 【仮想通貨の確定申告】Cryptact(クリプタクト)の使い方とエラー解決

freee for 仮想通貨

freee for 仮想通貨 
料金無料
or
980円/月・1980円/月
対応取引所BitFlyer、bitbank
(他の取引所も順次対応予定)
公式サイトfreee.co.jp/

割と安価で確定申告の書類まで作成できるツールです。

プランによってできることが変わってきますが、確定申告だけできれば良いって場合は「スタータープラン」で問題ありません。

ただ、損益計算ができる項目が「売買利益のみ」となっています。

なので、仮想通貨で支払いをしたり、通貨がハードフォークやマイニングで増えたりした時の損益は計算できません。

さらに詳しい内容と使い方はこちら。→ freeeを使った仮想通貨の確定申告方法

Coin Tool

Coin Tool 
料金4,500円/年度
対応取引所Zaif、bitFlyer
CoinCheck、bitbank
(他の取引所も順次対応予定)
公式サイトcointool.jp/

「売却」・「利用」・「ハードフォーク」など幅広く対応している損益計算ツールです。

年度利用料として4500円かかりますが、税理士に具体的な税務相談をメールで行うこともできます。

ツールだけでは不安な人も、スムーズに安心して確定申告まですることができるのが良いですね。(※税理士への再質問は1回、最大2回の回答)

さらに詳しい内容と使い方はこちら。→ 仮想通貨の確定申告をサポートする「Coin Tool」の使い方を解説

G-tax

G-tax 
料金無料
対応取引所Zaif、bitFlyer、CoinCheck、bitbank、BITTREX、Poloniex、KRAKEN、Hit BTC、Liquid by Quoine、BITFINEX、BINANCE、Yobit、Changelly...etc
公式サイトhttps://crypto-city.net/

こちらは「売買利益のみ」の損益計算ツールですが、海外取引所にも幅広く対応していて、海外取引所でのトレードも円換算した状態で計算してくれます。

ハードフォークやマイニングなどを体験せず、ただ売買を行っているだけという人向けのサービスって感じです。

さらに詳しい内容と使い方はこちら。→ 仮想通貨(ビットコイン)の税金計算ツール「G-tax」使用レビュー

Coin Tax Service

Coin Tax Service 
料金49,800〜/年度
対応取引所-
公式サイトcoin-tax-service.com/

利用料がとんでもなく高いですが、仮想通貨税務のみならず、仮想通貨を含んだお金の悩みを全て解決するためにリリースされたサービスです。

節税の相談もできたり、資産運用のポートフォリオの提案もしてくれたりします。

一言でいったら、仮想通貨のなんでも屋さんです。笑

もう何かと色々困ってる…。という感じで悩みが深い人は無料相談してみると良いでしょう。

公式サイトで無料相談してみる。

CryptoLinc

CryptoLinc 
料金無料〜
対応取引所coincheck, bitFlyer, Zaif, BITPOINT, bitbank, GMOコイン, DMM Bitcoin, FISCO, Liquid by Quoine, BTCBOX, BINANCE, POLONIEX, CRYPTOPIA, Liqui, CoinEx, BITTREX, COINEXCHANGE, FCOIN, changelly
公式サイトhttps://book.cryptolinc.com/

自ら仮想通貨投資を行っている税理士が監修し、確定申告書類まで簡単に作成できるツールです。

2017年は海外取引所への対応がなかったりと、ちょっと満足できない感じがあったのですが、今後はどんどん対応していくという形みたいで、これからに期待ですね。

さらに詳しい内容と使い方はこちら。→ 国税庁の確定申告サイトの使い方・平成29年分確定申告版 | クリプトリンク

仮想通貨の確定申告相談窓口

仮想通貨の確定申告相談窓口 
料金応相談
対応取引所-
公式サイトproject.okwave.jp/

こちらはOKWAVEが提供している、誰もが気軽に利用できるの無料のQ&Aサイトです。

「確定申告まで全部無料でなんとかしたい!」

そんな人は、無料で損益が計算できるTAX CRYPTACTなどのツールを使って、その後のことはこちらで相談すると良いでしょう。

基本的な内容は無料で行ってくれますが、

「2017年途中で独立してフリーランサーになり、仮想通貨もはじめた。この場合の税金は?」

など、相談内容が自分自身にだけ当てはまりそうなものは有料相談となっています。

いくらになるかは公式サイトから相談して訪ねてみてください。

税金早見表

仮想通貨での利益は雑所得にあたりますので、いくら損益が出たらいくらを収めるべきなのかはこちらの表を参考にどうぞ。

仮想通貨の利益所得税率控除額
195万円以下5%0円
195万円を超え 330万円以下10%97,500円
330万円を超え 695万円以下20%427,500円
695万円を超え 900万円以下23%636,000円
900万円を超え 1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

まとめ

いかがでしたか?

今回は損益・税金計算・確定申告に役立つツールの特徴や実際の使い方を紹介しました。

ツールを使って確定申告までやっちゃいたい人は、基本的に有料ツールを使うことになりますが、自分自身の状況によってその金額も変わってきます。

仮想通貨の税金に関しては分からないことも多いかもしれませんが、着実に法整備もされていくはずです。

現在は雑所得となって、利益を確定すると大きく税金を取られてしまうかもしれませんが、それもきっと変わってくるでしょう。

あなたが、「ガチ投資家」という訳ではなかったら基本的に利確はしないでおくのがおすすめです。

また、良さそうなツールが誕生したら追記していきますね。