【質問多いので答えてみた】私達のコインチェック事件への見解

多くの方から質問いただくので、私達ANGOメンバーの今回コインチェック事件への見解とアンサーを一旦ここにまとめておきます!

Q1:コインチェック、実際どうなん?

結論、一旦は大丈夫です。

不正出金されたNEMは、保持者には全てJPYにて補填とのことなので。

来週あたりで金融庁が動くそうですが「改正資金決済法に基づく業務改善命令」なので投資家にとってマイナスになる業務停止はできないと踏んでいます。

Q2:凍結している取引所内の資金はどうすればいい?

今は何もできない状態なので、停止している取引が再開されたら最低限コールドウォレットに移してハッキングを防ぎつつCCを暖かく見守ってあげましょう。

【全13種】仮想通貨(ビットコイン)の対応おすすめウォレット一覧表

今回の件で、何が問題かと言えば、湾曲された世論に動かされた情報リテラシーの低い多くの素人コイナーが決済し出金すると一気に相場とCCの経営が崩れる可能性があるということです。

手数料ビジネスなので、ユーザー離れが一番痛い。なのでCCを見守ってほしいということですね。

なんでそんなCCに加担するの?と言えば、なぜならそれが僕にとってもあなたにとっても日本にとってもメリットしかないからです。テクノロジー領域で大幅な遅れをとっている日本が唯一仮想通貨領域で先手を打っているんです。これがどれだけすごいことか。後世を豊かにできるかどうかがかかっているといっても過言ではない。

もし仮に身も蓋もない風評が流布、最大手のCCがなくなるなどのことが起きれば新規ユーザーは入ってこなくなりBTCが100万割れし大幅に崩れます。それでも復帰はするはずですが、痛手には変わりない。

なので、CCを応援する世論がとっても大事になるんです。嘘のようですが、相場というのは人間の心理のみで動いているんです。心理がよければ伸びるし悪ければ下がる。超シンプルにそれだけなんですね。

叩くのは勝手ですがそのしっぺ返しが自分に返ってくると思います。暖かく応援し見守る姿勢、それこそが真のクリプトホルダーだと思います。

Q3:ウォレットってなんやねん!どのウォレットがええねん?!

端的に言えば、仮想通貨専門の『金庫』です。

取引所に入れているのはなんなのかというと、『タンス貯金』的な?感じかな。

タンスに入れとくより金庫の方が安全ですよね当然だけど。家が燃えたらタンスのなかのお金も燃えちゃうけど、金庫なら安全でしょ?

【徹底解説】仮想通貨ウォレットとは〜移行方法までを網羅的に解説

そのウォレットにはいくつかの種類があるんです。

ネットで管理するウォレット、USBっぽいウォレット….的な。

【全13種】仮想通貨(ビットコイン)の対応おすすめウォレット一覧表

どれが結局いいかというと初心者は「Trezor」一強です。

Amazonでも買えますがそれはやめときましょう。

参照:【注意喚起】ハードウェアウォレットをAMAZONで買う危険性

金庫買ったら、金庫がもともとハッキングされてる みたいな可能性あるのでクソ危ないです。笑

↓公式サイトから買いましょう!
https://shop.trezor.io/

ただ、トレザーはリップルに対応していないので、リップルを安全に保管したい人は、「Ledger Nano S」を買いましょう。

↓こちらも、公式サイトから買うようにしてください。
https://hardwarewallet-japan.com/

Q4:NEMがJPYで返済されますが税金かかりますか?

税理士に確認中ですが、おそらく課税対象です。

一部で、「損害賠償だから非課税ラッキー」のような情報が出回っていますが、国税のHPを覗くと、

(7) 心身又は資産について加えられた損害の発生に伴い受ける損害賠償金・・・・対価として支払われるものではないからです。
しかし、損害賠償金でも、例えば次のような場合は対価性がありますので、課税の対象となります。

イ 損害を受けた棚卸資産である製品が加害者に引き渡される場合で、その資産がそのままで使用できる場合や、軽微な修理をすれば使用できる場合

ロ 無体財産権の侵害を受けたために受け取る損害賠償金が権利の使用料に相当する場合
ハ 事務所の明渡しが期限より遅れたために受け取る損害賠償金が賃貸料に相当する場合

参照:https://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6157.html

と書かれているので、おそらく「課税対象」です。

ガチホだから大丈夫って腹の人は知らない間に脱税してるなんてこともなくはないので、笑えない話なので、注意しましょう。

Q5:今後のコインチェック、仮想通貨市場ってぶっちゃけどうなの?

結論言えば、今回のCC事件で、可能性しかないことが判明しました。

平野さんや大石さんの発言の通り、予想の数倍は盛り上がっていて、この市場の規模感、期待感は計り知れないものなんだと、逆に安心しました。

ちょっとでも今回の事件でビクついた自分がとても陳腐で恥ずかしいと思いました。

時流の中心で仮想通貨関連でメディア運営をできていることに感謝と読者の皆様にちょっとでも有益な情報を配信できるように邁進したいと改めて思いました。