多くの方から質問いただくので、私達ANGOメンバーの今回コインチェック事件への見解とアンサーを一旦ここにまとめておきます!
目次
Q1:コインチェック、実際どうなん?
結論、一旦は大丈夫です。
不正出金されたNEMは、保持者には全てJPYにて補填とのことなので。
来週あたりで金融庁が動くそうですが「改正資金決済法に基づく業務改善命令」なので投資家にとってマイナスになる業務停止はできないと踏んでいます。
不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について | コインチェック株式会社 https://t.co/acsKtdb2dN
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月27日
金融庁、コインチェックに業務改善命令へ 仮想通貨流出で https://t.co/ExyF91l4JH
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2018年1月28日
Q2:凍結している取引所内の資金はどうすればいい?
今は何もできない状態なので、停止している取引が再開されたら最低限コールドウォレットに移してハッキングを防ぎつつCCを暖かく見守ってあげましょう。

今回の件で、何が問題かと言えば、湾曲された世論に動かされた情報リテラシーの低い多くの素人コイナーが決済し出金すると一気に相場とCCの経営が崩れる可能性があるということです。
手数料ビジネスなので、ユーザー離れが一番痛い。なのでCCを見守ってほしいということですね。
なんでそんなCCに加担するの?と言えば、なぜならそれが僕にとってもあなたにとっても日本にとってもメリットしかないからです。テクノロジー領域で大幅な遅れをとっている日本が唯一仮想通貨領域で先手を打っているんです。これがどれだけすごいことか。後世を豊かにできるかどうかがかかっているといっても過言ではない。
とはいえ、これ書いた途端に #coincheck がGOX。
マスコミからのフィンテックへのネガティブキャンペーンにならない事を切に願います。
フィンテックは世界的に遅れを取ると日本として取り返しがつかなくなる
— 桂隆俊 (@taka_katsura) 2018年1月28日
もし仮に身も蓋もない風評が流布、最大手のCCがなくなるなどのことが起きれば新規ユーザーは入ってこなくなりBTCが100万割れし大幅に崩れます。それでも復帰はするはずですが、痛手には変わりない。
なので、CCを応援する世論がとっても大事になるんです。嘘のようですが、相場というのは人間の心理のみで動いているんです。心理がよければ伸びるし悪ければ下がる。超シンプルにそれだけなんですね。
叩くのは勝手ですがそのしっぺ返しが自分に返ってくると思います。暖かく応援し見守る姿勢、それこそが真のクリプトホルダーだと思います。
みんなでコインチェック応援しない?あれだけ男気見せてくれてんだよ。私もチャートチェックや価格表公開は全てCCでやらせてもらってきた。売却も購入もずっと世話になってきた。具体的には出金を焦らないこと。今後も使ってあげること。詰めるのをやめること。詰めてるやつがいたらしばくこと。OK?
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年1月27日
なぜならコインチェックが復活すると、今仮想通貨を持っているホルダーは、市場全体で恩恵を受けるはず。全体がここを底打ちにできる可能性がある。応援すれば、CCの取引が再開され、手数料収入が再開し、入金も少しずつ増え、出金予定が減り、資力は増し、より安全で堅牢になるから。応援する以外ない
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年1月27日
もしアンチコインチェックがいてもこれはよう聞いとけ。コインチェックユーザーざまぁXEMユーザーざまぁって思ってたとしてだ。その先にあるのはBTC100万割れ新規ユーザーもう入ってこない仮想通貨潰しのオンパレードになり日本人にとって優位性のある分野は他国に取ってかわれられるからね。
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年1月27日
つまりコインチェックをつぶそうとすることは、マーケット全体にとってマイナスであり日本が唯一NO1になれるテーマを捨てることになる。そして仮想通貨マーケットのみにあらず日経は下がり給与は上がらずインフレは進みみんなでタイタニック号に舞い戻り。それよりリスクを取って何か一つでも変えよう
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年1月27日
Q3:ウォレットってなんやねん!どのウォレットがええねん?!
端的に言えば、仮想通貨専門の『金庫』です。
取引所に入れているのはなんなのかというと、『タンス貯金』的な?感じかな。
タンスに入れとくより金庫の方が安全ですよね当然だけど。家が燃えたらタンスのなかのお金も燃えちゃうけど、金庫なら安全でしょ?

そのウォレットにはいくつかの種類があるんです。
ネットで管理するウォレット、USBっぽいウォレット….的な。

どれが結局いいかというと初心者は「Trezor」一強です。
Amazonでも買えますがそれはやめときましょう。
参照:【注意喚起】ハードウェアウォレットをAMAZONで買う危険性
金庫買ったら、金庫がもともとハッキングされてる みたいな可能性あるのでクソ危ないです。笑
↓公式サイトから買いましょう!
https://shop.trezor.io/
trezorは最低でもホログラムシールを確認ください。
ledgerはそれがないので、もう公式から買うしかないような https://t.co/Zf3c4WZv1h— 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) 2018年1月28日
ただ、トレザーはリップルに対応していないので、リップルを安全に保管したい人は、「Ledger Nano S」を買いましょう。
↓こちらも、公式サイトから買うようにしてください。
https://hardwarewallet-japan.com/
Q4:NEMがJPYで返済されますが税金かかりますか?
税理士に確認中ですが、おそらく課税対象です。
一部で、「損害賠償だから非課税ラッキー」のような情報が出回っていますが、国税のHPを覗くと、
(7) 心身又は資産について加えられた損害の発生に伴い受ける損害賠償金・・・・対価として支払われるものではないからです。
しかし、損害賠償金でも、例えば次のような場合は対価性がありますので、課税の対象となります。イ 損害を受けた棚卸資産である製品が加害者に引き渡される場合で、その資産がそのままで使用できる場合や、軽微な修理をすれば使用できる場合
ロ 無体財産権の侵害を受けたために受け取る損害賠償金が権利の使用料に相当する場合
ハ 事務所の明渡しが期限より遅れたために受け取る損害賠償金が賃貸料に相当する場合
と書かれているので、おそらく「課税対象」です。
ガチホだから大丈夫って腹の人は知らない間に脱税してるなんてこともなくはないので、笑えない話なので、注意しましょう。
身体的なもの以外の経済的なものは損害賠償金も課税対象だったかと思います https://t.co/JiPjed8bb3
— 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) 2018年1月28日
Q5:今後のコインチェック、仮想通貨市場ってぶっちゃけどうなの?
結論言えば、今回のCC事件で、可能性しかないことが判明しました。
しかしXEMをコインチェックの口座だけで26万人持ってたって半端ないな。
これ以外にも日本人でXEMを買ってるユーザーzaifだったり、自分でウォレット管理してたり沢山いるだろうし日本人のXEM保有者40万人くらいいそう。
これ相当すごい話だぞ。。
仮想通貨元年盛り上がりすぎだろ。。— Junya Hirano 平野淳也 (@junya_1991) 2018年1月27日
正直、私が考えているよりはるかにこの業界は大きくなるのかもしれない。
自分自身、ちっちゃく考えすぎていて、猛省している。 https://t.co/e3RCd8erG8— 大石哲之(Bitcoin,Blockchain) (@bigstonebtc) 2018年1月27日
平野さんや大石さんの発言の通り、予想の数倍は盛り上がっていて、この市場の規模感、期待感は計り知れないものなんだと、逆に安心しました。
ちょっとでも今回の事件でビクついた自分がとても陳腐で恥ずかしいと思いました。
時流の中心で仮想通貨関連でメディア運営をできていることに感謝と読者の皆様にちょっとでも有益な情報を配信できるように邁進したいと改めて思いました。