20位:板東英二
日本の元プロ野球選手でタレントとしても活躍している板東英二さんは、2012年に個人事務所「オフィスメイ・ワーク」において約5000万円の取得隠しが発覚しています。板東さんは20年以上、国税納税PRポスターやCMに出演していたにもかかわらず、手口はかなり悪質で世間を驚かせました。
手口はイベント会社に企画制作を依頼していたように装い、その企画会社が受け取ったお金を還流させたり、倒産した自動車販売会社に貸したお金が回収できなかったように見せかけていたなどです。こうした架空外注を、板東さんは10年以上前から指示していたといいます。
脱税に励む傍ら、2007年には名古屋国税局から感謝状を贈られていたのだそう。そのほか板東さんは植毛を経費で落とす脱税をしており、こちらは7500万円の追徴課税を支払っています。会見では「植毛は税金がかかると知らなかった」と話していますが、国税から植毛は税金がかかると注意を受けていたそうです。
売れっ子だった板東英二氏が、脱税のうえ、おちゃらけで誤魔化そうとして墓穴を掘り、今もほとんど穴の中状態であることを、よ~く考えてみよう! (‘ω’)ノ
— もんちち (@1Z45MV5mwKgcgX7) June 6, 2019
19位:石井和義
K-1の創始者と呼ばれる石井和義さんは、2003年に脱税で逮捕されています。石井和義さんが運営する会社「ケイ・ワン」で、脱税事件が発覚しました。石井さんは2年で5億円の取得を隠し、1億7千万円の脱税及び証拠隠滅をした疑いで逮捕されています。
石井さんは知人である佐藤猛と共謀し、佐藤の企画会社に外注支払いをしたように見せかける仮想隠蔽工作をし、ケイ・ワンの利益を圧縮して法人税3億円を免れたりしています。その隠し所得で石井氏は、高級車購入や生活費などに充てていたのだそう。
保釈・公判中の2003年3月にケイ・ワン脱税事件に絡み、
元社長石井和義に隠蔽工作を指南したとして、証拠隠滅罪で逮捕され、後に懲役1年6か月執行猶予3年の有罪が確定した。— Yasu (@yasu_yasuno_sa) December 26, 2017
石井氏は東京地方裁判所で懲役1年10か月の判決が下され、静岡刑務所に服役していました。出所後は格闘技の世界に復帰し、2011年には北京で「国際K-1連盟(FIKA)」を設立しています。
一試合に一億円もギャラ払って脱税で捕まったお前の方がよっぽどおかしいわ! 石井和義 「高速道路に通行料を払うのは日本だけ。こんなバカげた制度を作ったのは自民党」 – ピカピカニュース2ch http://t.co/n5p4jzM
— ギズム_ネコガミ (@gismnekogami) December 19, 2012
18位:チュートリアル徳井
お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんは、2019年に設立した会社が3年間無申告だったとして、東京国税局から約1億円の申告漏れを指摘されました。さらに洋服代などの私的な資金を経費で落としており、2000万円の所得隠しが発覚しています。
徳井さんは所属事務所からのテレビの出演料を、この会社を経由して受け取っていたのだそう。これに関して徳井さんは会見を開いており、「本当にどうしようもなくルーズだった」「私のだらしなさ、怠慢」と話しています。
徳井義実の脱税。もう多くの人が忘れているだろう。このまま世間が脱税のことを忘れて、ほとぼりが冷めるなんて甘い考えは許さない。徳井義実は立派な犯罪者だ。再び世間に思い出させてやる!所得の少ない一般市民は皆きっちり納税してるんだぞ!pic.twitter.com/RckpK9Pbdl
— 世間はこいつらを忘れてはならない!この事件を風化させてはならない! bot版 (@bot_never4get7) May 18, 2023
そして1億円以上の追徴課税を支払ったそうです。徳井さんは約半年間芸能活動を自粛していましたが、2020年2月から活動を再開しています。
徳井義実「税金スルー」バレ元スキームという悪質な手口。徳井義実の「脱税」問題について、税理士の上田二郎氏が解説。バレたら払えばいいと考え、申告をしない「バレ元スキーム」のようだと指摘。調査期間も短く加算税なども安いため、税法の隙を狙った悪質な手法だ・・マジですか!
— @にゅ~す! (@tae643) November 28, 2019