覚醒剤や大麻、コカインなどで逮捕された39人の芸能人

第9位：井上陽水（歌手）| 大麻

井上陽水さんは「少年時代」などが有名なミュージシャンです。彼は1977年に大麻の所持で逮捕され、執行猶予となりました。本人は酒を飲めず、くつろぐために大麻を使用したと供述しています。

また当時はアメリカから入ったヒッピー文化が入ってきていた時代であり、ミュージシャンの間で大麻が流行った時期だったのだそう。井上さんは懲役8か月、執行猶予2年の判決を受けています。そして代表曲である「夢の中へ」は、大麻について歌っているという都市伝説まで出ました。

しかしこれは井上さんがのちに否定しています。そして執行猶予中にリリースした「’white’」はオリコン3位を獲得するなど、変わらず人気を博していました。逮捕された1977年の長者番付でも歌手の中ではトップであり、その後も順調に活躍し続けてます。

2019年に、歌手活動50周年記念ツアーを敢行して以降は表立った活動はしていません。2025年現在は地元福岡に帰っており、親しかった友人とも連絡を取っておらず、事実上の引退状態でのんびり暮らしているようです。

第8位：鶴見辰吾（俳優）| 大麻

鶴見辰吾さんは「GONIN」等に出演経験のある俳優です。彼は成蹊大学在学中に大麻の所持で逮捕されています。当時から芸能活動を続けており、1984年のドラマ「スクールウォーズ」の森田光男役で出演予定でしたが、降板となりました。

本人は猛反省し、大学も芸能活動も一旦退く事となります。その反省が認められ、後に大学に復帰。ドラマにも別役で出演する事となりました。当時は今と異なり、社会的制裁は緩かったものと思われます。少年時代は優等生役が多かった鶴見さん。

本当はもっと男くさい役がしてみたかったのだそうです。そこで体を鍛えるなど努力してきました。結果順調に芸能界でキャリアを磨き、さまざまな役柄を巧みに演じ分ける「演技のデパート」と呼ばれるようになりました。