覚醒剤や大麻、コカインなどで逮捕された39人の芸能人

第35位：高知東生（俳優）| 大麻&覚醒剤

高知東知さんは、「新・仁義なき戦い/謀殺」等に出演した俳優です。2016年に大麻と覚醒剤の使用で逮捕され、同時に不倫も発覚。執行猶予の判決が出ましたが、妻の高島礼子さんとは離婚しました。

高知さんはホステスの五十川敦子さんとホテルで就寝しているときに、麻薬取締部が踏み込み逮捕となりました。2人は10年前に出会い、高知さんの方から五十川さんに覚醒剤をやってみないかと誘ったといいます。

それから五十川さんは、薬物は一通り経験したと裁判で証言。それから約10年にわたって月に1、2度一緒に覚醒剤を使用するようになったといいます。高知さんは芸能界引退後にエステ店を経営しており、五十川さんは賛助会員でした。

しかし逮捕前に事業は行き詰まり、五十川さんに相談するうちに2人で薬物にハマっていったのだとか。そして裁判中に高島さんと離婚。高島さんは離婚に反対だったそうですが、高知さんの方から離婚届を送ったといいます。

逮捕後、高知さんが経営していたエステ店は赤字で閉鎖。執行猶予中は「ASK依存症予防教育アドバイザー」の資格を取得。薬物依存症の治療と回復に取り組み、依存症問題の啓発活動にも力を入れています。

2020年には自伝『生き直す 私は一人ではない』を出版。自身の経験を通じて依存症の実態や回復の重要性を伝え、講演会のゲストとして講演活動も行っているようです。

第34位：沢尻エリカ | 合成麻薬MDMA

沢尻エリカさんはドラマ「1リットルの涙」などで人気となった俳優です。2019年11月に合成麻薬の所持で逮捕され、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が下されました。

沢尻さんは「1リットルの涙」の主演を演じた19歳の頃から、複数の薬物に手を出していました。彼女の素行の悪さは芸能界でも噂になっており、過去にはクラブで踊る写真が撮られています。

そのため、「これまで有名人が逮捕されるたびに、私も危ないんじゃないかと注意していた」と話していたようです。薬物は知人女性や男性から入手していたそうですが、裁判の時には「いつわりの友情にとらわれていた」とし、ドラッグ人脈は行方をくらましてしまったといいます。

執行猶予中は精神科急性期病院にて薬物を断つ治療を行い、その後は自宅でドラマを見たり語学勉強する日々を送っていたといいます。入院していた際の入院費はエイベックスが負担したそうです。

裁判で「復帰は考えていない」と返答していた沢尻さんですが、違約金もエイベックスが支払っているため、実際引退は難しいといわれていました。

また彼女の演技力は本物ゆえ、復帰を望む声が聞かれます。執行猶予期間も、エイベックスの松浦勝人さんのYouTubeに出演していました。早すぎるのでは？という声もありましたが、松浦さんがいかに沢尻さんを買っているかがわかります。

その甲斐もあってか2024年2月、舞台「欲望という名の電車」で主演を演じ芸能界に復帰します。テレビで彼女を観る日も、そう遠くないのかもしれません。