4. 悲惨な結末
1989年に入った頃には、加害者たちはストレス発散としてF子さんへ暴行するようになっていた。ギャンブルに負けた腹いせや、言いがかりをつけ殴る蹴るの暴行を繰り返し、F子さんは鼻血を出し、部屋中に血や膿が飛び散っていたという。この頃、犯人たちはこのまま続けると死亡するかもしれないと認識していたようだ。
しかし暴行を止めず、手が汚れるからと手をビニール袋で覆い、ガムテープで手を止めて殴ったり、鉄球でF子さんを殴りつけた。
加害者たちは1月4日の午前8時から10時まで2時間リンチを繰り返していたが、F子さんはその日の午後10時頃までに死亡した。
初めてこの事件の詳細を知った時はショックが止まらなかった。
今でも「神様っているのか?」をボーッと考えた時にこの事件が浮かんできて、いたら被害者はこんな酷い事にならないよねって思ってしまう。