18位:橋下徹(弁護士・タレント・政治家)
橋下徹は、弁護士タレントとして活動後、2008年から大阪府知事などを歴任しました。橋下徹の両親は、彼が幼い頃に離婚。父親は小学2年生の頃にガス自殺をしていますが、実はヤクザで刺青を入れていた事がわかっています。叔父もヤクザで、人の命に関わる重大な事件を起こしています。
ただ橋下徹には、ヤクザの父親の記憶はありません。母親は橋下徹が中学1年生の時に別のカタギの男性と再婚。母親と継父は橋下徹一家と同じマンションに住んでいた事もあり、橋下徹は継父の事を本当の父のように慕っています。
家族とは血縁ではなく、共に過ごした期間が形作るもの。父親の素性に対し、子供が責められる事は何もありません。橋下徹の父親の経歴が漏洩したのは2011年であり、彼が大阪市長選挙に立候補した頃。マスコミはネガティブキャンペーンのため、橋下徹の父親の記事を書いたのでした。
橋下徹は記事で初めて実父の経歴を知りました。経歴は全て事実と認めつつ、記事を書いた出版社に損害賠償を起こしたものの、第二審で棄却されています。その後も橋下徹は2015年まで大阪市長を務め、現在は再びタレント弁護士として活動中です。
17位:川岸強(野球選手)
川岸強は、楽天イーグルスや中日ドラゴンズに所属していた野球選手。彼の父親は暴力団に所属していたと噂されており、往年の名選手だった原辰徳を恐喝していたと噂されます。
原辰徳は長らく不倫をしていましたが、その秘密が川岸強の父親にバレてしまいます。読売ジャイアンツの監督就任中の2006年、川岸強の父親は秘密をバラすと原辰徳を脅して1億円を手に入れました。さらに2009年にも父親は原辰徳を脅しています。
一連の顛末を週刊文春がスクープしたのは2016年の事。既に父親は暴力団団員ではなかったものの、野球界を揺るがすスキャンダルとして世間を賑わせました。
ただ川岸強に責任が及ぶ事はなく、2017年からNPB球団の中学生の野球チームの東北楽天リトルシニアの監督に就任しました。2021年10月5日、中華職業棒球大聯盟の楽天モンキーズのコーチに就任し、野球に人生を注いでいます。