6位:貴闘力
貴闘力は、二子山部屋に所属していた力士であり、プロレスラー。彼は力士時代に馬券を購入し、5000円が40万円に増えた事でギャンブル依存症になりました。稽古と食事以外はギャンブルに通い、給与の大半を注ぎ込んでいきます。
結婚で一度はギャンブルをやめるものの、不眠や幻覚などの禁断症状に悩まされ、再びギャンブルにのめり込みます。2010年には、大関・琴光喜名義での野球賭博が発覚。本人も2000万円〜3000万円の借金がある事を告白。相撲部屋を解雇され、後に焼肉店を経営しても、売り上げ金を使い込んでいます。
一連の行動はまさにギャンブル依存症そのもの。貴闘力の父親もギャンブルで借金を作っており、血は争えません。2017年には「依存症への理解を深めるシンポジウム」に参加するなど、自身の体験を発信しています。
5位:粗品(霜降り明星)
粗品はお笑いコンビ「霜降り明星」のツッコミ担当。彼のギャンブル好きは有名で、自身のyoutubeチャンネルでも、ギャンブルをする様子を投稿しています。競馬や競艇を3日間行い、700万円負けた事もあります。
動画内で粗品は自らを「生涯収支マイナス1億円君」と述べていました。ただ、2024年10月に「生涯収支マイナス4億円君」と、金額は段階的に上昇中です。2024年3月には、電気料金の未払いで自宅の電気が止まりました。一連のエピソードがネタの可能性はあるものの、2023年時点の借金は1億円とされています。
圧倒的な負け越しが多い粗品ですが、2024年早々に2400万円の馬券を的中させました。粗品はそのお金を全て、「能登半島地震災害」の義援金に当てています。
ギャンブル依存症と思われた粗品の行動に、驚きと称賛の声が上がりました。ただ寄付の際に競馬に注ぎ込んだ元本と、払戻金にかかる税金を考慮しておらず、1000万円の借金が残っています。それでも迷わず寄付をした事は賞賛すべきところでしょう。