【まとめ】行動や言動の変化が話題になった芸能人30選

28位：坂口杏里（タレント）

坂口杏里は、俳優の坂口良子を親に持つ元タレントです。彼女は2008年にデビューするものの、徐々に奇行が見られ始め、2016年に所属事務所を退職しました。

同年にはセクシー女優へ転向し、2017年に恐喝未遂容疑で逮捕されます。キャバ嬢として働いていたものの、2019年に交際相手のホスト（恐喝した人と同一人物）の家に侵入し逮捕されました。

2022年6月に結婚したものの、翌年に離婚。この期間にけいれんを起こして救急搬送されるなど、話題は途切れません。その後も何度か芸能活動の休止と再開を繰り返していました。

やがて彼女は2024年12月31日に《坂口杏里としての生活を、これで終わりにしたいと思いました》と投稿。2025年から一般人として生活しています。彼女が不安定な性格になったのは、幼少期の体験が関係しているとされます。

母親・坂口良子は、坂口杏里が幼い頃に離婚。元夫が残した40億円の借金を返済するため、家庭を顧みずに働いていました。坂口良子は2013年に亡くなっていますが、母親に甘えられなかった依存心が、他者との距離感がおかしい要因なのかもしれません。

27位：戸川純（アーティスト）

戸川純は、1982年に音楽ユニット「ゲルニカ」でメジャーデビューしたボーカリスト。1984年のソロ時代にリリースした「好き好き大好き」は、2021年にTikTokでバズっており、若い世代でも聴いた事があるかもしれません。

そんな彼女ですが、1995年11月に首を剃刀で切り自殺未遂をしています。所属事務所との方向性の違いや金銭トラブル・ライブビデオの無断販売など、長い芸能生活で起こるトラブルにより精神を病んだ事が原因とされます。

自殺未遂の際、彼女は流れた血で「皆憎」と文字を書きました。頸動脈に達していなかった事もあり、狂言自殺と一部では言われています。3年間の充電期間を経て活動を再開するものの、テレビやラジオの出演は控えます。

ファンも多かったものの、1999年に妹の戸川京子が自殺しており、メディアも扱いにくい存在だったと思われます。ライブは継続するものの、様々な事情が重なり、徐々にメディアに登場する機会は減りました。

ただ戸川純の音楽性を評価する声は多く、2010年代に若者に支持された「神聖かまってちゃん」の「の子」は、戸川純の音楽で救われたと話しています。2017年には芸能生活35周年を迎え、22年ぶりにテレビに出演。現在はYouTubeなども開設するなど、再び動向に注目が集まっています。