1位はまさかのあの映画！海外で大ヒットした邦画TOP20

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なお、全世界の興行収入の総額は以下のサイトを参考にしています。また日本円に換算した場合の金額は、公開年のドルを基準としました。日本映画の歴代興行収入一覧

20位：劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕

「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」は1999年に公開された作品。興行収入は全世界で1億3394万ドル。日本における興行収入は62億円で、1999年の邦画興行成績1位を叩き出しました。

船でオレンジ諸島をめぐっていたサトシ一行は、嵐に見舞われ、アーシア島に流れ着きます。一方、飛行宮に暮らすコレクターのジラルダンは、伝承のみ登場するポケモン「ルギア」を狙っていました。世界が混沌の様相を呈する中、サトシ達はルギア達を救うために奔走します。

本作品は2000年7月にアメリカで公開され、最終的な興行収入は4375万ドル。世界最大の映画レビューサイト「rotten tomatoes」の評価数値は56%。辛口ゆえ評価60％以上で「良作」とされます。

口コミでは「ポケモンファンのためのカンペキな映画」、「健全で楽しく考え抜かれたアニメを楽しむことができる」など、それなりに良いコメントも見られます。

本作の目玉は、アーシア島の伝説を知るポケモン「ヤドキング 」の声優をダウンタウンの浜田雅功が演じている点。ニャースと同じく人の言葉を話し、「こまったなぁ」「やれやれ」が口癖です。映画公開後、ヤドキングを主役にした「ヤドキングのいちにち」というアニメも公開されました。

19位：名探偵コナン 黒鉄の魚影

「名探偵コナン 黒鉄の魚影」は、2023年に公開された作品。世界規模で人気のある劇場版コナンの26作品目にあたります。興行収入は全世界で1億3525万ドルです。

日本では約1ヶ月で100億円の興行収入を叩き出し、コナン作品の人気の高さが伺えます。映画で黒の組織が関与するのは、20作品目の「純黒の悪夢」以来6作品目。ジンとウォッカ、ラム、キールにバーボンと多数の黒の組織が登場します。

本作の見所は、黒の組織の1人であるウォッカ。CIAの1人であるキール（水無怜奈）、公安のバーボン（安室透）と、実は黒の組織にはスパイが多数存在しています。そんな中、ウォッカだけは純粋に灰原哀を追い詰めていきます。

バイトリーダーのように、キールに重要な情報を教えるウォッカ。最終的に灰原哀にも逃げられ、ジンに怒られる。ウォッカの視点で観れば、本作をネタ的な要素として楽しむ事もできるでしょう。

本作における海外の反応は良好。ただ黒の組織のコードネームが「酒」の名前である事に、爆笑する層もいるようです。確かに海外の映画の悪役の名前が「いも焼酎」や「いいちこ」だと笑ってしまうかもしれません。