2位:千と千尋の神隠し
千と千尋の神隠しは、2001年に公開されたジブリ制作による作品です。興行収入は全世界で3億9958万ドル。日本では4ヶ月間の間に、興行収入262億円、観客動員数2023万人を記録。タイタニック を抜き、日本の興行収入ランキングを更新しました。
本作は主人公の千尋が、八百万の神々が住む世界で湯屋で懸命に働くというというもの。宮崎駿が伝えたい事は多々あれ、『兄弟愛』と『前を向いて歩くことの大切さ』を説いているものと思われます。
海外でも本作はジブリ最大のヒット作です。第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞を受賞。2017年には、「ニューヨークタイムズ選定21世紀最高の外国語映画ランキング」で2位に選ばれるなど、根強い人気を誇っています。
1位:劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は2020年に公開された作品、興行収入は全世界で5億713万ドルで、日本円で517億円。国内の興行収入は404.3億円、動員数は2896万人であり、2位の「千と千尋の神隠し」の316.8億円を大きく引き離しました、
本作はジャンプに連載されていた「鬼滅の刃」の、単行本7〜8巻に収録された「無限列車」を映画化したもの。当時は空前の鬼滅の刃ブームの最中であり、作中で活躍した「煉獄杏寿郎」は400億(500億)の男と称されました。
海外でも、鬼滅の刃の人気は高いです。連載は完結したものの、「遊郭編」や「刀鍛冶の里編」と定期的にアニメが放送されています。ラスボスの鬼舞辻無惨との戦いが映画化された時には、無限列車編を上回る興行収入が達成できるのではないでしょうか。