4位:すずめの戸締まり
「すずめの戸締まり」は2022年に公開された新海誠による作品。興行収入は全世界で3億1568万ドル。国内では公開3日で動員数133万人、45日で興行収入100億円を突破。新海誠は「君の名は。」、「天気の子」に続き、3作品連続で興行収入100億円を突破する快挙を成し遂げました。
海外では公開された国・地域全てで初日のランキング1位を達成しました。本作の舞台は宮城県。2011年に起きた東日本大震災が主軸に描かれており、海外でも「新海誠」が震災をどのように描くか注目が集まっていました。
批評サイト「Rottentomatoes.com」によると、公開2日時点で批評家の96%、観客の99%が高評価を上げています。本作はビジュアル野美しさ、震災の凄惨さと3本脚の椅子になった草太というコメディが、良いバランスで合わさっています。本作は、新海誠の最高到達点と言えるのではないでしょうか。
3位:君の名は。
「君の名は。」は2016年に公開された新海誠による作品。興行収入は全世界で3億6846万ドル。国内の興行収入は250.3億円。全世界で414.4億円を突破しており、新海誠の知名度を世界的に広める事となりました。
本作は東京で暮らす少年と、飛騨で暮らす少女の入れ替わり。そして1200年ぶりに地球に接近する「ティアマト彗星」の衝突を描いています。イギリスやフランスのメディアでは、多くの雑誌で星5を達成。アメリカでは「来年のオスカーは強敵がいる」との声が上がりました。
本作では、脚本や映像だけでなく、音楽を担当したRADWIMPSにも注目が集まりました。「前前前世」や「スパークル」など、多くの名曲も生まれています。RADWIMPSは「天気の子」や、「すずめの戸締まり」でも音楽を手がけており、新海誠作品に欠かせない存在となっています。