8位:ONE PIECE FILM RED
「ONE PIECE FILM RED」は、2022年に公開された作品。劇場版ワンピースの第15作目にあたり、興行収入は全世界で2億4637万ドル。国内の興行収入は203.4億円となり、歴代4位の数値です。
本作はシャンクスの出生の秘密や、娘とされるウタの存在など、公開前からファンの関心を引く要素が多々ありました。海外でも90ヵ国以上で公開され、ワンピースが世界規模で人気がある事を知らしめました。
ワンピースの人気が特に高いのは、台湾やフランスなど。アメリカでは2023年8月から実写ドラマ化され、世界配信開始からわずか4日間で1850万VIEWSを達成しました。2019年に尾田栄一郎は「完結まであと5年」と述べたものの、すでにその時期は過ぎており、今後もワンピースの連載は続く事が確定しています。
7位:ハウルの動く城
ハウルの動く城は、2004年に公開された作品です。興行収入は全世界で2億6518万ドル。国内では、公開2日目で観客動員数110万人を突破し、日本映画としては当時最高の初動を達成しました。
本作は呪いで90歳の老婆にされた少女・ソフィーと、魔法使いハウルの物語。イギリスのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」が原作です。海外でも評価が高く、第61回ヴェネツィア国際映画祭において、優れた脚本家に与えられるオゼッラ賞を受賞しました。
脚本や映像は当然の事、本作ではハウルの声優を務めた「木村拓哉」の顔にも注目が集まりました。海外に拡散された木村拓哉の画像は、ハウル役を務めた時より若いものでしたが、「まるで実写版ハウル」と称されました。木村拓哉の造形が海外でも通用する事がわかりますね。