【悲痛】難病と闘いながら第一線で活躍を続ける芸能人TOP30

28位：田中裕二（お笑い芸人）

田中裕二さんは、お笑いコンビ「爆笑問題」のツッコミ担当。彼は2000年に精巣がんとなり、左の睾丸を摘出する手術を行いました。睾丸というデリケートな部位である事、仕事を休業せざるを得ない状況ゆえ、田中さんへの報道のあり方も慎重な配慮が求められました。

いよいよやってきた会見の日。重症説が水面下で飛び交っていたこともあったのか、会場には深刻そうな表情の記者たちが続々と集まっていました。　太田はマイクを握って、第一声。
「田中が“金”取ったー！」
　その場にいた記者さんの緊張からの緩和もあって会場は大爆笑に包まれました。

引用：文春オンライン

相方の太田光さんが、摘出手術をネタにした事に対し、一部の医師から苦言も示されました。ただ精巣癌が進行する要因の一つが、恥ずかしくて病院に行かない事。爆笑問題が病気をオープンにした事で、気になって検査に行く人が増えたようです。

その後、田中さんは放射線治療、転移検査、定期的な血液検査の末、術後5年かけて癌を完治させます。2009年には離婚するなど私生活の混乱はあったものの、2015年には山口もえさんと結婚するなど、私生活も順調でした。

ただ2021年1月には、前大脳動脈解離によるクモ膜下出血・脳梗塞と診断され、緊急入院をしています。今回は重篤な症状ではなく、1ヶ月で退院しています。田中さんは現在も現役で活動中ですが、2025年に還暦を迎えます。そろそろ身体の不調もあちこちに出始める頃。無理のない生活を送って欲しいものですね。

27位：高橋メアリージュン（俳優）

高橋メアリージュンは、2025年の夏ドラマ「奪い合い、真夏。」で主人公の不倫相手の妻である空知未来役を演じた俳優でありモデル。彼女は2013年に難病である潰瘍性大腸炎を患っている事を公表しました。

この病気は大腸の粘膜に慢性的な炎症が発生し、腹痛や血便を引き起こすもの。過去には安倍晋三元総理大臣も発症し、話題になりました。高橋さんは薬を飲み、症状を安定させつつ、芸能活動を続けていました。そんな彼女は、2018年に今度は子宮頸がんを発症した事を告白しています。

2度も病気を公表する事で、病気を売りにしていると思われる事を懸念した高橋さん。それでも病気を告白したのは、以下の気持ちがあったからです。

検診の大切さを伝えることで、子宮を失わずに済む人や、助かる命が絶対にあると思うので。自分はどう思われてもいいから、言おうと。女性の夢が守られるなら、その方が大切だと思いました。

引用：読売新聞

2016年に子宮頸がんの手前となる円錐切除術をうけ、その後の検査でリンパ節転移はない事が判明。2023年1月6日、個人事務所の設立を報告するなど、仕事は順潮なようですね。